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ショッピングセンターに行ってみたけど

下船後ホテルに戻ってしばし休憩。土産の買い出しと夕食を兼ねて、子供鉄道の帰りに立ち寄るつもりだった大型ショッピングセンターのНК Сити(エヌカーシティー)へ1番のトロリーバスで行くことに。

往きの1番のトロリーバスは新型車

エヌカーシティー

土産は入手できたもののフードコートは見つからず、新たにレストランを探すのも疲れたので、エヌカーシティー内のスーパーマーケットでビールと総菜を買い、トロリーバスでホテルに戻ります。非常食を兼ね、オケアン号のサモワールのお湯で車内で夜食にもできるかと荷物に入れてきて、結局食べずに持ち歩いたカップラーメンの消費も兼ね、ささやかな最後の晩餐。

帰りのトロリーバスは年季が入ったベテラン車

最後の晩餐はホテルで


ハバロフスク空港

極東ロシア6日目はもう帰国日。朝からハバロフスク空港に向かいます。国際線も発着するとはいえ、日本の地方空港程度の小さな空港。

ハバロフスク空港

▲ チェックインカウンター

関空は直行便がないので、ウラジオストクで乗り継ぎ。チケットはアエロフロートで発券されているものの、ウラジオストクまでの国内線はオーロラ航空のコードシェア便でした。

出発と到着案内

キッズコーナーもある

オーロラ航空

ハバロフスク空港を離陸すると、眼下にアムール川。国内線でも機内食が出てきます。サンドイッチのパサパサ度合は、往路のS7航空より多少はマシかも。

眼下にアムール川

オーロラ航空国内線の機内食

 

ウラジオストク空港の旧ソ連の飛行機

飛行時間1時間ほどでウラジオストクに着陸。ロシアではずっと好天に恵まれたものの、最後で雨になりました。ここはロシア空軍の基地を兼ねているようで、雨で霞んでいるものの軍用機の姿も見られます。その他に、ロシアや中国の珍しい飛行機がいろいろ。残念ながら、平壌から定期便のある北朝鮮の高麗航空は見かけませんでした。

▲ 軍用のプロペラ機

▲ 手前は空軍のツポレフ(ТУ)154

空軍のイリューシン(Ил)76МД

▲ ウラジオストク航空のヤコヴレフYak-40

▲ 漢能公務航空G550

▲ オーロラ航空のDHC-6とDash8

 

空港連絡鉄道アエロエクスプレス

乗り継ぎに時間があるので、ウラジオストクと空港を結ぶアエロエクスプレスを見に行くことに。ターミナルビルと駅は渡り廊下で結ばれていて、動く歩道も設置されています。

▲ アエロエクスプレスの空港駅への通路

▲ 空港駅

▲ ほとんど乗客がいない

自動改札機があるので、入れるのはその手前まで。電車は入線しているものの、発車までまだ時間があるとはいえ乗客は誰もいない。駅からターミナルビルに戻ってくると、手荷物検査が待っています。

▲ 自動改札

▲ 発車時刻案内

▲ ホームにはエレクトリーチカが停車中

 

関空経由で羽田へ

出国した先にある免税店はこれだけでショボい。向こうにいるオレンエアは、アエロフロートに吸収されて存在しないけど旧塗装のまま。

▲ 免税店はこれだけ

▲ S7航空の関空便とオレンエア

帰国のS7航空の関空便でも、機内食はやっぱりパサパサのサンドイッチだけ。

▲ 帰りの機内食もパサパサのサンドイッチ

▲ 大鳴門橋が見えてきた

関空でANAの羽田便に乗り継ぎます。JALに比べコードシェア便のあるANAは本数が多く、マイルの特典航空券をS7からの乗り継ぎに余裕をもたせて予約していたので、国内線カウンターで1つ前の便に変更できてラッキー。

▲ 関空に到着

▲ ANAに乗り継ぎ羽田へ


旅のヒント

2017年の7月に関空からのエアとホテル、それにシベリア鉄道だけで観光無し、5泊6日(正味現地中4日)のパックツアーで極東ロシアのウラジオストクとハバロフスクに行きました。日本から2時間のヨーロッパ、両都市のトラムにシベリア鉄道の寝台車と近郊電車エレクトリーチカ、ハバロフスクの子供鉄道に乗って、中身の濃い旅行ができました。通常の市内観光だけなら、ウラジオストクとハバロフスクにそれぞれ1日あてれば十分かもしれません。

この旅行の時点では、観光でロシアへの入国にビザが必須で、その申請には旅行会社が発行するバウチャーが必要でした。いろいろと面倒なのと、ウラジオストク空港が成田ほどではないものの街から遠く、日本からの便の到着時刻からみて公共交通機関が使えるか微妙だったので、空港送迎のあるパックツアーにして、ビザの手数料も比較的良心的だった同じ旅行会社に依頼しました。

訪問直後の2017年8月からウラジオストクに限定で、事前にネットからバウチャー等が不要で電子ビザが申請できるようになり、2018年8月19日からサハリンやカムチャッカを含む、ロシア極東全体で11個所の検問所に拡大されました。対象は、日本、中国、北朝鮮、シンガポールなど18カ国で、韓国人の場合は観光では以前からビザ免除でした。

今回追加された電子ビザ対応には、中ロ国境の検問所が何カ所かあり、中国人観光客を主なターゲットにしているようですが、日本人にとってもこれで極東ロシア訪問のネックが1つ解消されることになり、飛行時間わずか2時間のヨーロッパを訪問する日本人が増えるものと思われます。ただし、電子ビザは地域が限定され、ウラジオストクとハバロフスクでは電子ビザの種類が異なるため、この両都市を訪問する場合は、従来通りロシアのビザが必要になるようです。

2017年7月旅
2018年8月記
2020年5月改


お役に立つリンク集

これからお出かけになる方や鉄道ファンの方に役立ちそうなリンクをそろえました


 

 

 

 

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