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ツェルマット散策

山から下りたあとはツェルマットの散策です。駅前から南にのびるバーンホフ通りがツェルマットのメインストリート。お土産屋さんやレストラン、ホテルなどが建ち並び、大勢の観光客で賑わっています。排気ガスを出す自動車は乗り入れが禁止されているので、通るのは電気自動車と馬車だけ。でも、馬の落とし物は放置しないで何とかしてほしい。

       
駅から続くバーンホフ通りの賑わい         マッターホルン博物館

教会のある広場の隣に、マッターホルン博物館があります。スイスパスが有効なので入ってみることに。マッターホルン登頂の歴史や、昔のツェルマットの生活の様子を再現した模型などの展示があり、日本語のパンフレットも用意されています。

教会の裏のマッター・フィスパ川沿いには墓地があり、地元の人々とともに、登頂を目指して命を落としたアルピニスト達も、マッターホルンを見上げるこの地に眠っています。

教会とその裏の墓地 アルピニストの墓標も
ツェルマットの家並みのかげから マッター・フィスパ川に架かる橋の上から

川沿いの昔ながらの風景を残す古い地区にある木造高床式の穀物倉庫は、ネズミなどが柱をつたって倉庫に上がってこないよう、倉庫の床と小屋を支える柱の間にネズミ返しの円盤状の石をはさんでいます。この地方独特の造りなのだとか。

       
建物の基礎にネズミ返しの石板がある小屋

 


首都ベルンへ

今夜の宿泊地は首都ベルン。昨日泊まったブリークのホテルに荷物を預けているので、MGBのブリーク行きの列車でツェルマットをあとにします。

バーンホフ通りの電気自動車 MGBツェルマット駅

車窓からは、マッターホルンは見えなくなりますが、まだ雪山が望めます。列車は勾配を下り、やがて雪山も彼方に消えますが、今朝登ってきたときには低く垂れ込めていた雲がすっかりなくなり、見晴らしが良くなっています。往路で撮り損ねたザンクト・ニクラウスの葱坊主や、シュタルデンのロープウエーもカメラに納めます。

車窓の雪山ともお別れ ザンクト・ニクラウス駅近くの葱坊主
雲が晴れてくっきり シュタルデン駅と谷の対岸をむすぶロープウエー

新しいレッチュベルク基底トンネル経由ベルン方面への接続駅、フィスプを過ぎてブリークが近づくと、ブリークから分岐するBLS AGの旧線経由ベルン方面行きの列車が、山の中腹を登っていくのが見えます。篠ノ井線の姨捨をしのぐ雄大な眺めが堪能できるとのことで、ブリークからこの旧線経由のローカル列車でベルンに向かう計画を立てていたのですが、やっぱり早くベルンに着きたいので新線経由のICにすることに。

山の中腹を登るBLS AGのローカル列車 終点ブリークに到着

ブリーク駅前のホテルで荷物をピックアップして、ブリーク始発のベルン、チューリッヒ方面のICに乗ります。食堂車を連結しているのですが、まだ準備ができていないようで、ベルンまでの所要時間も1時間では無理があります。それにしても、ちょっとユニークなテーブルの配置ですね。

       
国鉄ICの食堂車         ベルン駅フードコートの中華

ベルン中央駅前のホテルにチェックイン後、駅ナカで夕食に。地下のフードコートで見つけた中華料理のコーナーでは、英語が通じなくても指さしだけで注文OK。でも、盛りつけた五目焼きそばの量を見てとても食べきれないと思い、チャーハンはキャンセルに。テーブルに運んだ料理を見て、通りすがりの若いアジア系の女性が中国語で聞いてきます。彼女も母国の味が恋しくなったのか、同じものを注文しています。


夕暮れのベルン旧市街散策

翌日は午前中にベルン市内を観光し、午後の列車でローザンヌに向かう計画でしたが、天気が良くなってきたので予定を変更して午前中にベルナーオーバーラントに再チャレンジすることに。そのため、今日中に可能な範囲でベルン旧市街を見ておくことに。

ベルン中央駅前の電車通りを東へ、13世紀末の牢獄塔をくぐると旧市街のマルクト通りですが、これが大変なことになっています。トラムの線路も道路の石畳も剥がされて工事中。両側の建物の下のアーケードの歩道だけは通れますが、こんな道はパスして1本南の連邦議会議事堂前の通りに迂回します。

       
牢獄塔         旧市街のメインストリート マルクト通りは工事中
       
連邦議会議事堂         時計塔は午後9時5分

ちょっと遠回りをして、13世紀から時を刻み続けている時計塔まで来ました。時刻は午後9時を回り、傾いた夕陽が塔の上部だけを照らしています。ここは、南北に走るトラムの線路からベルン駅方面の系統が西に向かって分岐する交差点ですが、駅方面のマルクト通りが工事中のため、7系統と9系統の残りの部分を統合して、臨時の7/9系統として南北で運行しているようです。

       
子供を食べる男が立つ子食い鬼の泉         7/9系統の部分低床の3車体連接車

旧市街の通りの真ん中にはたくさんの噴水があります。時計塔から電車通りを少し北に行ったところに立つのが、男が子供を食べる子食い鬼の泉。市立劇場を過ぎた先では、アーレ川にかかる高いアーチ橋、コルンハウス橋をトラムが渡っていきます。

7/9系統分低床の3車体連接車 市立劇場
コルンハウス橋から見下ろす蛇行するアーレ川 コルンハウス橋から旧市街のカトリック教会と大聖堂

橋の上からは、蛇行するアーレ川と夕陽を受けて輝く旧市街、ベルン一高い大聖堂とカトリック教会の尖塔が見渡せます。天気がよいときは、ここからベルナーオーバーラントの山々も見えるとのことですが、低いところに雲がかかっています。

コルンハウス橋を渡るトラム コンビーノの全低床車もいます

時計塔まで戻って、マルクト通りから名前を変えたクラム通り入ります。ここはベルンで一番古い13世紀からの旧市街。石畳の通りにトラムの線路はなくなり、トロリーバスの架線は残っていますが、マルクト通りが通れないのでバスで代走でしょう。

       
夕暮れの旧市街         ベルンのシンボル 熊の噴水

通りの真ん中には、一定間隔で噴水があり、クルマが避けて通ります。両側はアーケードのある商店街ですが、もうどこもみんな閉店していて人影もまばら。その一角に、アインシュタインの家の表示が出ています。20世紀の初め、天才はここに住んで特許庁に勤務していたのだとか。

ベルン旧市街クラム通の噴水 アインシュタインの家

市庁舎とその横に建つカトリック教会の所で、ちょうどベルン中央駅行きのバスが来たので、今日はこれまで。バスに乗ってホテルに戻ります。

       
市庁舎         カトリック教会

 


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