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ニュルンベルクからICEでバンベルクへ

旧市街の観光を終えて、ニュルンベルク中央駅に戻ってきました。午後はここから北へ、ICEで30分余りのバンベルクに向かいます。駅には、西ドイツ国鉄から引き継ぎの111型電気機関車と二階建て客車プッシュプルのローカル列車Rから、ボンバルディアの新車の部分低床車442型の快速REなど、新旧様々な列車が出入りしています。

111型電気機関車と二階建て客車のプッシュプル 部分低床車442型の快速
ベルリン方面のICE-Tが入線 駅で買ったサンドイッチで昼食

ベルリン方面に向かう振り子式ICE-Tが入線してきます。車内での遅い昼食は、駅ナカの売店で買ったサンドイッチ。デーブルの窓側が開き、その下がゴミ箱になっていてスマートで便利。

デッキと隔てるガラスの壁に、携帯電話の禁止に加えて“Psst”のステッカーが。車内で携帯電話禁止や通話はデッキなどという列車は、日本以外ではほとんど見かけません。口に指を当てている絵から判断して、この車両は、かつて山陽新幹線のウエストひかりにあってその後廃止されたサイレンスカーのようです。券売機による指定席の選択肢にも含めれていて、携帯電話よりうるさい、おばさんグループのおしゃべり攻撃から逃げられるこんな車両を、JRにも導入してもらえませんかね。

ICE-Tの車内 この車両は携帯電話とうるさい会話禁止のサイレントカーらしい

ニュルンベルグからわずか1駅32分でバンベルクに到着。このICE-Tは8連を2本併結の16両編成でした。駅の構内にはいろんな車両が留置されています。屋根に覗き窓のある黄色い車両は、架線計測車でしょうか。

バンベルクを発車して行くベルリン方面のICE-T
442型部分低床車と入れ換え用ディーゼル機関車 架線計測車でしょうか

 


世界遺産の街バンベルク

バンベルクは戦災をほとんど受けることなく“バイエルンの真珠”と称えられる旧市街がそのまま残り、世界遺産に登録されている街です。11世紀の初めに、後に神聖ローマ帝国の皇帝となるハインリヒ2世がこの地に司教座を置き、キリスト教の町として発展してきました。

駅から旧市街までは、1kmほど離れています。マイン−ドナウ運河に架かる橋を渡り、広場に面して建つ新市庁舎の先の聖マルティン教会に立ち寄ります。このあたりはまだ新市街でしょう。

バンベルク駅 バンベルク市庁舎
聖マルティン教会とその内部

さらに進むと、レグニッツ川に石の橋が架かっています。この川の向こうが旧市街で、中州には外壁にフレスコ画の描かれた14世紀の旧市庁舎が建っています。立体的に見せるだまし絵の技法を使っているそうですが、写真ではその効果はイマイチよくわかりませんね。木組みの外観から見て、旧市庁舎の川の中にぶら下がっている部分は、木造建築のようです。

旧市庁舎 壁面のフレスコ画
1本川上の橋から振り返ると 川の中州に建つ旧市庁舎

川を渡ると旧市街。狭い坂道を上っていくと現れるのが、バンベルクのシンボル13世紀に完成した4本の尖塔を持つバロック様式の大聖堂、ドーム。堂内には、祭壇の彫刻やバンベルクの騎士像など、ドイツ中世美術の宝庫といわれる傑作があちこちに。その隣に建つのは旧宮殿。

大聖堂の尖塔が見えてきた ドーム広場から見たドーム(大聖堂)と旧宮殿
祭壇の彫像 バンベルクの騎士像

団体客がまわりを取り囲み、ガイドの説明に聞き入っているのは、この教会の建立者である皇帝ハインリヒ2世とクニグンデ皇后の壮麗な大理石の墓。側面のレリーフについて説明しているようですが、残念ながらドイツ語は全くわかりません。

神聖ローマ帝国皇帝ハインリッヒ2世とクニグンデ皇后の墓

大聖堂の向かいは、18世紀初めに建てられた新宮殿。一階のアーチをくぐって裏に抜けるとバラの咲き乱れる庭園があり、赤い屋根の連なる旧市街を見下ろすテラスに出ます。そこから見上げる2本の尖塔は聖ミヒャエル教会。

新宮殿 バラ庭園
バラ庭園から見た旧市街 バラ庭園から見上げる聖ミヒャエル教会

坂道を下ってレグニッツ川の川岸まで降りてきました。対岸は古い漁師の家並みが残る小ヴェネツィア地区。どう見てもヴェネツィアではないですが、木組みの家が並ぶ好ましい風景です。古い建物だけあって、微妙に歪んだり傾いたりしていますが。

レグニッツ川沿いの小ヴェネツィア地区
建物の壁に聖母子 旧市庁舎の橋から見上げる大聖堂

 


ICでニュルンベルクへ

バンベルクからインターシティーでニュルンベルクに戻ります。ICは電気機関車のプッシュプル。制御客車を先頭に、最後尾の電気機関車が押す編成で入線してきます。

インターシティーが入線 ICの車内

夕食はニュルンベルク駅構内のフードコートで簡単に。写真入りのメニューが表示されているので注文には困りません。野菜がしっかりとれる中華を選択。しまった、職人広場で名物のニュルンベルガーソーセージを食べるのを忘れた。

ニュルンベルク駅構内のフードコート 夕食は中華で

 


 

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