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コルカタ・ハウラー駅に到着

終着コルカタが近づいてきました。線路が増え、各種電気機関車やディーゼル機関車、客車や電車が並んでいます。列車は何度もポイントを渡り、ハウラー駅のホームに入っていきます。驚いたことに、ほぼ定刻での到着です。インドの鉄道も正確だと思ったのですが、それはこの列車がラジダーニ・エクスプレスだから例外中の例外、ということが後でわかります。

各種電気機関車 ディーゼル機関車
ポイントを渡ってコルカタ・ハウラー駅へ
客車の編成 電車の編成

コルカタを走る国電には、中距離用の3扉と近距離用の4扉車があるようです。暑いからでしょうか、電車は両側の全部の扉を開けたまま走行しています。

頭端式のハウラー駅のホームには、大勢の赤帽(インドでは赤シャツ?)が列車の到着を待ち構えていて、完全に停車する前にデッキから飛び乗ってきて、乗客の荷物の奪い合いが始まります。ガイドがいなければ、彼らの餌食になるところです。

4扉の電車
3扉の電車 ホームで待ち構える赤帽
ハウラー駅に到着したラジダーニ・エクスプレス 荷物車から積み荷を降ろす

コルカタは東インド会社による英国のインド支配の中心都市、1911年まで英領インドの首都として発展してきましたが、独立後は経済はムンバイに、政治はデリーに持っていかれ、450万人の人口もムンバイ、デリーに抜かれて今ではインド第三の都市です。

ホームには、コルカタの現地旅行社のガイドが出迎えに来ていて、まずはクルマで昼食のレストランに向かいます。車種は相変わらずのアンバサダー。客1人にデリーからのガイド、コルカタのガイドそれに運転手の3人が付く大名旅行です。

ハウラー駅は、市内を流れるガンジス川の分流、フーグリー川の西岸にあります。東岸の旧市街へは、巨大な鉄骨造りのハウラー橋を渡ります。安全上の理由か、ハウラー橋は撮影禁止。橋の両端にポリスボックスがあり、警官が目を光らせています。


コルカタ市内観光

昼食の後はコルカタ市内観光。まずは、市街地にあるマザー・ハウス。貧しい人々や病気の人々のためにキリスト教の団体が運営する施設がコルカタ市内に10個所ほどある中で、ここはノーベル平和賞を受賞したマザーテレサが活動の拠点としていたところ。彼女の遺体もこの中に葬られているのだとか。内部は撮影禁止のため、写真は外観だけ。

続いて、市街地の南部にあるカーリー女神寺院へ向かいます。ヒンドゥー教シヴァ神の配偶者神のひとりであるカーリー女神を祀った寺院で、多くの参拝者でごった返しています。寺院内はカメラはもちろん、カバンも持ち込み禁止。クルマに置いて、手ぶらで参拝です。毎日午前中には、血や殺戮を好む女神に捧げるため、ヤギの首を斧ではねる神事が行われるのだとか。こういうのは苦手ですが、訪問した午後にはもう終わっています。駐車場に戻って、写真は外観だけ。

マザーテレサの家 カーリー女神寺院

カーリー女神寺院の近くの電車通りで、コルカタのトラムに出会います。これに乗るためにわざわざ遠くまで来ました。昔はデリーやチェンナイにもトラムがあったそうですが、廃止されて今はコルカタだけ。ところでこの通りは一方通行ですが、トラムだけは交互通行。クルマは、前から来る電車を避けながら軌道内を通行しています。

フーグリー川の岸でクルマを止めます。遙か向こうに、スモッグに霞むハウラー橋が見えます。長さ705m、一番高いところが95mのトラス橋で、その中間、川の中に橋脚はありません。ガイドが、ここならポリスがいないから写真を撮ってもいいよと言うので、1枚パチリ。

車内からやっとトラムに出会った ハウラー駅と都心をむすぶハウラー橋
フーグリー川に架かる第2ハウラー橋 沐浴する人々

振り返るともう一本、新しい第2ハウラー橋が架かっているのですが、こちらは有料のためハウラー橋はいつも渋滞が激しいのだとか。この川もガンジスの流れの一部だからでしょうか、艀の浮かぶ川岸で、大勢の沐浴をする人々の姿が。

 

インド博物館

コルカタの都心に、広大なモンダイン公園が広がります。地下鉄が走るメインストリートのチョウロンギ通りを隔てて建つのがインド博物館。19世紀のはじめにオープンしたインド最古の博物館で膨大な展示量ですが、コルカタの現地ガイドの案内で初期仏教美術やヒンドゥーの美術を中心に、主なものだけの見学です。

インド博物館の展示

四頭獅子像 インド博物館の中庭

コルカタの現地ガイドは年配の男性ですが、若いデリーからスルーのガイドと違って、日本語は完璧。でも、日本人観光客がコルカタまで足を延ばしてくれないと嘆いていました。

 

ヴィクトリア記念堂

モンダイン公園の一角に、天使の像をいただく白亜の建造物がそびえ、周辺では優雅な馬車が客待ちをしています。ヴィクトリア記念堂は、英領インドの皇帝を兼任していた英国ヴィクトリア女王を記念して、アグラのタージマハルをモデルに、同じ白大理石で造られたもので、完成は女王の死後の1921年。内部は博物館だそうですが、パックツアーの観光コースには含まれていないとのことで、外から見ただけでコルカタ市内観光はおしまい。

ヴィクトリア記念堂 右はヴィクトリア女王
天使の像 こんな優雅な馬車も

翌日の夜行列車に乗車するまで、希望者にはマザー・ハウスのボランティア体験が用意されていますが、コルカタに来た目的はインド唯一の路面電車への乗車と言ってパスして、1日フリータイムにします。この後の土産物屋巡りもパスしてホテルに戻る車中、コルカタの現地ガイドから翌日半日クルマをチャーターすればどこでも送迎、私の乗った路面電車の後ろを付いていき降りた電停で出迎えも可能で5千円の提案を受けます。

デリーからのスルーのガイドにベンガル語を話せるか聞いたところ(デリーはインドの公用語のヒンディー語、コルカタはバングラディシュと同じベンガル語)、できるとのこと。それならガイドに通訳をさせ、2人で公共交通機関を使ってコルカタ市内巡りが可能で、あとでチップをはずめばよいと判断してこの申し出は断ることに。

ホテルの前でトラムの線路工事 露店で買ったマンゴーは絶品

ホテルの前の電車通りは、線路を掘り返して工事中。路面電車の線路はガタガタですが、少しずつ整備も行われているようです。歩道の露店で買ってホテルに持ち帰った1つ25円の完熟マンゴー、ガイドがいたのでぼったくられることもなく、絶品を味わうことができました。


 

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