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太湖のほとりの無錫

無錫は、琵琶湖の3.6倍の面積を持つ、中国で3番目に広い淡水湖である太湖に面した都市です。太湖とその周辺は中国有数の景勝地で、蘇州とならんで無錫にも中国各地から大勢の観光客が訪れます。湖の風景を巧みに取り入れた名園、蠡園に隣接するホテルに宿泊しました。朝のラジオ体操のように、翌朝はホテルの庭で太極拳の練習です。

標語が掲げられた無錫駅 太湖のほとりの蠡園
景観に水面を取り入れた蠡園

船に乗って太湖の湖上遊覧に出かけます。

ホテルの窓からみた太湖と蠡園 太湖の遊覧船
遊覧船からみた太湖

それにしても、上海も蘇州も無錫もスモッグでしょうか。どんよりと霞がかかって視界がきかず、墨絵のような世界です。PM2.5が騒がれるのは比較的最近ですが、暖房をはじめ燃料に石炭を多用していた中国では、既に四半世紀前から大気汚染が深刻だったのかもしれません。

太湖とその周辺の景観

下船後は、太湖の周辺を観光して、市内に向かいます。

 

泥人研究所と錫恵公園

続いて、名産品である泥人形を作っている、無錫泥人研究所の見学です。工房で細かな手作業での製作工程を見た後、焼き上がった完成品を見て回ります。

無錫泥人研究所 粘土を彫る
細かな作業 焼き上がった完成品

泥人形工房より、その周辺の一般市民の生活が垣間見られて興味深かったですね。道路に干している洗濯物、三輪トラック、家庭の燃料は練炭が使われていたようです。

当時の無錫市民の生活が垣間見られて興味深かった

泥人研究所の近くにある錫恵公園。その中に建つのが、南北朝時代からの古刹といわれる恵山寺。御碑亭の中には、清の皇帝乾隆帝筆の石碑が立っています。天井には龍の絵が。

恵山寺 御碑亭の中に立つ乾隆帝筆の石碑

 


無錫駅

レストランで昼食後、無錫駅に向かいます。市内のロータリーには、いかにも共産圏という大きな彫像が。当時は地下鉄もなく、公共交通機関はこれだけ。

無錫駅のホームに出ると、向かいに建設型火車(蒸気機関車)が煙を上げてとまっています。当時は、まだまだ中国全土で蒸気機関車が活躍していましたが、上海−南京のような幹線はディーゼル化されていて、駅構内の入れ替えや支線で細々と働いているのを目にするだけでした。

無錫市内のロータリー 車道と歩道の間に自転車道 無錫市内の連結バス
駅舎には旧字体で“無錫站” 建設型蒸気機関車がいた

いよいよこの旅行のハイライト、上海発南京西行き観光列車“2次旅游”へ乗車です。列車は、朱色にクリーム色の帯の塗り分けをした東風4型ディーゼル機関車の牽引で入線してきます。機関車の次 位の電源兼荷物車を除いて全車2階建ての硬座車と軟座車の編成です。残念ながら食堂車は付いていません。緑皮車ばかり見慣れた目には、明るいクリームと朱色が眩しく映ります。

無錫駅で2次旅游の入線

無錫駅の入場券は、5分(0.05元)から1角(0.1元)に値上げのゴム印が押されていました。

無錫駅入場券

 


 

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