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台南廟巡りの続き

今日もまた担仔麵の老舗、度小月の近くまでやって来ました。大きなロータリーの真ん中が湯徳章紀念公園になっていて、昨晩は暗くて気付かなかったのですが、中央に像が立っています。台座には“天下為公”の文字。孫文です。

国立台湾文学館に立ち寄ってみました。原住民の展示もあり、カラフルな船が飾られています。

湯徳章紀念公園の孫文像 国立台湾文学館
原住民の船 石の門がある孔子廟前の府中街

台湾文学館の隣は孔子廟。その向かいにある府中街は400年の歴史があるそうで、石の門をくぐるとおしゃれなカフェなどがあり、散策が楽しい街です。

今日も、東大成坊から孔子廟にお参りです。境内にある禮門をくぐると大成門があり、今日は横の扉が開いています。中に入るとそこは文廟、孔子を祀る大成殿があります。

台南孔子廟の門 東大成坊 左にあるのが禮門
大成門 大成殿

禮門まで戻り、文廟の東側にある、その昔に学生達が勉強した場所である国学へ。今日は、明倫堂の扉も開いていて、内部を見学できます。

明倫堂とその内部

孔子廟から南へ、南門路を歩いて大南門に向かいます。18世紀の清の時代、台湾の政治の中心であった台南の防衛のために街を取り囲む城壁が築かれ、出入り口となる14の門があったそうです。台南の正面玄関に相当する大南門は、外敵の侵入を防ぐための二重構造になっています。

日本統治時代に城壁や城門は撤去され、この大南門は中華民国となった戦後の再建です。周辺は、府城南門公園として整備され、熱帯の花が咲いています。公園の一角には、日本統治時代に集められた石碑を保存する大南門碑林もあります。

清の時代の城門 大南門

二重構造になっている

色鮮やかな花が咲く府城南門公園 大南門碑林

大南門から東に行くと、鄭成功を祀る延平郡王祠があります。17世紀半ばに創建され、19世紀後半に建て替え、日本統治時代は鄭成功を祭神とする開山神社となるも、戦後に取り壊されて廟に建て替えられるという、流転の歴史を刻んでいます。正面に立つ牌坊は、開山神社の鳥居を流用して改造したものだとか。

神社の鳥居が残る延平郡王祠 社殿のあったところに建つ廟
廟の内部にある鄭成功の座像 延平郡王祠に隣接する公園

延平郡王祠の隣には中華風の公園があり、池の中では龍が玉に向かって水を吐いています。公園から表通りにでたところで、車道を行く何かの行列に出会いました。お祭り、それともお葬式?

お祭り? それとも葬儀の行列?

延平郡王祠から北へ、台南駅方向に戻ります。その途中にあるのが、台湾府城隍廟。城隍とは、城壁に守られた集落や都市を表すもので、地域の守護神を祀る土着信仰でしょうか。17世紀半ばの創建は、台湾に多くある城隍廟中でもっとも歴史があるのだとか。

台湾府城隍廟 屋根の上は賑やかでカラフル
台湾府城隍廟の内部

 


沙崙線で新幹線台南駅へ

台南市内観光半日コースを終えて、台南駅に戻ってきました。実によく歩いた。これから、市街地にある台鉄の台南駅と郊外の高鉄(新幹線)台南駅をむすぶ目的で、2011年に開通した台鉄沙崙線に乗りに行きます。沙崙線は、西部幹線で台南から高雄方面に2駅目の中州で分岐し、高鉄の台南駅に隣接する沙崙駅までの路線で、中間に長栄大学駅があり通学輸送も担っています。

台南駅舎 沙崙線のEMU600型

列車は区間車のみで、西部幹線に乗り入れて台南に直通し、一部はさらに台南市内を北へ、2駅または4駅先まで運行されています。運転間隔は概ね30分。使用車両は韓国現代ロテム製のEMU600型です。

ビニールのツルツルだったロングシートがモケットに変わって安っぽさが改善され、運転台後ろ2人がけの博愛座(シルバーシート)は、表面の模様を替えています。最近のJRのように、ドアの上に案内と広告を表示する液晶パネルが並び、この部分にあった車掌のドア開閉スイッチが網棚の脇に移動しています。

EMU600型の車内 沙崙を発車する区間車 左は高鉄 新幹線

台鉄沙崙駅の改札を出ると、目の前は高鉄台南駅。その間にバス乗り場がありますが、駅の他には周囲には何もありません。昔の新横浜や岐阜羽島もこんなのだったんでしょう。高鉄台南駅の構内は、三菱電機やダイキンの大きな広告看板、セブンイレブン、回転寿司、モスバーガーの店など、まるで日本です。

沙崙駅と高鉄台南駅のバス乗り場 隣接する高鉄台南駅
台南駅構内は日本企業の広告と日系のコンビニや飲食店

 


 

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