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ダッカルビ横町から近くの市場へ。日本ではあまり見かけない干しスケトウダラが並んでいます。もちろん大量の唐辛子も。
ソウルへの帰りは、またITX青春号の指定席がとれなかったときは高速バスにしようと、バスターミナルに近い南春川駅に向かいます。川沿いの遊歩道が気持ちいい。
赤い唐辛子 | 干しスケトウダラ? |
川の中に遊歩道 | 春川にも高層住宅 |
南春川駅に着いたとき、ITX青春号の発車まであと10分ほど。立派な駅なのに、出札窓口が見つかりません。やむなく、ITX青春号専用と思われる券売機にチャレンジすることに。でも、画面はハングルだけで言語切り替えボタンが見つからない。タッチパネルを適当に押していくと、次の列車の座席選定画面まで到達したが、残りは通路側のわずか数席のみ。
その時、巡回中の駅員を見つけて助けを求めます。彼が何処かを押すと、画面が英語に切り替わります。でも、下車駅の清凉里が Cheongnyangni だと知らないと使えませんね。あっ、さっきあった席がもう埋まっている。それでも何とか座席を確保。駅員に礼を言い、売店でビールを仕入れて高架のホームに上がると、向かいに春川行きのITX青春号が到着。
春川行きITX青春号が到着 | 南春川を発車する春川行きITX青春号 |
龍山行きITX青春号が入線 | ITX青春号の車内販売 |
続いて、龍山行きのITX青春号が入線。ホームの端でカメラを構えていたら、指定席は先頭車だった。窓側席の若い男性は、陽の当たる側でもないのに窓のカーテンを降ろしてスマホのゲームに熱中。車販のワゴンが来たので、つまみを購入。このワゴン、2階建ての4号車と5号車はどうするのでしょう。
天井からモニターが下がる客室 | ビールとつまみで |
ビールを飲んで気持ちよくなりウトウト。気がつくとどこかの駅に停まっています。隣の男性に“チョンニャンニ?”と聞くと、そうだとのこと。慌てて下車。
清凉里駅では広域電鉄線のホームに到着。ITX青春号のドア位置に合わせて、ホームドアは各車両2個所のみが開いています。
清凉里を発車するITX青春号 | 伝統家屋エリアの入口 |
今日も夕食は明洞へ。その前に何処か立ち寄るところはないかとガイドブックを見て、近くの南山コル韓屋マウルに行ってみることに。ここは前回訪れた時は休業日だったので、庭園の散策だけで引き返したところ。
地下鉄の最寄り駅は、明洞の隣の忠武路。伝統家屋エリアに建つ5棟は、朝鮮王朝時代の韓屋を移築したもので、屋内の家具や生活道具、屋外設けられたオンドルの設備やキムチを漬ける瓶までも含め、貴族の館から庶民の家まで、昔の様子を知ることができます。
畳の部屋はないものの、部屋の家具類や屏風・掛け軸、座布団、土間になった炊事場など、日本の伝統家屋にも通じるものがあります。
一通り見て回っている間にすっかり日が暮れ、青鶴池に影を落とす泉雨閣の向こうに南山のソウルタワーが輝きを増しています。
青鶴池と泉雨閣の向こうにソウルタワー | 南山コル韓屋マウル入り口の門 |
忠武路から歩いて明洞へ。今夜も狭い通りは人出でいっぱい。夕食は、ソウルへ来ると1度は訪れるサムゲタンの名店、百済参鶏湯。韓国人や日本人客もいますが、中国人も大勢。店の中年女性は、日本語と中国語のバイリンガルで注文をさばいています。
明洞の賑わい | 参鶏湯の有名店 |
百済参鶏湯 | 明洞大聖堂 |
明洞大聖堂の前にこんな飾り付けがあった |
雑踏を抜け、近くの明洞大聖堂に行ってみると、こんな飾り付けがありました。
ホテルへの帰り道は、清渓川の遊歩道を東大門へ。市場街とライトアップされた東大門、昔ながらの店舗と派手なファッションビル、奇抜な姿の東大門デザインプラザなど、新旧が同居するソウルにふれることのできる夜の散歩です。明洞から直線コースなら地下鉄2駅ですが、清渓川から東大門へ迂回すると4駅の距離を歩くことになり、いやー結構遠かった。
川の中に飛び石も配置されている | 川の両側は東大門の市場 |
ライトアップされた東大門 | こんな昔ながらの店も |
東大門のファッションビル | 東大門デザインプラザ |