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ベトナム統一鉄道ダナン駅

ダナン駅の正面には、D20E型ディーゼル機関車の牽く列車の大きな写真が掲げられています。駅前を一回りして、昼食に適当な店を探してみたけど、あるのはカフェばかり。それならホームにあった売店でと駅に戻ったら、SE3列車はサイゴンに向けて発車したあとで、もうホームに立ち入れません。

列車の写真が掲げられたダナン駅舎 待合室
出札窓口 待合室の売店

やむなく、駅舎内の売店にあったカステラのようなものを買い込み、食いっぱぐれたときのために日本から持参の食料を取り出して、待合室のベンチで。

駅前広場には、かつてのベトナム鉄道の主力機、フランス製の141型蒸気機関車が保存展示されています。軸配置は、日本のD51と同じ1D1のミカド型。

こんなものを買ってみた 駅前に保存されたフランス製の蒸気機関車
軸配置は1D1のミカド タクシーでホイアンへ

ダナンから30km南東にあるホイアンへは、バスもあるものの駅前は通らず、外国人と見ると車掌が運賃をつり上げてぼったくるとのネット情報もあります。駅前に比較的信用できるとされる数社に含まれるマイリンタクシーを見つけたので、これでホイアンに向かいます。クルマが海岸沿いの道に出ると、ベトナムとは思えない高級ビーチリゾートが続きます。


古都ホイアン

30kmの距離を40分ほどでホイアンのホテルに到着。しばし休憩後、世界遺産の旧市街へ散策に出かけます。ホイアンは15世紀から19世紀にかけてアジアとヨーロッパの交易の中心地として栄え、朱印船貿易の時代には日本人商人も訪れ、タイのアユタヤと並んで日本人町が形成されていたのだとか。ホイアンの街中では、欧米人観光客の比率が高く、彼らが感じるアジアがここにあるここにあるのでしょう。

まずは、旧市街に何ヶ所かあるチケット売り場で、5枚綴り12万ドンの入場券を買います。有料の施設に入るときに1枚ずつ切り離して使いますが、外国人料金を設定しているようで、1個所600円以上。京都のお寺なみで、ベトナムの物価からするととてつもなく高い。

おっ アオザイだ 来遠橋(日本橋)
トゥボン川の小舟と木造漁船

ホイアンの旧市街は狭く、観光客を乗せた手こぎの小舟が行き交うトゥボン川沿いの通りと、並行する一本奥のチャンフー通りがメインストリート。チャンフー通りの西の端にあるのが、2万ドン紙幣に印刷されている16世紀末に架けられた来遠橋。屋根のある橋で、日本人が架けたという説があり、別名日本橋。有料のためとりあえず外観でけ見ておき、店番がいなくなる夕刻以降に戻ってくることに。

トゥボン川沿いのお店 欧米人観光客もノンをかぶって天秤棒を担ぐ
メインストリートのチャンフー通りをシックローが行く ホイアン市場

古い街並みの多くは商店やカフェになっていて、中にはプチホテルも。ホイアン市場は、地元民の食材調達場所。

チャンフー通りには、中国から渡ってきた華僑が同郷出身者の互助や親睦を目的として建てた会館がいくつもあります。無料で入れる瓊府会館は海南島出身者、同じく明郷華先堂はモンゴル民族の清による明の滅亡前後にベトナムに移住した漢民族の子孫である明郷の会館だとか。

ホイアン市場 瓊府会館
明郷華先堂とその内部

福建省出身者の福建会館は有料のため、表から覗いただけで無料の中華会館へ。ここは華僑全体の会館のようで本殿には海の守護神である媽祖が祀られています。台湾と同じだな。

福建会館 中華会館の中庭
中華会館とその内部

 

均勝號(クアンタンの家)

チケットを使って入ってみた均勝號は、築300年のホイアンの代表的な建築。京の町家のように、間口が狭くて奥行きのある平屋建て。中庭があり、土間の台所では薪の竈に鍋がかけられています。

築300年の均勝号(クアンタンの家) 京の町家のように奥行きがある
入口の上に神棚 奥に中庭がある

実際に家族が生活している家の中を公開しているようで、入口では家主がチケットを受け取り、奥では名物のホワイトローズを作る女性の姿も。有料で試食もできるそうですが、夕食にホワイトローズの専門店に行くつもりでここではパス。

ホワイトローズを作る女性 土間の台所
薪の竈 現役の井戸

 

来遠橋(日本橋)

夜になり美しくライトアップされ、店番のいなくなった来遠橋に戻ってきました。橋の内部、両側には猿と犬の像が祀られています。この橋は、申年に造り始めて戌年に完成したのだとか。足かけ4年もかかっていますね。橋の中には小さなお堂もあり、昔の橋の写真も飾られています。

ライトアップされた日本橋 日本橋の入口
猿の像と犬の像が鎮座している
橋の上にある小さなお寺 昔の写真も掲げられていた

 


 

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