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コルカタ・モンダイン公園のトラムとバス

モンダイン公園の木陰で小休止。次々とやってくる色とりどりのトラムの撮影です。昼間でもかなりの頻度で運転され、トラムはコルカタ市民の重要な足として機能しています。

道路に沿ってモンダイン公園の緑の中を走る 次々とトラムがやってくる

ここは、都心にトラムとバスのターミナルがあり、地下鉄駅にも近いエスプラネードの近く。トラムが斜めに横断する大通りには、バスターミナルを発車した各方面へのバスが次々とやってきます。木造バス以外にも、やや小ぶりのちょっと可愛いバスや、二階建ての巨大なトレーラーバスも。

ヘッドライトが2灯の更新車? 横切る電車と直進する木造バス(傾いている)
ちょっと小ぶりのバス トレーラーバス

 

コルカタ・エスプラネードのターミナル

歩いてエスプラネードのトラムのターミナルに来ました。方向転換のためのループ線の他、たくさんの留置線があり、事業用の車両でしょうか、2軸の単車も停まっています。足踏みでグラインダーが回転するはさみ研ぎ屋さんの近くのレストランで、日本にもあるのとよく似たソース焼きそばの昼食です。写真を撮り忘れた 。

エスプラネードのターミナルに停車するトラム
事業用の車両でしょう 近くのはさみ研ぎ屋さん?

 


ナコーダ・マスジット

昼食後は、コルカタ最大のモスクであるナコーダ・マスジットへ行くことに。歩くには距離があるので、木造バスに乗っていきたいとガイドにリクエストしたところ、何人か道行く人に尋ねてくれたのですが、バス停がどこかよくわかりません。諦めて、タクシーに乗ります。

これぞコルカタ 混み合う電車通り

モスクの近くまで行くと、狭い電車通りの両側には商店が建て込み、例によってクルマは一方通行、トラムは交互通行。線路上に荷物を下ろすトラックが駐車し、これに人と人力車とサイクルリキシャ、オートリキシャが加わり、喧噪に満ち溢れたカオスの街です。

でも、モスクに一歩足を踏み入れるとそこには静寂の世界が広がり、1日に4回の祈りの時間でなくても、熱心に祈りを捧げる人々の姿があります。

コルカタ最大のモスク ナコーダ・マスジット

一旦ホテルに戻り、ガイドがネットカフェに行きたいというので付き合うことに。日本に残してきた彼女がいて、メールでやりとりをしているのだとか。まだスマホもLineも、ホテルのWifiもない10年前ですが、当時最新式のWindows XP パソコンでは日本語表示ができました。冷房の効いた部屋で、しばし日本の情報収集です。


コルカタ・ハウラー駅からメイル・エクスプレスでバラナシへ

夜行列車でバラナシに向かうため、コルカタ・ハウラー駅にやってきました。夕刻のラッシュ時で、通勤客を乗せた電車は全てのドアを開け放したまま発車していきます。

今夜の列車は、デリーからコルカタまで乗ってきた全車冷房完備のラジダーニ・エクスプレスと比べると、格下のメイル・エクスプレス。ラジダーニは赤とクリームの車体でしたが、メイルは青系の塗色です。

ハウラー駅構内の売店 ドア全開の通勤電車
デッキ横に張り出された乗客名簿

寝台車のデッキの横には、プリンタで打ち出した乗客名簿が貼り出されています。今回は、ガイドの名前も一緒にありました。ラジダーニ・エクスプレスと同じ冷房付き3段寝台のAC3ですが、こちらの方が新しいのか、車内が綺麗です。今回もガイドと二人、レールに並行の2段ベッドでラッキー。

郵便急行メイルとAC3の車内

ガイドに忠告に従って、ワイヤーキーで荷物を座席下に設置された金具に固定します。メイルは停車駅が多いので、夜中の停車中に乗り込んできた輩に荷物を持ち去られる被害が多いのだとか。日本から自転車のワイヤーキーを持ってきましたが、ホームにも丈夫そうなチェーンキーを抱えた立ち売りがいます。

盗難防止のワイヤー 夕食のカレー

19時10分、ほぼ定刻の発車です。ラジダーニ・エクスプレスは食事付きでしたが、メイルは別料金。ノンベジ食を注文したら、パントリー車で調理した2種類のカレーとご飯、ナン、サラダのセットが届き、ガイドが料金を支払います。この車両は2人のボックス席にも折りたたみ式のテーブルがあって、食事に便利。ビールがないかと聞いたら、インドの列車内は禁煙に加えて禁酒なんだとか。

周囲のインド人の乗客の多くは、持ち込んだ弁当で夕食です。何段にも重ねた円筒形のアルミの容器に、カレーやごはん、チャパティーなどが入っています。

 

ムーガルサライに到着

インド5日目の朝は、目覚めてから車内の散歩です。エアコンのない3段寝台では、全開の窓から強風が吹き向けていきます。よくこんな中で寝られますね。パントリー車では朝食の準備中。一言断って写真を撮らせてもらいます。パントリー車も含め、女性の職員は乗務していないようです。

パントリー車の内部 奥の厨房
朝食のハンバーガー 駅が近づいてきた

パントリー車から朝食が届きます。ハンバーグとケチャップに食パン。自分で作るハンバーガー。

ムーガルサライ・ジャンクションが近づいてきたようです。列車は速度を落として操車場の横を通過するので、デッキのドアを開けて撮影です。先頭に電気機関車やディーゼル機関車を連結した貨物列車が何本も並び、無蓋車には石炭が満載 。

操車場に停車中の貨物列車
留置中の機関車の横を行き交う人々
自転車が線路を横断 操車場の貨物列車

それにしても、構内を行き交う人が多いですね。何故か自転車を押して線路を横断する人まで。


 

 

 

 

 

 

  

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