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バート・ドーベラン駅で列車の入れ換え

モリー鉄道は私鉄なので、ストの影響はありません。駅に行くと、99 2322号機が車庫から3両の客車を引き出して入れ換え中。ポイントを切り替えて転線。推進運転でホームに停車中の5両に連結。次の列車の編成を組み立て出発準備完了。

車庫から客車を引き出す

入れ替え推進運転でホームへ
出発準備完了 セミクロスシートの車内

キュールンクスボルン・ヴェスト行きは、先頭に機関車が後ろ向きで付き、一般の客車が6両にビュッフェ車と荷物車が各1両。客車の車内は通路をはさんで4人と2人のボックスシート。幼稚園の遠足でしょうか、可愛いお客さんも乗ってきます。最後尾にに荷物車がありますが、自転車が持ち込めるようにか、先頭客車は座席の一部が跳ね上げられるロングシートになっいます。

前年に乗ったハルツ狭軌鉄道等と類似の客車ですが、違いは車両にトイレがないこと。商店街の路面に垂れ流しはできませんからね。

 

キュールンクスボルン・ヴェストに向けて発車

DBの列車からの接続を受けてバートドーベランを発車。機関車と対面する先頭客車のオープンデッキに陣取ります。道路と並行する専用軌道を快走し、十字路の交差点の双方向の信号を赤にして、警報音の鳴る中を道路へ進入。併用軌道上の最初の停車駅、バート・ドーベラン シュタットミッテ(街の中心)駅は歩道がプラットホームの代わり。

バート・ドーベランを発車

バート・ドーベラン シュタットミッテ駅

商店街の路面に入ってきた バート・ドーベラン ゲーテシュトラッセ駅

カンカンと鐘を鳴らしながら狭い商店街の併用軌道を徐行して、横をクルマに抜かれながら住宅街に入ると、次の停車駅バート・ドーベラン ゲーテシュトラッセ。ここも歩道がプラットホームです。しばらく併用軌道を走行し、住宅が途切れるとカーブを曲がって専用軌道へ。スピードが上がり快走するものの、雨が急に降り始めオープンデッキでは濡れるので車内へ避難。

次は交換駅のハイリンゲンダム。バルト海沿岸では最も歴史のあるリゾート地で、2007年のサミット、先進国首脳会議がここで開催され、その輸送に活躍したモリーの姿が世界に報道されて知れ渡り、観光客が増加したのだとか。雨の中、ホームに降りて到着するバート・ドーベラン行きのモリーをパチリ。

ハイリンゲンダムに到着するバート・ドーベラン行き ハイリンゲンダムで列車交換
菜の花畑を行くモリー 陽がさしてきた

ハイリンゲンダムを出た列車は、森を抜け田園風景の中へ。雨があがったのでオープンデッキに出てみると、沿線は黄色い菜の花が満開。キュールンクスボルン・オスト(東)、住宅街の路面にあるキュールンクスボルン・ミッテ(中央)と停車して、バート・ドーベランから45分で終点のキュールンクスボルン・ヴェスト(西)へ。

 

キュールンクスボルン・ヴェストに到着後入れ換え

キュールンクスボルン・ヴェストに到着すると、蒸気機関車モリーはすぐに切り離されます。機関助士が降りて、ポイントを手動で転換。昔からのシステムをそのまま残しています。

キュールンクスボルン・ヴェストに到着 連結器を切り離す
手動でポイントを切り替えて機回り

機回り線でしばし休憩した後、蒸気機関車モリーは転線してプラットホームへ。バート・ドーベラン側の先頭、荷物車に連結して出発準備完了。

ホームに停車中の客車と牽引機モリー
側線でしばし休憩 転線して

 

蒸気機関車モリーがバート・ドーベランに向け発車

隣の側線には、役目を終えた99 332号機が静態保存。その横を蒸気機関車モリー99 2322号機が8両の客車を牽いて、バート・ドーベランに向けてキュールンクスボルン・ヴェストを発車していきます。

荷物車と連結 静態保存機とならぶ
バート・ドーベランに向けてキュールンクスボルン・ヴェストを発車

 

キュールンクスボルン・ヴェスト駅はミニ鉄道博物館

キュールンクスボルン・ヴェスト駅はミニ鉄道博物館。側線に置かれた99 332号機の後ろには、小型の2軸有蓋貨車。ほかにも、運転席に屋根のない小さな2軸のディーゼル機関車が、2両のナベトロを連結して保存展示されています。

静態保存機99 332号機 貨車も静態保存
小型のディーゼル機関車と2両のナベトロ

蒸気機関車モリーのシリンダやボイラのカットモデル、腕木式信号機や踏切警報機、遮断機もあります。

シリンダとボイラのカットモデル 腕木式信号機
踏切警報機でしょう 踏切遮断機も

駅舎の一部はカフェになっていて、その前に停車中の無蓋貨車にはテーブルと椅子がセットされています。カフェの奥の部屋は小さな鉄道博物館。

キュールンクスボルン・ヴェスト駅舎 博物館とカフェ
無蓋貨車にテーブルと椅子を並べてカフェの席に シリンダやロッドとナンバープレート

ここにも蒸気機関車モリーのシリンダやロッド、ナンバープレートからヘッドライトや標識灯、信号機、踏切警報機、ポイント切り替え器、保線の工具から駅の事務室にあったと思われる各種備品まで、モリー鉄道の歴史を伝える品々を自由に見ることができます。

ヘッドライトや標識灯 ポイント切り替え器でしょうか
保線の工具 駅事務室の備品

 


 

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