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ブロッケン駅から信号所へ

2番列車も、到着から機回りをして発車まで、わずか15分。この列車で山を下りないと、次はまたドライ・アンネ・ホーネ止まりのため、さらにその次の列車ではベルリン到着が遅くなってしまいます。すぐ近くの山頂には、通信施設やブロッケン博物館の他、旧ソ連の軍の駐屯地区や周遊ハイキングコースもありますが、残念ながらもう時間切れ。

駅の中をちょっと覗いてから、列車に乗り込みます。最後尾は荷物車のため、7両目に席を確保しますが、午前中に山を下りる人は少なく、車内はガラガラ。

ブロッケン駅舎 駅舎の内部
ホームに停車するヴェルニゲローデ行き 窓はこんなふうに開けられる

ブロッケン線では、簡単な食事ができるビュッフェ車を連結した編成があります。でも、以前には時刻表あったワイングラスのマークが消えていてどの列車にかわからず、私の乗車した2本の列車には連結されていません。

その代わりでもないでしょうが、検札を終えた車掌さんが、今度は小さなスピリッツのビンを入れた籠を持って車内販売に回ってきます。酔っぱらってオープンデッキから落ちないように自粛。

下山する列車を見送るハイカー 車掌さんがスピリッツの小瓶を売りに来た
信号所付近の車窓 信号所で交換する列車

山頂から少し下ってくると霧が晴れて視界が開け、遠くまで見渡せます。ポイントを渡って分岐線に入り、スイッチバックの信号所で停車。窓を開けてカメラを構え、待ちくたびれた頃に機関車のドラフト音が近づいてきて、99 7232号機がブロッケンに向け急勾配の本線を駆け抜けていきます。列車はバックで本線に戻り、ポイントを切り替えて下っていきます。

ブロッケン行きが信号所の横の本線を通過

 

シールケ駅

上りの列車を勾配の途中で停車させることのないよう、下り列車が先に余裕を持って信号所に入って待つように、シールケ−ブロッケン間の所要時間は、上りの31分に対して下りは40分のダイヤになっています。列車は定時にシールケ駅に到着。

シールケ駅に向かって降りていく シールケ駅に到着
牽引の99 222号機 シリンダに取り付けたプレート

シールケ駅でも交換があります。先着しているはずの上りの列車が遅れてきたので、到着をカメラに納めることができました。今朝、ヴェルニゲローデからブロッケンまで乗った列車が、一旦ドライ・アンネ・ホーネまで下りて、折り返して来た99 7234号機の牽引です。

ブロッケン行きが入線 給水中に点検を行う
ブロッケン山行きがシールケ駅を発車

手早く給水と点検を済ませた99 7234号機のブロッケン行きが先に発車するシーンを撮り、置いて行かれないように急いで列車に戻ります。

 

ドライ・アンネ・ホーネ駅

右側の車窓にノルドハウゼン・ノルドからの本線が寄り添ってくると、ドライ・アンネ・ホーネに到着。ホームでは、先に到着したヴェルニゲローデからノルドハウゼン・ノルドの手前のアイスフェルダー・タールミューレ行きと、ノルドハウゼン・ノルドからドライ・アンネ・ホーネでスイッチバックしてブロッケンに向かう2本の列車が待っていて、相互に接続をとるダイヤになっています。

本線が右側に寄り添ってきて 2本の列車が待つドライ・アンネ・ホーネに到着

同時に3本の列車が撮れるので、駅の先にはカメラを持った数名のファンの姿があります。ここでは、線路内に立ち入るのは自己責任。日本でも、昔のSLブームの頃はそうでした。

1番線に停車中の、アイスフェルダー・タールミューレ行きを牽いてきた99 7247号機は給水中。2番線のブロッケン行きを牽いてきた99 7245号機のナンバープレートは、日本の蒸機のように長方形の枠で囲われています。既に機回りを済ませてブロッケン側に付き、2編成が顔を並べています。山から下りてきたヴェルニゲローデ行きが3番線に入線すると、蒸気機関車の牽く列車が3本並びます。この駅では3時間後にもまた3本の列車の交換があり、こんな並びが毎日2回も見られる鉄道が、HSB以外に今の世界にあるのでしょうか。

給水中の99 7247号機 ナンバープレートに枠が付いた99 7245号機が前に出てきた

機回りしてブロッケン行きの先頭にいた99 7245号機は、まだ客車と連結していなかったようで、客車置いて単機で前方に出て行きます。給水を終えた99 7247号機があとに続き、2両が縦列停車。機関車の運用と客車の運用が異なるようで、このあと牽引機が入れ替わります。ポイントを切り替え、99 7247号機がバックで戻ってきてブロッケン行きの先頭に連結。99 7245号機の方は、アイスフェルダー・タールミューレ行きに連結して、もう発車時刻ですがまだこれから給水を始めます。

続いて99 7247号機も前方へ 2両の機関車が並ぶ
2本の列車の機関車を交換して客車に連結 今度は99 7425号機に給水

やっと給水が終わって、アイスフェルダー・タールミューレ行きが先に発車。最後尾にはオープンカーを連結しています。続いてブロッケン行きも遅れて発車。もう少し先まで行って両列車の出発シーンを撮りたかったのですが、ヴェルニゲローデ行きの発車時刻が迫っていて、置いて行かれないように動き出したら何時でも飛び乗れる場所から離れることができません。

99 72245号機のアイスフェルダー・タールミューレ行きが先に発車 最後尾にはオープンカーを連結

 

ヴェルニゲローデ西門駅

ドライ・アンネ・ホーネを発車したヴェルニゲローデ行きは、街中まで下りてくるとヴェルニゲローデHasserode駅、ヴェルニゲローデHochschule駅と停車して、旧市街に近いヴェルニゲローデWestemtor(西門)駅に到着。ここで下車してホテルまで歩くことに。

森の中で停車したが列車交換無し 短い併用軌道区間がある

この駅でも、99 236号機の牽くブロッケン行きと交換です。ブロッケンからここまで、わずか2時間弱の間に蒸気機関車の牽引する5本の列車と交換しました。

ヴェルニゲローデ西門駅で99 236号機の牽くブロッケン行きと最後の交換
ヴェルニゲローデWestemtorを発車するブロッケン行き

99 236号機が8両の客車を牽いて、空転を起こしながらヴェルニゲローデWestemtorを発車する様子を動画でご覧下さい。

 ヴェルニゲローデWestemtor駅とドライ・アンネ・ホーネ駅を発車するHSBの蒸機列車

駅構内の枕木は、ハの字型で鉄製のよう。ここには工場を併設していて、側線には年代物の2軸客車や貨車、レトロ調のディーゼルカーや休車かなとも思われるディーゼル機関車等、各種車両が留置されています。

ハの字型の鉄枕木 各種留置車両
レトロなディーゼルカー このディーゼル機関車は休車?

取り外したスノープローも立てかけられています。赤い三角屋根の駅舎を出て踏切を渡り、ホテルで荷物をピックアップして、DBのヴェルニゲローデ駅に向かいます。それにしても、ハルツ狭軌鉄道は楽しかった!

取り外したスノープローが並ぶ ヴェルニゲローデ西門駅の駅舎

 


 

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