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軌間950mmのナローゲージで、軸配置1Cのタンク式蒸気機関車R301型2号機は1911年製。シチリア島の山岳部の路線で使用されきましたが、1967年の地震で被災して廃線になったのだとか。

シチリア島で活躍したナローゲージのR300型2号

軌間760mmのナローゲージで、軸配置D1のタンク式蒸気機関車は、1922年製のP7号。イタリアの東端トリエステからイストラ半島へ、今のスロベニアを経てクロアチアのポレチ(当時はイタリア領でイタリア語ではパレンツォ)を結び、イタリア時代の1930年代に廃止されたバレンジャーナ鉄道の機関車。

イストラ半島で活躍したナローゲージのP7号

続いて電気機関車です。

凸型車体で軸配置BBのE430型001号機は1901年製。世界で最初の交流電気機関車だそうで、ビューゲルのような集電装置の先が2つに別れていることからわかるように、架線が2本あって電圧3.6kV、周波数16.7Hzの三相交流を採用。ミラノから北東に位置するコモ湖に面したレッコと、山岳地帯にあるヴァルテッリーナを結ぶ路線で1920年代後半まで使用。スイス国鉄に貸し出して、蒸気機関車の煙を避けるためにシンプロントンネル内で使用されたこともあるのだとか。

E430型001号機
E430型001号機

展示場所が狭くて写真に納まりきらなかった、軸配置Dで凸型車体のE550型003号機は1910年製。集電装置から見て、三相交流でしょう。車体の内部に設置したモーターから、ロッドで小さな4軸の動輪を駆動する方式です。電化によって、前ページにある勾配用の動輪が5軸の470型蒸気機関車を置き換えた強力機だとか。走行中の写真を見ると、前後の両方のビューゲルを上げて集電しています。

E550型030号機

軸配置1C1のE330型008号機は1914年製。これも三相交流でしょう。車体の内部に設置したモーターから、ロッドで大きな3軸の動輪を駆動します。運転速度を37.5、50、75、100km/hに切り替える方式だとか。イタリアで電化が早かったミラノ郊外のモンツァとコモ湖畔のレッコの路線に投入され、その外観から“ラクダ”の愛称があるのだとか。

E330型008号機

軸配置1C1のE321型012号機は1927年製。屋根上に集電装置が見つからず、よく見ると先輪の近くに集電シューがあり、直流650Vの第三軌条集電です。ミラノから北へ、ヴァレーゼを結ぶ路線で使用されました。架線集電に変更されたのは、第二次世界大戦後だとか。

E321型012号機

壁際にオープンデッキの路面電車の顔だけが。1番の行き先がドゥオモなので、ミラノ市電の3号でしょう。ちなみに、現在のミラノ市電の1番もドゥオモの横を通っています。

ミラノ市電3号

路面電車の展示はこれだけ。あとは馬車からスチームトラム、現役の旧型車まで、ミラノ市電の模型が並んでいます。イタリア国鉄車両の模型も。

ミラノ市電の模型
イタリア国鉄の模型

鉄道車両の展示館に隣接する背の高い建物は、船と航空機の展示館。当日の夜便で帰国予定で、時間が押してきたのでここはさらっと通り抜けただけ。

google map のストリートビューは、ここからどうぞ

船と航空機の展示館

中央に大きな船が。どこから入れたのでしょう。

大きな帆船
木造の小型船

魚雷でしょうか。

魚雷?

小型機もいろいろ。複葉機からヘリコプターまで。

いろんな飛行機が
飛行機のエンジンでしょう
ヘリコプター

何故かこんな所にサモトラケのニケのレプリカが。本物はパリのルーブル美術館で見たような。

ニケの像

屋外には戦闘機や潜水艦も。潜水艦の中に入ってみたかったのですが、入口に続く階段の扉が閉じられていました。

戦闘機
潜水艦

レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館へは、交通博物館のつもりで行ったのですが、それ以外にも見所が多く、時間が足りませんでした。また、出口は船と航空機の展示館の所。入口と全く別の場所に出てしまいます。スマホのgoogle mapで場所を確認しないと、地下鉄への道を迷うかな。

レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館の公式ホームページは、こちらにあります


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