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ドン・ルイス一世橋の夜景

サンベント駅前を通って、ドン・ルイス一世橋に向かいます。高い橋の上からは、ライトアップされたドウロ川の両岸が見渡せます。ノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院を背に、メトロが橋を渡ります。昼間は2編成を併結しているユーロトラムも、夜になって乗客数が少なくなるとみて1編成だけになった列車もやってきます。

サンベント駅 修道院を背にドン・ルイス一世橋を渡るメトロ
夜になるとメトロの編成が短くなる ドン・ルイス一世橋の夜景
ドン・ルイス一世橋から見下ろすカイス・ダ・リベイラ

夜風が冷たくなってきたので、ホテルに戻りましょう。

 


朝霧のドン・ルイス一世橋

今日はポルト最終日。明日のゼネストを前に午後の便でスペインのマドリードに脱出です。お天気に誘われて、今日もホテルからほど近いドン・ルイス一世橋に向かいます。川霧が立ちこめていて、カテドラルが霞んで見えます。

修道院から見た対岸の旧市街 霧にかすむカテドラル
ドン・ルイス一世橋を渡るメトロD線のユーロトラム ドウロ川沿いを走るCPの通勤電車

霧でドウロ川の対岸が見えません。ドン・ルイス一世橋を渡るメトロも霧の中に吸い込まれていきます。上流の橋は、都心に向かう通勤のクルマやバスで渋滞中。その向こうを、川沿いにサンベント駅とカンパニャン駅を結ぶポルトガル鉄道の近郊電車が行き交います。

ドウロ川を渡るポルトメトロD線の動画をご覧ください。


ドウロ川に架かるドン・ルイス一世橋を渡るポルトメトロD線のユーロトラム

川霧がはれるのを待って、橋に近いカテドラルの横から狭くて急な下り坂の路地を降りると、ぬけるような青空の下にポルサ宮とエンリケ航海王子の像が立っています。そこからさらに坂道を下ると、エンリケ航海王時の家の前を通って、川に面したカイス・ダ・リベイラに降りてきます。

ポルサ宮とエンリケ航海王子の像 エンリケ航海王子の家

ドウロ川の岸にあるクルーズの船着き場から見上げると、ドン・ルイス一世橋をメトロがゆっくりと渡っていきます。

ドン・ルイス一世橋を渡るメトロD線
ポルト旧市街 ドウロ川に面したカイス・ダ・リベイラ

 


トラムにお名残乗車

昨日の午後に買ったトラムの24時間券の有効時間がまだ残っているので、今日もカイス・ダ・リベイラ近くのインファンテの停留所から1系統のトラムに乗車です。もう終点まで行っている時間はないので、トラム博物館前のマッサレロスで下車して18系統に乗り換え、急な坂道を登ってカルモ広場へ。

マッサレロスで1系統と18系統が接続 カルモ広場の18系統

今度は22系統で、グレリゴス教会の横から急な坂道をサンベント駅へと下り、駐車違反の車に邪魔されながらバターリャ広場へと登り、ホテルに戻ります。しまった。ポルトに着いた日にグレリゴス教会が閉まっていて、今日まで塔に登るのを忘れていた。

ポルト旧市街を行くトラム22系統の車窓を動画でご覧下さい。


カルモから
サンベント駅を経てバターリャ広場に向かう22系統のトラムの車窓

ホテル近くのサンタ・カタリナ通りのお土産屋さんのショーウインドーに、側面にPORTOと書いたトラムが並んでいて、観光に一役買っていることがわかります。現役のダブルルーフの車両以外に、丸いシングルルーフの車両もあり、これってリスボンのトラムじゃなかったっけと思ったのですが、そういえば博物館にはシングルルーフの車両もいましたね。

サンタ・カタリナ通りの賑わい 土産物店のトラム

お昼が近づいてきたので、ポルトガル名物豚肉のハンバーガー、ビッファーナサンドのお店に入って野菜スープとのセットで注文します。安くておいしい店はいつも混雑しています。

ホテルをチェックアウトして、先ほどトラムで登ってきた急な坂道を、荷物を転がしながらサンベント駅に向かって下ります。駅前からメトロD線に乗ると、いきなり検札にあいました。皆さんの持っているICチップ入りのチケットは、表面には印字されていません。車内で3人の係員が手分けして携帯端末に当ててチェックしてまわります。

昼食にスープとビッファーナサンド 空港駅のメトロE線

2つ目のトリンダーデで乗り換えです。ここにはD線を除くA線からF線までの5系統の電車が来て、途中からそれぞれの行き先に分岐していきます。空港行きはE線。旧市街を抜けると地上に出て専用軌道を走り、ポルト国際空港ターミナルビルのすぐ前に到着します。

 


