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フタラヤ・レーチカ

フタラヤ・レーチカ駅前には、トロリーバスも発着しています。路線図を見ると、ウラジオストクのトロリーバスはここだけらしい。韓国にはトロリーバスはないと思われ、西欧諸国では見かけない角張った車体なのでロシア製かもしれません。

▲ 新しいフタラヤ・レーチカ駅

▲ トロリーバス

暑いので、冷房の効いたショッピングセンターに入り、最上階のフードコートで一休み。NOODLE BAR “TANUKI”で焼きそばらしきものを注文したら、紙の容器で渡された。メニューに“たぬきそば”らしきものは見あたらず。

▲ フードコートのヌードルバー“タヌキ”

▲ 紙箱に入ってきた


バスでウラジオストク市内へ

23系統の韓国製中古バスに乗って、ウラジオストクに戻ります。冷房が無く暑い。

▲ 市内へ戻る23番のバス

▲ バスの車内

市内に入って、ボクロフスキー聖堂が見えたので下車。ここもロシア革命で破壊され、2007年の再建。まだ築10年で綺麗です。

▲ ボクロフスキー聖堂

▲ 聖堂の内部

聖堂から道路の向かい側にあるのが、もと極東連邦大学。今はルースキー島に移転して、建物は使われていない様子。

▲ 極東連邦大学の移転した跡

▲ もとの学舎

でも構内に人影が見えたのでフェンス沿いに行ってみると開口部があり、敷地内に入ると仏像が鎮座しています。台座に貼った石板にロシア語、日本語、英語が刻まれていて、1993年に鳥取県日露協会がウラジオストク市民に寄贈したものだとか。

▲ 構内に仏像がある

仏像の近くに与謝野晶子の歌碑を見つけました。刻まれた詩“旅に立つ”は、1912年にパリまで夫の与謝野鉄幹に会いに行くために敦賀港からウラジオストクに渡り、シベリア鉄道に乗り込んだ際に詠んだもので、82年後の1994年の建立だとか。

▲ 歌碑を見つけた

▲ 与謝野晶子の歌碑

▲ ズームアップすると

近くの公園の中に立つ浦潮本願寺跡の碑。

▲ 浦潮本願寺跡の碑

碑に刻まれた日本語によると、1886年に西本願寺が海外布教所を開いたことに始まり、1914年から37年まで、この地に浦潮本願寺があったのだとか。

▲ 建立は2000年

 

ウラジオストク市内の歴史的建造物

ウラジオストクは明治初期から戦前まで、日本人が居住して日本人町が形成されていました。当時の名残を伝える歴史的な建物を見ながら、ウラジオストク駅に向かいます。

▲ 旧日本人学校

▲ 旧堀江商店(貿易会社だった)

途中で水分補給のため、バーガーキングに立ちよりビールで一息。

▲ バーガーキング

▲ ビールだけ注文

▲ 旧日本領事館の沿海地方裁判所

▲ 旧浦潮日報編集部

▲ 旧朝鮮銀行

旧横浜正金銀行の建物をそのまま使っている、沿海州総合博物館を見学してからウラジオストク駅へ。

▲ 旧横浜正金銀行の沿海州総合博物館

 


シベリア鉄道 モスクワ行きロシア号

ウラジオストク駅の近郊電車のホームには、エレクトリーチカが停車中。この車両、正面窓下のRussian Railways Logo.svgのマークが小さい。

▲ エレクトリーチカ

長距離列車のホームでは、モスクワ行き001列車“ロシア号”がЭП1(EP1)型電気機関車を先頭に長い編成の客車を連ねて発車待ち。途中にあるシベリアのノボシビルスク行きとの隔日運行で、この日はモスクワ行きでした。

▲ モスクワ行きロシア号

モスクワ時刻12時10分、ウラジオストク時刻では夕刻の19時10分、モスクワに向け定刻に発車して行きます。その様子を動画でご覧ください。モスクワまでの所要時間は146時間。6日後の14時13分着予定。

※ 時刻は2017年夏のものです。2018年の夏以降、シベリア鉄道の時刻表示はモスクワ時間ではなく現地時間表示に変更になっています。ご注意ください!

  ウラジオストクを発車して行く001列車モスクワ行きロシア号

 

ハバロフスク行きオケアン号

本日の乗車は、モスクワ時刻14時、ウラジオストク時刻では21時発の005列車“オケアン号(океан=英語のOCEAN)”。一旦ホテルに戻って荷物をピックアップ。現地旅行社のガイドへ、先に行くとの伝言のメモをホテルにフロントに託して駅に向かいます。

駅の時刻案内を見ると、005列車の後にもう1本、15時(ウラジオストク時刻22時)発のハバロフスク行き201列車があるようで、現地ガイドはこれと間違えたのかもしれません。夏季のオンシーズンの増発でしょうか、モスクワの表示もいくつか見られます。099列車は、ロシア号より所要時間の長い格下の列車で、モスクワまで毎日運行しているようです。

▲ 駅の時刻案内

列車は既に入線していて、前から号車番号無しの開放式3等寝台車が1両、次いで1〜6号車が2段ベッド4人個室の2等寝台車で次に食堂車。未確認ですが2人個室の1等寝台があるはずで、8号車の後ろは何故か号車番号が飛んで18号車。いずれも車体にリブのある旧共産圏の標準型のような客車だけど、それほど古いものではなさそう。短距離のためか、ロシア号にある荷物車は連結していません。

▲ 号車番号と行き先

各車の前後2個所のデッキにあるドアのうち1個所だけ開け、それぞれの入口に1人ずつ車掌が立って乗車時に切符をチェック。指定された2号車の車掌は若い女性だったので、“一緒に写真を撮っていい?”と聞いてみたら大きな声で“NO!”。

▲ オケアン号の最後尾

前方から牽引機のЭП1(EP1)型電気機関車か近づいてきて、係員の誘導で連結作業が始まります。

▲ 機関車がやってきた

▲ 連結作業

▲ 機関車を連結


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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