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鷲の巣展望台

ケーブルカーを降り、道路の下をくぐってから階段を登ると、正面に金角湾と黄金橋を見下ろす鷲の巣展望台。右にはウラジオストク駅と客船ターミナル、左にはケーブルカーの駅があり、湾奥に向かって海岸には造船所の施設が並んでいます。

▲ ケーブルカーから見た金角湾

▲ 金角湾をまたぐ黄金橋

▲ 鷲の巣展望台からウラジオストク駅方面

もう一段上にも展望台があり、いずこも同じ、ワイヤーに取り付けられた二人の名前を書いた無数の南京錠。でも、ここは海からの潮風が吹き付けるので、真っ赤に錆びついています。

▲ もう一段上にも展望台がある

▲ ワイヤには南京錠がビッシリ

カメラマンに向かってポーズを決めるのは新婚さん? それにしては、男性の服装がラフ?

▲ 新婚さんの撮影?

▲ 対岸のトロール漁船

鷲の巣展望台の近くの道路を路線バスが通るのが見えるけど、バス停の場所がわかりません。ケーブルカーでスヴェトランスカヤ通りまで降りて、バスでウラジオストク駅に戻ることに。

▲ ケーブルカーの山上駅と海岸沿いの造船所

▲ ケーブルカーで下る

東京のつもりで前から乗って先に運賃21ルーブル(約40円)を払ってしまったけど、ワンマン中乗り前降り均一運賃後払いの関西方式でした。

▲ バスでウラジオストク駅へ

ウラジオストク駅前広場の向かい、スーパーマーケットの上にあるカフェテリアで昼食に。

▲ これで“スーパーマーケット”と書きます

▲ 駅前のスーパーの上のカフェテリアで昼食


トラムに乗りに路線バスで

午後からは、東の郊外にL字型に1路線だけ残った6番のトラムに乗りに行くことに。Googlemapで調べると、北の始発のМинный городокの近くにあるБаляева行きのバスが駅前から出ていることがわかります。バスの系統番号は7Tで、かつて7番のトラムが通っていたルートをたどる電車代替バスのよう。

▲ ウラジオストク駅前バスターミナル

▲ 7T番のバスに乗車

車内にハングル表記の残る大宇製の中古バス。ウラジオストクの路線バスは、固定窓の車両以外は冷房が付いているのに使わずに、夏でも窓を開けています。

▲ 韓国の中古バスの車内にハングルが残る

途中には、車窓から線路の残る廃線跡が見えるところもあり、終点でバスを降りて青空市場を抜けるとトラムが方向転換をするループ線が見えてきます。都電荒川線と同様に専用軌道だから、この6番のトラムだけ残されたのでしょうか。

▲ 終点で降りて市場を抜ける

 

ウラジオストク郊外に唯一残る6番のトラム

ループ線の一角にベンチがあり、乗客が待っているところがМинный городокの停留所らしい。

▲ ループ線の途中に6番のトラムの停留所

しばらく待つと、赤白の塗り分けと黄色の2両編成がやってきた。この2両は旧ソ連の国々では一般的な、シベリアのウスチカタフ車両工場製。片運転台で外吊りの扉は右側だけ。工作の容易性だけを考えたデザインか、不細工な四角い箱の赤白3扉車はソ連時代、黄色の4扉車はソ連崩壊後の1990年代の製造で、出来も悪ければメンテも悪のでしょう、いずれも写真で見る以上に実物はボロボロです。

▲ 2両編成が現れた

その2両編成は乗客を乗せずに停留所を通り過ぎたと思ったら、何と1両目の床下から薄い煙が立ち上り、周囲にゴムの焦げる臭いが漂います。よく見ると前の車両はビューゲルを下げていて、どうやら基本は単行運転で、故障して動けなくなった赤白を後ろの黄色が押してきたようです。

この2両はループ線の向こう側でしばらく停車後に、そのまま行ってしまいます。折り返し線のある日本と違い、ループ線方式では一旦終点まで行かないと折り返して故障車を車庫に収容することができません。

▲ 方向転換してそのまま行ってしまう2両編成

次にやってきた、青と黄色のウスチカタフ車に乗車。この古いソ連時代の車種が一番多いようです。3扉のうち後部は使わずに、中乗り前降りワンマン後払いで14ルーブル(26円)とバスより安い。

▲ 次に来たソ連時代のトラム

▲ トラムの後ろ姿

車内は簡素な鉄パイプと木でできたシート。ルーツを米国PCCカーに持つ技術でしょうか、他の車種も含め全て駆動系は共産圏の標準型チェコスロバキアのタトラカーと同様、直角カルダンの内側枠台車に非常用電磁吸着ブレーキ装備の高性能車で静かな走り。でも、いくら軌間が1524mmの広軌でもヘロヘロの線路では、危なくてスピードが出せません。

▲ ソ連時代のウスチカタフ車の車内

▲ ソ連崩壊後のウスチカタフ車

路線は郊外の専用軌道を南へ、廃止されたウラジオストク駅からスヴェトランスカヤ通りを来る系統と合流していたЛуговаяには分岐のポイントが残り、ショッピングセンターがあって乗客が入れ替わります。次のСпортивнаяには庶民的な市場があり、ここで東に向きを変えます。一旦東の終点のСахалинскаяまで行ってからこの市場まで戻ってくることに。

▲ これも1990年代のウスチカタフ車

▲ 運転席の右にお釣りの小銭

終点近くにある車庫に、先行した故障車を収容したのでしょう。車庫線から本線側に切り替えるため、運転士がバールを持って降りて手動でポイントを転換。

▲ 運転士がバールを持って降りてポイントを転換

4枚折戸で前後2扉の丸いトラムは、ラトビアのリガ車両工場製。もちろん独立前の旧ソ連時代の製造。

▲ 丸い車体のリガ車

途中で頻繁にすれ違うので、昼間でもトラムは頻発しています。車庫まで戻って乗務員交代を行っているのか、終点Сахалинскаяのループ線で方向転換した後、乗客を乗せずに行ってしまうトラムも。

▲ 終点近くの専用軌道を走る旧型ウスチカタフ車

▲ 東の終点のサハリンスカヤ

▲ ソ連崩壊後のウスチカタフ車は4扉

▲ 終点のループ線で方向転換


 

 

 

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