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ブラガ駅

ブラガ駅に戻ってきました。ここからポルト・サンベント行きの近郊電車は、昼間は1時間間隔で、何故か13時台はその前に快速電車があります。発車までまだ時間があるので、駅のバルでピザとソフトドリンクのセットメニューで昼食にします。アルファペンドゥラールを眺めながら、食後のコービーを飲み終えた頃、快速電車が入線してきます。

駅のバルで昼食 バルのテーブルの向こうにアルファペンドゥラール

駅の中に、遺跡のようなものがあります。ブラガは古代ローマ帝国の時代から都市があったそうで、新しい駅舎の工事の際に発掘されたのでしょう。

先にリスボン・サンタ・アポローニャ行きのアルファペンドゥラールが発車していきます。

駅の中にローマ時代の遺跡? アルファペンドゥラールと近郊電車

ポルト・サンベント行きの快速電車は、アルミ製の4車体連接車。12年前にポルトガルを訪れたときには見かけなかった新型車です。2扉で、押しボタンを押すと開き、しばらくすると自動的に閉まる構造のようです。車内は4人がけのボックスシート。

近郊電車の車内 コンクリート橋の向こうにドン・ルイス一世橋

ブラガ発車時は空いていたものの、平日の昼間なのにポルトに近づくと立つ客も出る混雑に。ポルト・カンパニャン駅を発車するとドウロ川に沿って高いところを走ります。新しいコンクリート橋の向こうにドン・ルイス一世橋が見えます。トンネルを抜けると、終着ポルト・サンベント駅に到着です。

 


トラムに乗ってポルトのトラム博物館へ

サンベント駅前から坂道を下って、サンフランシスコ教会の隣、ドウロ川沿いにあるトラムの始発、インファンテの停留所に急ぎます。やってきた1系統の電車に乗って、運転士から8€のトラム博物館の入場券付きの24時間券を買い求めます。


サンフランシスコ教会前のインファンテからマッサレロスに向かって走る1系統の車窓

電車はドウロ川沿いの平坦な道を西へ、河口に向かって走ります。やがて、急な坂道を降りてくる18系統の線路と合流すると、昨日も来たマッサレロスに到着です。走り去る電車を見送ると、目の前に車庫があり、隣接してトラム博物館が建っています。というか、車庫の1/3程度を改装して博物館にしているようです。

サンフランシスコ教会 トラム博物館と隣の車庫

トラム博物館に入ると、いるわいるわ、鉄道馬車から始まって木造オープンデッキの単車からボギー車、現役のトラムより近代的な車両からトロリーバス、事業用の貨物電車まで、ポルト市民の足として活躍してきた歴代の車両が並んでいます。ほとんどの車両の横には、ポルトガル語と英語で書かれた説明の看板が立っています。平日の午後とはいえ、博物館にお客さんは私一人。貸し切り状態です。

トラム博物館の展示車両

ポルトのトラム博物館は、こちらで詳しくご紹介しています

 

トラムの車庫

トラム博物館よりもっと面白そうなのが隣接する車庫です。単なる現役車両のねぐらではなく、ここにも歴史のある車両がいっぱい。前面に大きな救助網を取り付けたオープンデッキの単車は観光の貸し切り用でしょうか。現役の車両より新しそうなシングルルーフ鋼製車体の車両や、木造車体の貨物電車はポールを上げているので動くのでしょう。

トラム博物館に隣接する車庫の中の車両群

その他にも、修理中と思われるボギー車をはじめ、車庫内には実に多くの車両が収容されています。1日に稼働する車両は1系統に2両、18系統と22系統に各1両ずつの計4両ですから、予備車というには余りにも多すぎる両数です。車庫の係員にカメラを見せ、写真を撮ってもいいと聞いたらOKと言ってくれたのですが、車庫の中に入ろうとすると、ここから先はダメとのこと。残念。

 

トラム1系統の終点パセイオ・アーグレ

マッサレロスから再び1系統の電車に乗って、ドウロ川沿いに河口近くの終点パセイオ・アーグレを目指します。単線区間の停留所で、インファンテ行きの電車と交換です。

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トラム博物館のあるマッサレロスからドウロ川に沿って河口に近い
パセイオ・アーグレを往復する1系統の車窓

終点では道路の途中、パセイオ・アーグレ公園の入口付近で線路が途切れていました。河口近くのドウロ川には小さな漁船が何隻も係留されています。12年前にポルトを訪れた時は、トラムはサンフランシスコ教会横からドウロ川沿いを行く現在の1系統の路線がもっと先まで伸びていました。当時の系統番号は18で、この先、大西洋に突き出たフォス城の前のロータリーをぐるっと回って、まっすぐな大通りボアヴィスタ通りを再び都心に向かうルートでしたが、この区間は廃線になっています。

1系統の終点パセイオ・アーグレ ドウロ川に小舟が係留されていた

 


ポルトの夜景

ホテルに帰ってしばし休憩の後、22系統のトラムに乗って夕食に出かけます。市庁舎の近くにある地元の人々に人気のレストランですが、わかりにくい場所のため今夜も google map の street view でシミュレーションしてから出発です。

地元民に人気のレストラン 野菜スープ メニューはポルトガル語だけ

カウンターに座って“英語のメニューがありますか”と聞いたら、“メニュー”だけ通じたのでしょうか、ポルトガル語の簡単なメニューが目の前に。もちろん、絵や写真などありません。さー困った。その時、隣の青年が“俺英語しゃべれるよ”と声をかけてくれました。“Sopa”ってスープのこと?って聞いたら“Yes”。“お勧めは?”。“これおいしいよ”。素直に彼のお勧めに従うことに。

ポークソテー ポテト ライス添え トリンダーデ教会

続いてメインを選びます。“これ何?”。“pig”。“えっ、ビーフ?”。“No, pig”。よく聞き取れなかったのでもう一度“ビーフ?”と聞き返したら、“No, animal !”と言って豚の顔をしてくれました。豚肉って英語では pork じゃなかったという突っ込みはやめておきましょう。

これにビールを付けて、全部でわずか4€、約400円。前日のタコの専門店の1/6以下です。地元民のお店は安くておいしい。

     
リベルダーデ広場 奥に市庁舎       グレリゴス教会

食後の腹ごなしに、ポルト旧市街の夜景を見に出かけます。レストランの近くのトリンダーデ教会や市庁舎。リベルダーデ広場の歴史ある建物。坂の上のグレリゴス教会とその塔。みんな美しくライトアップされています。

 


 

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