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ホアロー収容所

ホテルをチェックアウト後、当初の計画では前日に行ったドンスアン市場の先にある、ロンビエン駅とベトナム戦争の攻防戦の舞台となったホン河に架かる鉄道道路併用橋のロンビエン橋を見て、近くのバスターミナルからバスで陶器で有名なバッチャン村に行こうかと思っていたものの、ぼったくられてからタクシーに乗るのを躊躇し、とりあえず逆方向のハノイ大教会を見に行くことに。

ハノイ大聖堂前の小さな食堂でお昼に

昼間なのに大教会の扉が閉まっています。ガイドブックを見ると、11時から14時まで昼休みのようで、またあとで出直すことに。すぐ前の小さな食堂でお昼にします。

近くに、ホアロー収容所があるので行ってみることに。19世紀末のフランス植民地時代に造られた広大な監獄で、アメリカのニュースサイトCNNが“東南アジアで最も怖い観光スポット”として紹介しているそうで、ベトナム戦争当時は捕虜収容所になり、“ハノイ・ヒルトン”の別名もあったとか。

ホアロー収容所の入口 足かせをはめられた囚人
壁のレリーフ ギロチン

現在は、敷地の大部分は再開発で高層ビルとなり、ごく一部が歴史を伝えるために博物館として公開され、独房、集団房、当時の様子を描いたレリーフなどが展示されています。

 

女性博物館

近くの学校からは、中学生か高校生か、もう下校時間なのか校門から自転車に乗って生徒達が出てきます。続いて、ベトナム人女性をテーマにした女性博物館へ。ベトナムの民族衣装であるアオザイはチャイナドレスがベースになっているのだとか。でも日本の和服と同様に、街中で着ている人はまず見かけません。その他、山岳少数民族の衣装や刺繍なども展示されています。

高校生の下校時間 女性博物館
民族衣装のアオザイ 山岳少数民族の衣装

 

ホアンキエム湖の玉山祠

ホアンキエム湖まで戻ってきました。湖の中に建つ亀の塔、夜のライトアップではきれいに見えていましたが、昼間はこんな感じ。前日の夜は入場時間が終わっていて入れなかった、島の中にある玉山祠に行ってみることに。

デパートの前を行くバス 亀の塔
湖の中の玉山祠 入口の“福”と“禄”

観光客で賑わう“福”と“禄”の門をくぐり、虎と龍の間を抜けて入場券を購入。あれ、切符を買わないでも島への橋を渡れると思ったけど、渡り終えた先の門でしっかり切符をチェックしています。

虎と龍の間を抜けて 橋を渡るとこの門で入場券のチェック
玉山祠へ タンロン遺跡入口の端門

本殿に入ると、いくつかの像があります。三国志の武将の関羽と、医学の神様の呂祖、文学の神様の文昌帝君が祀られているとのことですが、どれが誰やら。

湖に棲息していた、体長2mの大きな亀の剥製が鎮座しています。ホアンキエムは漢字では湖還劍と書き、15世紀に皇帝レ・ロイが、湖に棲む亀から授かった宝剣で明の軍を駆逐してベトナムを中国支配から解放し、その剣を湖の中に立つ亀の塔の場所で亀を通じて神に奉還したとの伝説の場所だとか。

端門の楼閣 近代的な建物

ハノイ訪問時はまだもう一匹、ホアンキエム湖に大きな亀が棲息しているといわれていましたが、2016年1月に体長約1.8m、体重200kgの亀が死んだとの報道がありました。また剥製になるのかな。

 

ハノイ大教会

ホアンキエム湖周辺を一回りして、ハノイ大教会に戻ってきました。結婚式が行われたようでウエディングドレスの新婦さんと花で飾られたクルマがいます。これも、フランスが残していった文化でしょう。

ハノイ大教会はフランス植民地時代の19世紀末の建築。2つの尖塔を有するネオゴシック式ですが、湿度の高い東南アジアだからか、外部は汚れて黒ずんでいます。ステンドグラスから光が差し込む堂内は見違えるように美しく、結婚式の余韻が残っています。夕暮れが近づくと、クリスマスの飾り付けがまだ残っているのでしょう、教会の前庭にあるLEDの飾りが輝きはじめます。

ハノイ大教会と神父さんに結婚式で飾られたクルマ
結婚式の飾り付けの残る堂内

教会前の通りは、学校帰りの小学生を乗せたバイクで混雑。ハノイでは、子供の学校への親の送り迎えが一般的なのでしょうか。

大教会前のクリスマスの飾り付け 下校の小学生を迎えに来た親

 

チャーカー タンロン

夕食は、ハノイの郷土料理のチャーカーの専門店チャーカータンロンへ。店に入ると、メニューはチャーカーだけだけどいいねと念を押されてテーブルへ。チャーカーは、白身の淡水魚である雷魚のぶつ切りをカレー粉で炒め、香草とライスヌードルのブン一緒に食べる料理。テーブルにコンロをセットして、店の人が目の前で調理してくれます。これがなかなかおいしい。

チャーカーの専門店 チャーカーで夕食

 


ベトナム統一鉄道ハノイ駅

ハノイからホーチミンの間には、毎日5本の直通列車があり、所要時間は30時間から40時間程度。いずれも夜行2泊となります。我々が乗車するハノイからベトナム中部のフエまでは688km、ちょうど夜行列車1泊の距離。ハノイの旅行会社には、ハノイ19時30分発、フエに翌日の8時56分着のSE1列車のソフトベッド上段と下段各1をオーダーしました。

ところが、当日はSE1列車が運行しないとのことで、ハノイ20時40分発、フエに翌日の9時40分着のSE19列車の提案が返ってきたので、これのソフトベッドを依頼。調べてみると、途中のダナン行きの列車のようです。

ハノイ駅 SE1列車 機関車の次位は食堂車

ホテルに戻り、タクシーを呼んでもらってハノイ駅へ。駅舎は20世紀初頭のフランス植民地時代に建設されたもので、GA HANOIのネオンのともる中央部は、ベトナム戦争で破壊された後、修復した部分なのだとか。線路幅は、他のインドシナ半島の諸国と同じメーターゲージ。ハノイから南へフエ、ダナンからホーチミン方面の他、東のハイホン、北西のラオカイ方面等に線路が延びています。

駅本屋側のホームに停車しているのは、旅行会社から運行しないと聞いていたSE1列車。先頭のディーゼル機関車と次の食堂車はホームを外れて停車しています。次のリクライニングシートのソフトシート車から後ろの車両には“TOA 1”などと書かれたサボがかかっていますが、これは行き先ではなく号車番号らしい。

ソフトシートはリクライニング可 ソフトベッドの寝台車
車掌が出入り口に立つ ソフトベッドの寝台車の廊下側

片側廊下の寝台車は2段寝台のソフトベッドと3段寝台のハードベッドがあるが、いずれもドアの付いた個室になっています。中国の列車と同様に、発車前にはデッキにクリップで号車番号の札をとめ、車掌が立って乗客の切符を確認しています。

定刻にSE1列車が発車していくとSE19列車の乗車案内があり、跨線橋を渡って乗車ホームへ。指定された6号車のデッキの前に、担当の若い女性の車掌が立って切符をチェック。

SE1列車が発車して行く 跨線橋から見たハノイ駅の列車
夜行列車の並ぶハノイ駅のホーム 車掌が出入り口に立って乗客を迎える

ベトナムの鉄道は、他のインドシナ半島の諸国と同じ線路幅1mのメーターゲージ。車両はJRよりやや小ぶりのように見受けます。


 

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