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アウクスブルクの大聖堂と市庁舎

ドイツ9日目は最終日。ミュンヘンからの午後便で帰国です。お天気が回復したので、チェックアウトの前にホテルの近くの大聖堂、市庁舎と隣接するペルラッハ塔の周辺にもう一度。ミュンヘン、ニュルンベルクに次ぐバイエルン州第三の都市とはいえ人口は26万人の街に、長い編成のフレキシティーアウトルックやコンビーノが次々に現れます。朝のラッシュ時には、昨晩は見かけなかったちょっと古い3車体連接のデュワグカーの姿も。

大聖堂前を行くフレキシティー・アウトルック 大聖堂の内部
大聖堂前を行くコンビーノ 朝のラッシュ時にはデュワグカーも運行

昨晩は暗くてよくわからなかったのですが、市庁舎の正面のファザードの上には何を意味するのかブロンズの松ぼっくりが乗っています。その隣、高さ70mのペルラッハ塔は12世紀後半の建築だとか。市庁舎前広場に立つのは、神聖ローマ帝国初代皇帝アウグストゥス像。

市庁舎前のデュワグカー 市庁舎前のコンビーノ
市庁舎隣のペルラッハ塔 市庁舎前広場に立つアウグストゥスの像

ホテル最寄りのトラムやバスの停留所名のフィッラゲイは、16世紀から続く世界初の社会福祉住宅の名前。今でも、低い家賃で提供されているのだとか。その付近は狭い石畳の道に上下で一方通行の通りを分けて線路が敷かれ、長い編成のトラムが行き交います。

世界初の社会福祉住宅フィッラゲイ 狭い一方通行を行くコンビーノ
線路の合流個所でフレキシティーとコンビーノのすれ違い 城壁の塔を背にフレキシティー・アウトルック

 


ICEでミュンヘンへ

平日は運行しているバスでアウクスブルク中央駅へ。ミュンヘンに向かうICEを待つホームの向かい側に、DBの近郊型電車やバイエルン州で運行する第三セクター?のディーゼルカーが入線してきます。いずれも部分低床の連接車で車体長はボギー車より短いものの、1両に1個所のドアでも乗降に支障はないのでしょうね。

バスでアウクスブルク中央駅へ DB 440型近郊電車
BRBのディーゼルカー ICE1が入線

ICE1が入線してきます。アウクスブルクからミュンヘンまでの所要時間はわずか30分余り。車窓にタウルス型電気機関車が牽く私鉄、アレックスの列車が並走するようになるともう到着です。

車窓の電気機関車 アレックスの列車
ミュンヘンに到着したICE1 こちらはプッシュプルのIC

頭端式のミュンヘン中央駅のホームには、ICE1や電気機関車のプッシュプルのIC、2階建て客車のREなど、今回の旅行でお世話になった列車が並びます。東ドイツ方面を中心に動いたので、最速のICE3には乗車の機会がありませんでした。私鉄、メリディアンの青い列車は、ミュンヘンとオーストリアのザルツブルク方面を結ぶLCCの鉄道版です。

今回は乗る機会がなかったICE3 LCC鉄道版のメリディアン
ミュンヘン中央駅のコインロッカー 鍵を使用する古いタイプ

ミュンヘン中央駅には、コインロッカーがたくさんあります。幸いなことに、取り扱いが難しいライプツィヒのような新型ではなく、コインを入れて鍵を回して抜くだけの旧来のタイプ。でも、ここは旧西ドイツ。6€で、旧東ドイツのライプツィヒより高い。

 

ミュンヘンのビール祭りオクトーバーフェスト

駅横を走る5車体連接のトラムは、最近導入されたシュタッドラー製の全低床式。これから向かうは、世界最大規模のビール祭り、オクトーバーフェストの会場テレージエンヴィーゼ。

でも、朝の10時は少し早すぎたようで、メインゲート付近には多少の人出はあるものの、まだ民族衣装のお兄さんやお姉さんが出勤途中。広大なテントのビヤホールは開店しているものの、この閑散状態と陽気の涼しさでは、残念ながら1リットルの大ジョッキを傾ける気にもなれずに退散。

シュタッドラー製の新型トラム オクトーバーフェストのゲート
観覧車まであってまるで遊園地 出勤途中?のお姉さん
でも会場の大半は閑散としていて 広大なビヤホールのテントもこの状態

ミュンヘンに1泊して夕刻から訪れるか、アウクスブルクからミュンヘンまでICEで30分余りの距離なので、オクトーバーフェストには前夜に来るべきでした。

 

ミュンヘン旧市街

オクトーバーフェスト会場を早々に切り上げたので、空港に向かうまでの残った時間で2年半ぶりのミュンヘン旧市街へ。中央駅から旧市街の入り口のカールス門へ。旧市街のメインストリート、ノイハウザー通りをマリエン広場に向かいます。

旧市街の入り口カールス門 ミュンヘン旧市街のノイハウザー通り
マリエン広場のミュンヘン市庁舎と聖母子像

お天気が回復してきて、青空が広がったミュンヘン。名残惜しいものの、Sバーンで中央駅まで戻りコインロッカーから荷物をピックアップ。再びSバーンに乗って空港へ。

旧市庁舎 ミュンヘンのSバーン

 


旅のヒント

今回のドイツは、ドイツ鉄道や分社化した私鉄に乗り放題のジャーマンレイルパスを買ってドイツ国内を巡りました。フランスやイタリアと違い、ドイツ語圏やオランダ語圏の国々の鉄道は、ICEやIC、EC等の優等列車もごく一部の例外を除けば座席指定を受けずに乗車できるので、自由がききます。満席の心配があれば、別途有料で座席指定もでき、窓口に並ばなくても券売機でも可能です。今回は、座席指定をしなくても、座れないことは一度もありませんでした。

またDBの券売機は時刻検索もでき、乗換駅は発着番線も表示され、結果のプリントまで無料でできる優れものです。英語のボタンはありますが、残念ながら日本語には対応していません。

ジャーマンレイルパスは日本でも買えますが、一般の外国人なら現地の主要駅でも買うことができます。ミュンヘン空港駅やフランクフルト空港駅で購入実績がありますが、日本で買うより代理店の手数料と為替の手数料がかからないだけお得です。

ジャーマンレイルパスには1等と2等がありますが、2等で十分だと思います。ICEの1等と2等では、座席配置が1+2と2+2の差で、座席そのものは日本の新幹線の普通車とグリーン車ほどの差はありません。REやR、Sバーンに至っては、パーテーションで部屋が別れているだけで、1等も2等もほとんど同じ座席の場合もあります。

1等の方が空いているのがメリットですが、長い編成の場合は端まで歩くことになる場合が多く、2等でも隣がいなければ1等とほとんど変わらず、十分快適です。

DBから分割民営化されジャーマンレイルパスでは乗車できませんが、旧東ドイツ地区には、現在でも蒸気機関車で運行している鉄道が何ヶ所もあります。今回は、その中で3個所を訪問してきましたが、一押しはハルツ狭軌鉄道。ブロッケン山に登る路線は全列車蒸気牽引で、本数でも迫力でも他の鉄道を圧倒しています。

できれば、始発で機関区のあるヴェルニゲローデに宿を取り、夜の駅や機関区を訪れて下さい。機関区から道路1本を隔てたところにあるホテルALTORAがお勧めです。

2014年9月旅
2015年11月記


お役に立つリンク集

これからお出かけになる方や鉄道ファンの方に役立ちそうなリンクをそろえました

 


 

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