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普通列車RB

DBフライタール・ハインスベルク駅の高架ホームに、機関車の正面、助手席側の窓に“ドレスデン”の行き先を表示した143型電気機関車が、わずか2両の二階建て客車を従えて普通列車RBが入線してきます。143型は、東ドイツ国鉄DRから引き継いだ汎用機だそうです。

運転台付きの客車の二階の一部、ガラスで仕切られた10席だけが1等になっているものの2等と同じシートで、違いは赤い枕カバーだけ。シートピッチは多少広かったかもしれません。

143型牽引でドレスデン行きRBが入線 RBの二階2等席
RBの1等席 違いは赤い枕カバー プッシュプルの客車の運転席

客車の後部運転室を覗いてみましたが、誰もいません。車掌さんはどこかの座席かな。


ドレスデン・アルシュタット機関区鉄道博物館

終点ドレスデンの一つ手前、ドレスデン・プラウエン駅で下車。ドレスデン中央駅方向へ線路と並行する道を10分ほど歩くと、ドレスデン・アルシュタット機関区鉄道博物館の入口があります。この日は、春から秋の第1と第3土曜の開館日。

ドレスデン・プラウエン駅で下車 ドレスデン・アルシュタット機関区鉄道博物館全景

扇形庫の中に、東ドイツ国鉄DRに所属した大型蒸気機関車を中心に保存展示。5両が機関庫から頭を出して勢揃い。そのうちの1両、62型タンク機関車をオレンジ色の車両移動機を使ってターンテーブル上に引き出し、説明しながら回転して見せています。

扇形庫に並ぶ蒸気機関車
03型と89型テンダ機 19型テンダ機と62型タンク機

直径2mの大きな赤い動輪。ドイツを代表する01型が格好いい。西ベルリンのドイツ技術博物館の01型が門鉄デフのモデルになったといわれる切り欠きデフだったのに対して、こちらは標準的なデフレクタを装備しています。

01型テンダ機 ターンテーブルに乗る62型
77型電気機関車が登場 機関庫の横に入線

特別参加でしょうか、ヤードの向こうから3車体連接構造のロッド式77型電気機関車が自走してきて、架線のない機関区内にディーゼル機関車で押し込んで展示します。

ドレスデン・アルシュタット機関区鉄道博物館の様子を、動画でご覧下さい。

ドレスデン・アルシュタット機関区鉄道博物館

ドレスデン・アルシュタット機関区鉄道博物館は、こちらで詳しく紹介しています

ターンテーブルの脇から土手の階段を登ると、操車場と博物館の上を跨ぐ陸橋に出ます。陸橋のたもとの停留所からバスに乗り、すぐ先の交差点でトラムに乗り換えてドレスデン中央駅へ。

雲行きが怪しくなってきた 雨宿りを兼ねてペットボトルのビールとパンで昼食

晴れていたのに雲行きが怪しくなってきたと思ったら、いきなりの豪雨。雨宿りを兼ねて、駅構内のスーパーマーケットでパンとビールを買って昼食です。このビール、何とペットボトル入り。

DBの主要駅では、ドイツテレコムのWifiに1日1回30分だけ、無料で接続できます。時間つぶしにちょうどいい。


ドレスデン公園鉄道(子供鉄道)

雨があがった頃合いを見計らって、中央駅からトラムでグロッサー・ガルテン(大公園)へ。トラムを降りて公園の西側入口から振り返ると、東ドイツ当時の保存車両でしょうか、2台のクラシックバスが角を曲がっていきます。

公園の中を進むと、見つけた! 軌間381mmの超超狭軌の線路が通っているのを。公園鉄道は、旧共産圏の国々にあった教育施設として、運転士以外の鉄道業務を小中学生が担う子供鉄道が今に残っていて、4月上旬から10月下旬までの月曜を除く日中に運行しています。

雨上がりの大公園前 クラシックバスが行く
超狭軌の線路を見つけた 線路をたどっていくとホームがあった

駅はどこかと線路をたどっていくと、公園の北西端に近い位置にホームがありました。その上に赤い帽子の駅員の男の子が1人立っていて、列車の到着を待っているようです。横から駅構内に入ってしまったようで、ホームの向こうに半円形の屋根の駅舎があり、出窓の部分は運転指令でしょうか、男の子が受話器を取って何処かと連絡中。

駅舎内には切符売り場のカウンターがあり、出札の女の子には英語が通じます。運賃は、公園内を一周してここまで戻ってくると6€。高い! 次の駅までなら1€とのこと、1駅間だけ試乗できればいいや。

立派な駅舎もある 出窓の部分は運転指令?
小さな列車がやってきた 2番線ホームは通過して

ホームの端で待っていると、背中合わせに重連の青いディーゼル機関車が10両ほどの客車を牽く小さな列車がカーブを曲がり、駅員の子が待つ2番線に進入してきます。でも、列車はそのまま通過していき、駅員さんは向かいのホームに移動。ループ線で向きを変えてきた列車が1番ホームに停車。乗車する親子連れが駅舎からゾロゾロ出てきますが、何故か混雑した車内からこの駅に降りた人はごくわずか。

この子も赤丸の標識を持っている ループ線を回って向きを変えて再び現れる
1番線ホームで停車 駅員さんは安全を確認して

何とか空席を見つけて乗り込むと、駅員の子が前後の安全を確認してから丸い札を上げて運転士に発車の合図を送ります。駅名標を見ると、ここはハウプトバンホフ、中央駅。

列車を見送る 複線区間を快走して
次の駅に到着 3人の駅員さんが出迎え

列車は複線の線路を快走して、公園の南側に位置する次の駅へ。ホームでは、男の子2人と女の子1人の3人の駅員が出迎えますが、下車したのは私一人だけ。公園鉄道もドイツの鉄道ですから、改札や切符の回収はありません。女の子が発車の合図を送り、列車は駅をあとにします。この駅の近くには、車庫があり客車が留置されていました。

女の子が発車の合図 近くの車庫に客車が留置
広大な公園の中 花壇に囲まれた建物もありました

公園の周囲を取り囲むようにトラムの路線があり、ここは公園の南端。でも、外の道路への出口がよくわからず、トラムの路線図では次の目的地に向かうには北側の通りを走る系統のトラムに乗った方がよさそう。広大な公園の中を南から北に縦断しましたが、電車通りに出るまでの道のりが遠く、途中からまた雨が降り出してきた。


 

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