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ベレンでナタを食べるならパスティス・デ・ベレン

ここ、ベレン地区にはポルトガルの国民的なお菓子パスティス・デ・ナタ、略してナタと呼ばれるエッグタルトの有名店があるので行ってみることに。ベレンの塔から横断陸橋で近郊電車の線路を越え、電車通りに出てトラムを待ちます。

やってきた15系統は、新型の3車体連接車。フランクフルトの全低床車と同じシーメンス/デュワグ顔の電車ですが、こちらは前後の動力台車部分は高床になった部分低床車。900mmゲージの狭軌では、全低床車は構造的に難しいでしょうね。小型車と違って運転室が独立していて運転士から切符を買うことはできません。その代わりに、車内に黄色い券売機を備えていて、何故か連接車だけが信用乗車方式。

カイス・ド・ソドレとカスカイスを結ぶ近郊電車 15系統の連接車
連接車の車内と券売機 ナタのお店の前のトラム バンパー壊したでしょう

ジェロニモス修道院まで戻ったところで下車すれば、パステイス・デ・ベレンの店はすぐ目の前。うわー、店の前にいっぱいと思ったら、長い行列はテイクアウトの順番待ち。店の中はテーブルも多く、何とか席にありつくことができました。ガラス越しに製造工程が見学できます。ポルトガルに来てから、駅の売店等で何度かナタを買いましたが、修道院秘伝のレシピによるこの店の焼きたてのナタは、パイ皮がパリパリでクリームも甘すぎず絶品です。それに比べると、一緒に注文したピザはイマイチ。

テイクアウトの行列 焼き上がったナタ
店の中はいつも混雑 ナタとピザでお昼ご飯に

 

一旦ホテルに戻ってから再び街中へ

休憩していたら時間がたつのは早く、入場無料が終了する14時までにもう1個所回るのが難しくなり、パステイス・デ・ベレンの店の前からトラムで都心に戻ります。歩道に冬の名物、焼き栗の屋台が出ています。

     
修道院前の電停       焼き栗の屋台

翌日の午後にはトルコ航空でリスボンを発ち、イスタンブール乗り継ぎで成田に向かいます。事前の座席指定ができないチケットのため、24時間前からのウエブチェックインで通路側を確保するつもりですが、リスボンではフリーWifiの店が少なく、地下鉄に乗り継いで一旦ホテルまで戻ることに。

地下鉄駅上の交差点に、アスファルトの下から顔を出したトラムの線路。かつてはここにもトラムが行き交っていたようです。それにしても、廃線後も線路を撤去せずにそのまま放置したり、アスファルトで塗り込めただけの所の多いこと。

トラムの廃線跡のレール 地下鉄の券売機

ウエブチェックインで、リスボン−イスタンブールは2人とも通路側が取れたのですが、イスタンブール−成田の席が何故か既に指定されてしまっています。それもバラバラの席で、隣の席も埋まっています。まだ空席があったので1人ずつ座席変更の手続きをして、窓側と通路側の並び席を確保。今回はノートパソコンを持ってこなかったので、タブレットのタッチ画面で面倒な変更手続きには疲れます。

ホテルでウエブチェックインをしている間に、昨日サンタアポローニャ駅に着いたときにチャージした24時間券の有効時間が過ぎてしまいました。ホテル最寄りのサン・セバスチャン駅の券売機で、ICカードに24時間分をチャージして地下鉄でバイシャ地区に向かいます。

ホテル最寄りの地下鉄アズール線サン・セバスチャン駅 コメルシオ広場 ドン・ジョゼ1世騎馬像と勝利のアーチ

カイス・ド・ソドレ駅に隣接する桟橋からフェリーでテージョ川を渡り、LRTかバスに乗り換えてクリスト・レイに行き、電車で4月25日橋を渡って戻ってくる計画を立てていたのですが、出遅れたので途中で日没になりそう。それなら、まだ乗っていない25系統のトラムの西の終点が28系統の終点と同じ所なので、行ってみることに変更したものの、いくら待っても25系統は来ない(あとでホームページで時刻表を確認すると、25系統は土日祝日は運休でした)。諦めて反対向きの15系統に乗り、初日の夜に来たコメルシオ広場に着きました。

勝利のアーチ前の観光トラム
コメルシオ広場から見上げるサン・ジョルジェ城 くちばしの家

広場では赤い観光トラムが客待ちをしています。今日は天気がよく、コメルシオ広場からサン・ジョルジェ城がよく見えます。広場からサンタ・アポローニャ駅方面に向かうと、壁面が鳥のくちばしのような尖った石で覆われたくちばしの家があります。16世紀のはじめに、ときのインド総督の息子が建てた邸宅だそうで、築500年。家の前を通る線路は、トラムの廃線跡。

壁が尖った石で覆われている アルファマの大聖堂 大聖堂の内部

くちばしの家の裏の階段を登れば、アルファマの大聖堂。前日の訪問時にはミサが行われていて入り口から覗いただけだったので、もう一度行ってみることに。ちょうど西日を受けて、バラ窓のステンドグラスが輝いています。隣のサン・アントニオ教会にももう一度立ち寄ったのですが、日曜のミサの最中だったので、前の電停からトラムに乗ってバイシャ地区に戻ります。

大聖堂のバラ窓 トラムでバイシャ地区に降りてきた
行き交う赤い観光トラム

旅も終盤になり、土産を物色に行くことに。バイシャから地下鉄を乗り継ぎ、まずはオリエンテ駅にあるバスコ・ダ・ガマショッピングセンターへ。万博跡の再開発地に建つ、アジアの大都市によくある吹き抜けの両側に数階建ての商店がならぶタイプで、ヨーロッパでは珍しいのではないでしょうか。巨大なスーパーマーケットも入居しています。日本の郊外型ショッピングセンターと違って、ポルトガル鉄道、地下鉄、バスと公共交通機関網が完備していてクルマは不要、日曜日もオープンしているとあってすごい人出です。

       
アウグスタ通りから勝利のアーチ         バスコ・ダ・ガマショッピングセンター

もう1個所、地下鉄でホテルの最寄り駅に戻って、駅上に建つスペインのデパートエル・コルテ・イングレスへ。フードコートで夕食にした前日は夜遅くまで開いていたのですが、日曜日は20時で閉店だったとは。何とか必要な買い物はできたものの、危ないところでした。ヨーロッパで、デパートやスーパーマーケットが日曜日に営業しているだけでもありがたいことですが。

買った土産をホテルの部屋に置いて、地下鉄でバイシャ地区まで夕食に出かけます。ビール会社の直営、壁面のアズレージョが美しいポルトガル料理のレストランは、味も量も値段も大満足。

スペインのデパート エル・コルテ・イングレス レストランの壁のアズレージョ
今夜もポルトガル料理で大満足

 


 

 

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