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動車組で上海虹橋駅へ

指定された4号車の一等座は、隣の席との間の肘掛けの幅が狭いだけで、その他は東北新幹線はやてのグリーン車の座席とそっくり。ドイツの車体に日本の座席を組み合わせて独自性を発揮していますが、シートピッチと窓割が合わずに横が壁の席が多いのも中国品質。幸い、私の席は窓側で窓もある場所だったものの、先に若いカップルが並んで座っています。

 

CRH380BLの一等座

どうやら、通路を挟んだ席を2つあてがわれたようで、中国語で私に空いている隣の通路側に座れと言っている様子。でも、せっかくの窓のある窓側席なので、可哀想ですが“NO!”と言って立ち退いてもらいます。席を選べない中国の販売システムに問題がありますね。

前の3号車は商務座。通路を挟んで一人掛けと二人掛けが並ぶ、飛行機のビジネスクラスのようなシェルタイプのシートですが、料金が高いためか乗客はまばら。上海虹橋に着いてから確認したところ、前の1号車と2号車は一等座でした。

CRH380BLの商務座

5号車から後ろの二等座は、はやての普通車と全く同じ二人掛けと三人掛けのシート。例によって、シートピッチと窓割りが合わずに横が壁の席が多数あるのと、号車によって二人掛けと三人掛けが左右入れ替わっているのが中国オリジナル。トイレや給湯器のあるデッキへの扉が無く、一番前は落ち着かない外れ席になる場所も。

CRH380BLの二等座

日本の新幹線にはなくなってしまった食堂車を求めて、二等座を通り抜けて行くと、9号車にありました。カウンターには飲み物やおつまみ類、チンするだけの出来合いの弁当が用意されていますが、残念ながら満席。一部は乗務員の休憩場所なのか、制服の女性に占領されています。10号車から後ろ、16号車までは確認していません。

デッキ近くの給湯器とトイレ 食堂車のカウンターにチンする弁当

食堂車での食事はあきらめて、CRHのマークが入った缶ビールを買って席に戻ります。10元でなかなかいい値段ですが、中国にしては珍しくよく冷えていて、菜の花畑の江南の春の車窓を愛でながら至福のひとときを過ごします。

缶ビールにもCRHのマーク 菜の花が満開
運河を行き来する艀 車窓に塔が見える

G列車には、南京南−上海虹橋間をノンストップ1時間と少々で走り抜ける列車もありますが、このD列車は鎮江、無錫、蘇州の沿線の主要都市の3個所に停車し、その都度G列車に抜かれます。高速新線のドームに覆われた駅は、それぞれの都市名の後ろに東西南北のいずれかが付く、郊外に造られた新しい駅でまだ周辺には何もなく、街中からのアクセスが大変そうなところばかり。

一等座のポケットには車内紙もある 無錫東駅のCRH380BL
無錫東駅のCRH2と蘇州北駅のCRH380B 巨大な上海虹橋駅

途中、在来線との併走区間でしょうか、複々線区間もあり、向こうの線路をはやてのCRH2の8連が駆け抜けて行きます。やがて、何本もの高速列車が停車する巨大な駅が見えてくると終点の上海虹橋。空港の隣に造られた新しいターミナルです。

上海虹橋駅に到着したCRH380BL 高速列車が並ぶ上海虹橋駅

 


地下鉄2号線で中山公園へ

翌日乗車予定の、上海から広州東への在来線の夜行列車は人気が高く、直前では切符の入手が不可能なため、ネットで中国の旅行会社に直接依頼しました。今では日本人を相手に列車の切符を手配する旅行会社がいくつか見つかりますが、2年前には手数料が安く、かつ受け取り時に現金払いという条件の会社は上海だけでした。

中山公園駅近くのホテル ホテルの部屋から地下鉄4号線の車両 こちらは地下鉄3号線の車両

旅行会社が地下鉄中山公園の近くにあり、直接受け取りに行くため、地下鉄2号線と3号線及び4号線の共用線が交差する中山公園駅前のホテルを予約しています。地下鉄の虹橋火車站駅は何故か券売機が無く、切符は窓口販売のみ。ツォンシャンゴンユァン(中山公園)で切符が出てきました。おっ、通じた。


外灘と浦東の夜景

旅行会社に電話を入れてから、切符の受け取りに向かいます。グーグルマップのストリートビューが使えないのが痛い。間違えて入ったビルの守衛に聞いたら隣だよと教えてくれます。受け取り場所はマンションの1階のロビー。中年の女性が切符を持って降りてきます。日付、列車番号と行き先、入力されたパスポート番号を確認して現金で支払います。ネット1本で自宅を事務所に商売をしているのかな。

上海一の繁華街南京路歩行街 外灘の歴史的建造物

帰り道にファミマで食料を仕入れ、やれやれ疲れたなとホテルの部屋で休憩しているともう夕刻。地下鉄2号線で南京東路へ出て外灘のプロムナードへ。ライトアップされた外灘と黄浦江対岸の浦東の夜景を楽しみます。あー、上海だ。

ライトアップされた外灘 人民英雄紀念碑
外灘から黄浦江の向こうに浦東 浦東は来るたびに高層ビルが増えている

夕食はB級グルメ街、呉江路へ。地下鉄2号線南京西路駅を降りてお目当ての店のある方角に向かうと、何と!その周囲一帯のかなり広い面積が取り壊したあとのようで、フェンスで囲われ街が無くなっています。中国では、過去の記憶をもとに行ってみると店が無くなっていたり、店が入っていたビルが無くなっていたりすることはよくありますが、ここでは街並み全体が消えてしまっています。

     
焼き小籠包の店はビルの中へ       上海B級グルメは健在

諦めて南京西路駅近くに戻ってくると、新しい再開発ビルに小揚生煎館の看板を見つけました。豫園の南翔饅頭店と同じフロアに入居しています。店はきれいになり、以前のように道路にはみ出て食べることはなくなったものの、店内で小籠包を作っているところやリーズナブルな値段は変わらず、揚げ小籠包と牛肉カレースープを注文します。おいしくて、小籠包を追加したら食べ過ぎた。


地下鉄2号線で宝山路へ

翌日は、朝から地下鉄3号線と4号線の共用区間に乗って、上海火車站駅の一つ先、宝山路駅に向かいます。この部分の路線は、国鉄を地下鉄に移行したため、電車は高架線を走行します。

券売機でICカードの切符を買います。初乗りが3元で、少し乗ると4元、5元と上がっていき、北京や南京より高い。上海の地下鉄にも、北京と同様に各駅にX線の荷物検査がありますが、北京と違って無視して検査機を通さない乗客もいても、係員が注意しないところがいい加減ですね。

     
地下鉄の手荷物検査       自動改札機にICカードの切符をタッチ

中山公園駅には、赤い3号線とグレーに紫の帯の4号線が同じホームに交互にやってきます。電車をみれば区別が付いて乗り間違いを防げます。

グレーに紫のラインの4号線車両 南京地下鉄と同じ顔の3号線車両

 


 

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