LCCでポルトからマドリードへ

ポルトからスペインの首都マドリードへ、国際線を片道で安く乗るには格安航空LCC以外に選択肢はありません。幸い、ポルト国際空港はアイルランドの大手LCCライアン航空がハブ空港の一つとして使っているようで、多くの便があります。

     
機内持ち込み手荷物の大きさをチェック       歩いて搭乗機に向かう

チケットはネットで購入し、送られてくるメールに従ってあらかじめウエブチェックインを済ませ、プリンタに出力したボーディングパスを持ってチェックインカウンターで荷物を預けてから搭乗口に向かいます。ポルトガル、スペインともシェンゲン協定加盟国のため、出国審査はありません。

ターミナルビルの一番奥がLCC専用になっていて、エスカレーターで地上階に降りたところに搭乗口があります。機内持ち込み手荷物の制限は厳重で、搭乗時に手荷物を鉄パイプの枠内に通して大きさの制限を超えないかチェックされます。重量の制限もありますが、秤は置いていなかったですね。

搭乗機に乗り込む ライアンエアーの機内

係員の先導で、歩いて搭乗機に向かいます。ボーディングパスに座席番号が見つからないので聞いたら、自由席とのこと。シートはリクライニングせず、テーブルやシートポケットもないため安全の栞は前の席の枕の後部に貼ってあります。それでもシートピッチは特に狭いという感じはなく、黒い革張りで座り心地はごく普通。正味1時間のフライトで、有料の荷物預けやクレジットカード決済手数料なども含めても、1週間前の予約で6000円余りで、LCCはお得と感じました。

もう一度、リスボンを再訪する計画を立てなおさねば。

 


旅のヒント

スペイン北西部のビーゴからポルトに入り、南下して首都リスボンへ、夜行寝台列車でスペインのマドリードに戻る計画を立ててホテルや列車の手配を終えていました。ところが、日本出発の3日前にになって在ポルトガル日本大使館のホームページで夜行列車が出発する日がゼネストに当たっていることを見つけました。

リスボンに足止めになると、最悪の場合はマドリードからの帰国便に間に合わなくなる恐れもあり、リスボン行きを取りやめて、急遽ポルトから国境を越えてスペインに向かう列車やバス、飛行機を探しました。一番便利で安いのはライアンエアーということが解り、初めてのLCCの予約にチャレンジしました。

ライアンエアーはアイルランドのダブリンに本拠を置くLCCの大手企業で、EU内の国に拠点を置く航空会社は本拠国を発着しない路線でも欧州内発着であれば自由に運航できるというルールのもと、ポルト国際空港からも各国の多くの都市に便を飛ばしています。

日本でも、羽田や伊丹ではなく成田や関空ををベースとしているように、一般にLCCはコストを抑えるため、不便な空港を使う場合が多いといわれていますが、ポルトもマドリードもレガシーキャリアの乗り入れる空港に発着します。

英語のホームページで日付と時間から搭乗する便を選択して名前を入力し(この便の運賃は29.99€)、預ける荷物(20kgまで25€)や優先搭乗権(5€。自由席のため優先搭乗すると先に好みの席を確保できる)購入の有無、保険加入の有無からサムソナイトのキャリーバッグを買わないかまで聞いてきます。予約記録のメール送信も有料で、トラブったときの安心料として1€を払って送ってもらいます。

この他に、クレジットカード決済の手数料として6€だったかを払いましたが、トランクを一つ預けても、正味1時間の飛行距離で6,000円と少々だから、安いものです。

空港に行く前の注意として、事前にウェブチェックインをして、自分のプリンタでボーディングパスを印刷してくるようにとの英文メールが確認も含めてでしょう、2回にわたって送って来ます。これを怠った場合は、運賃より高い40€を請求すると書いています。また、EU圏以外の国籍の乗客は、預ける荷物がない場合でも事前のパスポートチェックのために必ずカウンターに立ち寄るようにとも。

機内持ち込み手荷物は重さ10kgまで1個のみ。搭乗ゲートで鉄パイプの枠に入れてみて、寸法がオーバーしていないか確認します。ソフトキャリーバックに荷物をパンパンに詰め込んだために膨らみ、この枠に入らなかった乗客がいました。その場で追加料金を取られるかと思ったのですが、見逃してもらっていました。

機内では、ビールやソフトドリンク、サンドイッチから免税品まで販売していますが、余り売れていなかった様子。極めつけは、B737-800の搭乗率が8割はあったと見たものの、マドリード空港のターンテーブルに出てきた預け荷物がわずか15個。旅慣れた9割以上の乗客は、有料の荷物預けなどせずに機内持ち込みで済ませています。ちなみに、機内持ち込み手荷物の重量をチェックする秤は用意されていませんでした。

安くても十分快適な空の旅。予約時に英文の細かい規程やその後に送られてくる長い英文メールを読むのは疲れますが、LCCにはまた乗ってみたいと思います。

2011年11月旅
2012年10月記

 


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