HOME  page1  p2  p3  p4  p5  p6  p7  p8  p9  p10  p11  p12  p13  p14  p15  p16  p17  p18  page19


剥皮寮歴史街区と郷土教育中心

龍山寺の外門前の道を東に向かうと、赤いレンガ造りの2階建て、清の時代の古い建造物が残る歴史的な街並み、“剥皮寮歴史街区”があります。最近整備されたのでしょう。路地の裏に回ると木造平屋建ての日本建築も修復されていて、なかなか良い雰囲気です。

剥皮寮歴史街区

その一角に“台北市郷土教育中心”があり、内部が公開されています。半世紀前の生活が再現されていて、真空管のラジオや子供の遊び道具、輪タクなどの懐かしい品々が展示されています。表の通りでは、本物のポン菓子屋さんが営業中。

台北市郷土教育中心 レトロな室内
半世紀前の子供の遊び道具
三輪車砲得快 表の通りにいたポン菓子屋さん

 

西本願寺

大型スーパーの家楽福(カールフール)に立ちより、土産を仕入れてから台北の渋谷、西門町に向かいます。地下鉄西門駅からほど近い、台鉄の西部幹線が地下に移行した跡の広い通りに面した公園に、新しい鐘楼が建っています。この道は何度も通っているのに記憶ありません。

もとは、日本統治時代の19世紀末に京都の西本願寺が布教のために台北に建てた別院がこの地にあり、戦後は廃寺となり1975年に残った建物も火災で焼失したまま放置されていたのを、2013年に台北市が再建したのだとか。

大型スーパーの家楽福 西本願寺の鐘楼
本堂の台座 樹心会館

本堂が建っていた台座も階段が修復され、残っていた赤煉瓦造りの樹心会館を整備して、その中でパネルによる“西本願寺的建築群”の展示が行われていました。

樹心会館内の展示“西本願寺的建築群”

 

西門町

昼食に台湾素麺の有名店、西門町にある阿宗麺線に立ち寄り、行列に並んで釜で茹でたモツ入りの大腸麺線を受け取ります。素麺を短くぶつ切りにしてあるので、とろみのあるピリ辛スープとともに箸は使わずレンゲでいただきますが、屋台でもないのに店には椅子もテーブルもなく、客はみんな道路で立ち食いです。

みんな道路で立ち食い お釜でつくる麺線
豚のモツ入り大腸麺線 紅茶スタンドで珍珠奶茶をゲット

続いて、紅茶スタンドで珍珠奶茶(タピオカミルクティー)をゲットして、北門を抜けて迪化街へ。途中で、台北と桃園国際空港をむすぶ桃園機場捷運の、台北駅乗り入れ地下工事現場らしきところを横切ります。例によって遅れていますが、2015年中には開業する予定だとか。

 

迪化街

迪化街へ来たのは、前年にこの通りに面した“大稻埕故事工坊前”の歩道に線路が描かれていたものの、月曜休館なのか閉まって訪問できなかったための再訪です。でも、期間限定の企画展だったらしく、今回は歩道の線路は跡形無く消えていました。

台北霞海城隍廟
お参りの女性 平安茶をいただいた

すぐ前の台北霞海城隍廟に立ち寄ります。平日にもかかわらず、月下老人に願掛けに来る若い女性でいっぱいですが、場違いなオジサンは甘い平安茶だけいただいて帰ります。ナツメとクコを煮出した、御利益のあるお茶だとか。

 


松山空港から羽田へ

ホテルで荷物をピックアップして、地下鉄と新交通システムを乗り継いで台北国際航空站(松山空港)へ。夕刻の羽田便で帰国です。中華航空が積んでいる、台湾で製造している三寶樂(サッポロ)黒ラベル、日本のと味が違うんですけど。

台北国際航空站(松山空港) 中華航空の機内食 三寶樂卑酒

2014年3月旅
2015年6月記


お役に立つリンク集

これからお出かけになる方や鉄道ファンの方に役立ちそうなリンクをそろえました


 

 

 

 

 

 

  

inserted by FC2 system