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トラム博物館行きのゴータカー

その行き先は、ライプツィヒトラム博物館。この日は、5月から9月までの月に1日、年間 わずか5日だけの開館日。Sバーンを逃したので、駅前でトラムを待ちます。停留所にいる客をつかまえて、券売機で1回券の買い方を教えてもらいます。

ライプツィヒ中央駅の荘厳な建物 駅前のトラム デュワグのNGT8Dと券売機

トラム博物館の開館日には、市内と博物館を結ぶ29E系統の臨時電車が運行されています。やってきたのは旧東ドイツ製の動態保存車、ゴータカー。ベルリンの87系統で乗った、2軸の単車2両の間に台車のない短い車体を挟んだ構造の3車体連接車。

ドアが折戸に、制御器が丸い自動車のハンドルのような形をしていて、ベルリンのゴータカーと異なるところもあるものの、電気ブレーキ常用でエアブレーキがなく、停止時に右側のハンドレバーを引くところなどの操作は同じ。

トラム博物館行きの29E系統が来た ゴータカーの丸いクルマのハンドルのような制御器
ゴータカーの車内 車体の連接部分

車掌さんも乗車していて、切符を売りに来ます。この電車にはトラムの1回券は使えないとのこと、博物館の入場券とセットになった切符を買い求めます。

トラム博物館まで来ると、その周囲のブロックを一周するループ線に入り方向転換して停車。乗客が下車すると、車掌さんもカメラを取り出してゴータカーを撮っています。10分ほど休憩した後、電車は再び市内に向けて発車していきます。

床に車輪のカバー トラム博物館前に到着
ゴータカーの後部 再びお客さんを迎えに市内へ

軽やかな吊りかけ音で快走するゴータカーを、動画でご覧下さい。

ライプツィヒトラム博物館送迎電車のゴータカー

 

ライプツィヒトラム博物館

ライプツィヒトラム博物館では、車庫を活用して1896年から1976年に製造され市内で活躍した歴史的な電動車19両と付随車14両、馬でひくトラムと切符販売車、移動住宅とクレーン車それぞれ各1両ずつを保存していますとホームページ(ドイツ語だけ)にありますが、この場所に全ての車両が置かれているわけではないようです。

車庫を活用したトラム博物館 ライプツィヒのトラムの歴史は馬車から始まった
歴史的な車両が並ぶ 記念写真の親子連れ

ベスチビュールのないオープンデッキの2軸単車から、戦後の旧共産圏の標準型チェコスロバキアのタトラカーまで、ライプツィヒで活躍した各種トラムが所狭しと並んでいます。

こちらは2軸の車体更新車 市内ツアーに出かける20号
2軸の付随車ローバーカー カフェになったゴータカーの付随車

 

博物館のクラシックトラムによるシティーツアー

乗客を乗せたマキシマムトラックのボギー車20号が2軸の付随車86号を牽いて、市内を一周するシティーツアーに出かけます。2軸単車の809号もあとに続きます。こんなツアーがあるとは知らず、サプライズ。中央駅から乗る予定にしていた列車を遅らせての参加です。

シティーツアーの乗務員と乗客 809号に乗る乗客
ゲートが開き電車が市内に出ていく 営業路線に出た809号

20号に乗ってドレスデン市内を巡るシティーツアーの様子を、動画でご覧下さい。

ライプツィヒトラム博物館動態保存車によるシティーツアー

ライプツィヒトラム博物館は、こちらで詳しく紹介しています


トラムでドレスデン旧市街へ

博物館の前からトラムで中央駅方面に戻ります。停留所周辺に券売機は見つからず、駅前で買っておいた1回券が役に立ちます。

やってきたのはボンバルディアのフレキシティー・クラシック。5車体連接で3両のボギー車の間に台車のない短い車体を挟むタイプで、前後の車両の動力台車部分に1段のステップがある部分低床車NGT12。ドレスデンと同じタイプです。

ボンバルディアのフレキシティー・クラシックNGT12 動力台車部分に1段のステップがある
ドアの向かいの低床部分にこんな背もたれが 20号が折り返して来た

後方から、先ほど市内ツアーに出て行った20号が折り返して近づいてきますが、フレキシティーとは性能に格段の差。あっという間に引き離します。

中央駅前でトラムを降りて、旧市街の中心マルクトへ。16世紀半ばに完成したルネッサンス様式の旧市庁舎が美しい。

旧市街のマルクト広場 広場に面した旧市庁舎

市庁舎裏のナッシュ・マルクト広場には、若き日をこの街で過ごしたゲーテの像。その後ろは、バロック様式の旧商品取引所。通りを挟んで向かい側の建物には、多くの店が集まるアーケード街“メードラー・パッサージュ”が口を開けています。その中に立つ彫像は、ゲーテの代表作“ファウスト”のエピソードによるものだとか。

市庁舎裏のゲーテ像 アーケード街の入口
ゲーテの代表作ファウストの彫像 アーケード街メードラー・パッサージュ

近くのトーマス教会は、表に銅像の立つバッハにゆかりのある教会。13世紀のはじめの創立で、19世紀末の改築で今の姿になったのだとか。バッハがこの教会の音楽監督だったのは、亡くなる1750年までの27年間。教会内にあるバッハの墓は、没後200年を記念して1950年に設けた、まだ新しいもの。

トーマス教会 トーマス教会の前に立つバッハ像
トーマス教会の祭壇 バッハの墓 パイプオルガン

 


 

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