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ペナンヒルのモスクとヒンドゥー教寺院

山上にはイスラム教のモスクとヒンドゥー教の寺院が近くに並んで建っています。時間の関係で、ヒンドゥー教寺院の方に入ってみることに。屋根の上も賑やかだけど、玄関からもいろんなヒンドゥーの神様のお迎えを受けます。

イスラム教のモスク ヒンドゥー教の寺院
いろんな神様がお出迎え

 

ケーブルカーで下山

ケーブルカーで下山するときも、やっぱり乗車するまで長い行列。でも、右隣に誰もいないファストレーンがあります。あとで調べてみると、ディズニーランドのファストパスのように待たずに乗車できるチケットがあり、マレーシア人の料金は3倍の30リンギット、外国人の場合は2倍の60リンギットだとか。このケーブルカーは、何時でも混んでいるのでしょうね。

左は一般、右はファストレーン 高速ですれ違い
山麓駅に到着 ジョージタウンに向かうバス

やっと下山して街中に戻るバス停で待っていると、Dr.スランプ アラレちゃんのような大きな眼鏡の若い女性から英語で、“ジョージタウンに行きますか”と声をかけられます。“行くと思うけど私は日本人だから運転士に聞いてね”と返答すると、“エーッ、日本の方ですか”と日本語で返ってきてビックリ。

彼女は日本に留学してそのまま日本で就職したベトナム人で、会社の年末年始の休暇でベトナムに帰省し、母親を連れてペナンに来たのだとか。親孝行な娘です。それにしても、独り言以外で日本語を使ったのは何日ぶりかな。

 

夜のジョージタウン

夜のジョージタウンに戻り、前夜も行った観光屋台街のレッドガーデン近くのバス停で下車。ベトナムの彼女は母親とガイドブックに載っているレストランへ行くといって別れます。私は、屋台街にはベトナム料理もあるよと伝えてレッドガーデンへ。

食事を終えて帰るとき、向こうのテーブルに先ほどの彼女がいるのを見つけて聞いてみると、母親がやっぱりベトナム料理が良いというのでここに来たのだとか。中高年は、どこの国でも食べ物に保守的です。

夕食は2日連続でレッドガーデンの屋台 ライトアップされたタウンホール
 ライトアップされたシティーホール ホテル近くの屋台

近くのタウンホールやシティーホールのライトアップを見てからホテルに帰ります。道端の屋台は地元の人で大賑わい。


始発のフェリーでバタワースへ

マレーシア3日目は、バタワース駅が7時発の高速電車ETSで、首都クアラルンプールに向かいます。ペナンを6時20分のフェリーに乗れば間に合うはずだけど、余裕をもって1本前、というと始発の5時40分のフェリーに乗ることに。バスはまだ動いていないようで、マレーシアの中では治安が良いとされているペナンで、ホテルからフェリーターミナルまで歩けないこともない距離だが、前日にホテルのフロントに言ってタクシーを予約してもらうことに。早朝なので、相手の言い値は23リンギットとのこと。600円弱で日本並みに高いけど仕方がないか。

ジョージタウンのフェリー乗り場 フェリーの始発便は空いている
まだ眠っているジョージタウンに別れを告げ フェリーの窓口や自動改札機はバタワース側だけにある

時間どおりに来たタクシーに、乗車時に値段を確認して行き先を告げると、まだフェリーが動いていないのでバタワース駅まで送ると運転手が言い出す始末。はるかペナン大橋まで大回りの値段交渉など冗談じゃない。列車は7時で時間は十分あり、フェリーの始発時刻も調べてあるからと言ってフェリーターミナルへ。

始発便はわずかな乗客を乗せて、まだ眠っているペナン島ジョージタウンに別れを告げマレー半島へ。あれ、帰りは無料? このフェリー、バタワースからペナンに渡るときは払う1.2リンギット(30円)に、帰りの料金も含まれているようです。

バタワース駅の切符売り場 閑散とした待合スペース
列車の到着(左)と出発(右)時刻 始発のKTMコミューターが入線

フェリーを降りて専用通路を通り、バタワース駅に着いたのは発車時刻の1時間前。まだ乗客はわずかで閑散としています。駅の列車案内を見ると、南のクアラルンプール方面と北のパダンベサール方面の優等列車とローカル列車を合わせて、午前中の到着が6本、出発が7本だけ。始発のKTMコミューターが入線してきます。

