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Uバーンと聖ミヒャエル教会

ハンブルクの地下鉄Uバーンは、Sバーンより小型で第三軌条集電の車両で運行され、都心部の地下区間を除くと高架鉄道です。U3号線の一部は、都心でも地上に顔を出し、ビルの谷間に高架駅もあります。

そんなUバーンの駅から近い聖ミヒャエル教会は、市庁舎を上回る高さ132mの塔を持つプロテスタントの教会。17世紀の創建で、過去に2回も火災にあい、現在の建物は20世紀初めに建て替えたバロック建築を戦災から修復したものだとか。

都心で地上に顔を出したU3号線

聖ミヒャエル教会
正面に立つのは大天使ミヒャエル(ミカエル)でしょう
祭壇 パイプオルガン

正面に立つ像は大天使ミヒャエル(ミカエル)でしょう。内部は白と金を基調とした色づかい。日本人観光客を見かけないハンブルクですが、この教会には韓国人の団体さんがいました。

運河に面した赤煉瓦の倉庫街に、世界最大級といわれる鉄道模型ジオラマのミニチュアワンダーランドがあります。立ち寄ってみたかったのですが、あとのスケジュールから11時過ぎのインターシティーICでロストックに向かうため、早めに市内観光を切り上げ、ホテルで荷物をピックアップしてハンブルク中央駅へ。


REでロストックへ

駅の発車案内を見ると11時17分発、バルト海に浮かぶリューゲン島のビンツ行きICの表示に右側に、何かメッセージがスクロールしていて、どうやら本日は運休と伝えているらしい。DBのインフォメーションで尋ねると、パソコンを操作。キャンセル理由の説明も無しに、1時間後のロストック行き快速REの発車時刻と番線をプリントして渡されます。

何だ、あと1時間あればミニチュアワンダーランドに行けたのに。時間つぶしを兼ねて、駅ナカでベルリン名物カリーヴルスト(カレー入りケチャップソースがけソーセージ)で早めの昼食です。

出発表示でICが運休?

昼食にカリーヴルスト

混雑するホーム ロストック行きが来たかな

頭端式ホームの多いドイツ大都市の中央駅で、ハンブルク中央駅は通り抜けの構造。長距離列車の多くは、ハンブルク・アルトナ駅が始発や終着になっています。ネットで確認したところ、次のロストック行きREはハンブルク中央駅が始発。先回りして座席を確保することもできず、ICの運休で人の溢れるホームで待っていると、一端に120型電気機関車が付き他端は制御客車のプッシュプルで、二階建て客車5両のREが入線。一階席を確保しましたが、さすがに大きな二階建て客車は収容力抜群。

ロストック行きREが入線 REの1階席
乗り換え客を待つローカル線の単行ディーゼルカー のどかな車窓

ハンブルクから東へ、バルト海に面した港町ロストックへ向かう車窓は北海道の北部のような、ちょっとさみしげな風景。何処で旧東西ドイツの国境を越えたかわからないままに東ドイツに入ったもよう。ローカル線との接続駅では新型の低床ディーゼルカーの単行や旧型の2連、私鉄が運行する二階建て電車等と接続して、ICなら1時間50分ほどのところを2時間半以上かけて終点のロストックに到着。

私鉄ODEGが運行する二階建て電車 旧型ディーゼルカー
ロストックに到着したRE ロストック中央駅の地下にトラムが乗り入れ

ロストック中央駅では、地下にトラムが乗り入れてDBとの接続が便利です。

 

ローカル線のディーゼルカーでバート・ドーベランへ

ロストックからローカル線でバルト海に沿って20分、モリー鉄道に接続するバート・ドーベランに向かいます。1時間間隔の運行ながら、ハンブルクからのREとの接続は良好で、当初予定のICからの接続から1時間後の列車に乗れました。

シーメンスのデジロを使った普通列車 部分低床のデジロの車内
右側ゴミ箱の分別が4種類 台車上の高床部分

車両は、新型の部分低床ディーゼルカー、シーメンスのデジロの2車体連節車。車内のゴミ箱を4種類に分別しているのは、さすがにドイツ。片側の車両の運転台隣接の窓1区画だけ、ガラスで仕切られた定員6人の1等室。2等のモケットに代えて、黒い1等のシートは革張りでしょうか。あとは隣席との間に跳ね上げ式の肘掛けがあるだけで、シートそのものやピッチは2等と同じ。

向こう側の窓1つ6席だけの1等室 デジロの運転席
1本のホームの前方に交換列車が停車 ホームのない線路を使って列車交換

バート・ドーベランは、単線のローカル線の交換駅。でもDBのホームは1本の片面だけ。長いホームの両端を1番線、2番線と名付けてお互い向き合うように停車し、先に発車するロストック方面の列車がホームの途中にあるポイントを渡って交換です。こうすれば、どちらの列車でも線路を渡ることなく上下車でき、バリアフリーです。

 

蒸気機関車のモリー鉄道

バートドーベランでは、15.4km先のバルト海に面したキュールンクスボルン・ヴェスト(西)に向かう“メクレンブルク保養地鉄道モリー”(以下、モリー鉄道とします)接続。900mmゲージの狭軌で、東ドイツ国鉄時代から蒸気機関車だけで運行し、現在は私鉄(第三セクター)のため、ジャーマンレイルパスは使えません。半年前にベルリンからの日帰りを計画したものの、時間的に厳しいため先送りしました。今回の旅はバート・ドーベランにホテルをとり、モリーへの乗車を第一の目的としています。

主力機は、ドイツ帝国鉄道時代1932年のコッペル製、軸配置1D1のタンク機関車。この機関車のスタイルから、ふくよかなご婦人という意味の“モリー”が愛称になったのだとか。

桜が満開のバート・ドーベラン駅 キュールンクスボルン・ヴェスト行きが発車
99 2321号機がバックで牽引

モリー鉄道の夏期ダイヤでは、接続するDBに合わせて1時間間隔で運行。向かいのホームでは、ちょっと短めの8両編成の客車の先頭にC型のタンク機関車が後ろ向きに付き、乗り換え客を待っています。

計画では、ハンブルクからのICでロストック乗り継ぎ、1時間前にここに着き駅前のホテルにチェックイン。荷物を置いてからこの列車に乗るつもりでしたが、朝と夜はバス代行になるので1時間後の列車では終点ですぐに折り返しせざるを得ず、乗車は翌日まわしにすることに。とりあえず、ホテルに向かう踏切で発車シーンをカメラに納めます。

桜の向こうに今日のホテル ホテルの部屋のバルコニーから見たバート・ドーベラン駅
踏切を越え 99 232号機がやってきた

ホテルでしばし休憩後、途中駅で交換した列車がバート・ドーベランに戻ってくる頃合いを見計らって線路脇へ。99 2322号機が前向きで牽引してきた。カーブを曲がってバート・ドーベランへ。

カーブを曲がり バート・ドーベラン駅へ
切り離さされた牽引機 小さなボギー客車

駅に戻ると、先頭の機関車は切り離されて機回り線で休憩中。ホームに停車中のオープンデッキのボギー客車は、連結面の真ん中で1個のバッファを付き合わせ、その上のねじ式連結器を締めて連結。大半が切り妻屋根ですが、丸屋根の車両も。8両のうち、バートドーベラン側の1両は荷物車、次いで食堂車、残り6両が一般の客車の編成です。

丸屋根の客車も連結 バッファと連結器
食堂車 荷物車

 


 

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