 

バタワース始発グマス行き高速電車ETS

次のフェリーが着いたのか、乗客が少し増えたところでホームへの入場が始まります。停車しているクアラルンプール方面のゲマス行きETSは6両編成の流線型高速電車。向こうのホームには、1時間後の8時発のJBセントラル行き客車列車のインターシティーも入線しています。バタワースからクアラルンプールまでETSは4時間、インターシティーは5時間半を要するので、ETSで先行してクアラルンプールで2時間半を過ごし、後続のインターシティーに終点ジョホールバルのJBセントラル駅まで乗車する計画です。なお、2016年のダイヤ改正で時刻が変わり、客車列車は廃止されています。

少し人が増えてきた待合室 高速電車ETS
東の空が赤く染まり始めた 向こうのホームにはJBセントラル行きのインターシティー

ETSの座席は、車内の中央からそれぞれのデッキに向けて、一方向を向いた2人がけのクロスシートで回転はできません。ネットで調べて座席配置はわかったので、チケット購入時に前向きで南に向かうため午前中は陽の当たらない右側の座席を確保したいと思ったのですが、1ABから始まる座席番号のどちらが進行方向になるのかわかりません。真ん中より番号の数字の大きい座席の方に数多くの予約が入り、残りが少なかったのでこちらが前向きと判断し、前から2番目なら2座席で1つとなる窓の配置も良いだろうと考え、14Aを確保したのが大外れ。

車内に入ると14Aは後ろ向きで、横の半分は壁。さらに、車端部は、4個所のうちの1個所の大型荷物置き場以外はボックスシートで、15ABと向かい合わせ。陽が当たると、窓のカーテンを降ろされそう。

ETSの車内 車端部だけボックス席に
ビデオを上映 時刻に列車番号と今の速度を表示 天井にもモニターを設置

東の空が赤く染まり夜明けが近づくころ、ETSはバタワースを定刻に発車。次のBkit Tengahを発車すると北に向かってタイ国境のパダンベサール方面に至る線が左に分かれていきます。すぐにパダンベサール方面からクアラルンプール方面に向かう短絡線が寄り添ってきて合流。三角線を形成しています。この短絡線は電化と線路改良時に新たに敷設したようで、バタワースに立ち寄らず短絡線を通過する優等列車が設定されています。

車内のモニター表示から、ETSの最高速度は150km/hのよう。メーターゲージの在来線では高速です。線路の改良で踏切は見あたらず、線路沿いには柵が設置され、マレー鉄道は東南アジアの鉄道としてはハイレベルです。

ETSの車窓 トイレには水のウォシュレット
売店とイートインコーナー 朝食に弁当をチンしてもらって自席へ

ETSは、中間車の1両が座席車と売店の合造車となっていて、小さなテーブル2個所の4席とはいえイートインコーナーもあります。売店では飲み物の他にカウンターに弁当が列べられ、電子レンジでチンして自席に持ち帰ります。

バタワースから1時間40分ほどで、マレーシア第3の都市イポーに到着。英国の植民地時代に錫鉱業により発展した街で、鉄道駅や市庁舎などに当時の建築物が残されているので、途中下車を計画したものの時間の関係で今回はパス。

川を渡る イポー駅 植民地時代の駅舎
KTMコミューターの新型車 KTMコミューターの旧型車

首都クアラルンプールが近づいてくると、すれ違うKTMコミューターの本数が増えてきます。線路状態も悪くなり、前に列車が詰まっているのか徐行も増えて、スピードダウン。

KTMコミューターは、14年前に乗車したステンレス製外吊り3扉車は健在ですが、2扉車はETSによく似た流線型の3扉車に置き換えられたようで、側線で熱帯の太陽と雨で痛んだ廃車体を晒している姿が見られます。このETSや新型の3扉車は、窓に貼ったガラスの合格証からみて中国製でしょうか。

ガラスに貼った文字からこの電車は中国製らしい 高層ビルが見えてきた
クアラルンプール駅 KLセントラルでほとんど下車
車端部と中央に荷物スペース

高層ビルが見えてくると首都クアラルンプール。かつてのこの街の中央駅だったコロニアル調のクアラルンプール駅に停車。前回訪問時にはKTMコミューターだけの駅だったのですが、優等列車も停車するようになったようです。次は、現在の中央駅である巨大な駅舎のKLセントラル。定刻より15分程遅れて到着です。


 

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