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レスニッツグルント鉄道後部補機付き蒸機列車

点検を終えた176号機は、線路を渡って停車中の客車の最後尾に後ろ向きで連結。一緒にラーデボイル・オストに帰るようです。ラーデブルクにはターンテーブルはなく、給水を終えたE型機も転線して、逆向きで列車の先頭に連結。23分の折り返し時間はあっという間に過ぎ、駅の表に出てみる余裕もなく発車です。

ザクソンメイヤー機を列車の後部に連結 E型機も機回りをして
逆向きで列車の先頭に連結 後部補機付き

往路よりオープンカーの乗客が増えていますが、私を含めここまで乗ってきた乗客は、全員そのまま折り返します。先頭にE型機、BBのメイヤー機の後部補機付き列車は、快調にもと来た道を走ります。後ろにぶら下がって帰るだけだろうと思っていたメイヤー機も、上り勾配では元気に補機の役割を果たしています。

オープンカーの乗客 帰りはバックで牽引
舗装のない砂利道 後部補機

帰りもオープンカーに乗っていたら、往路で途中駅から乗ってきて、終点で一緒に折り返した老人が声をかけて来ます。東洋人が珍しいのか、どこから来た、ヤーパン(日本)か、写真を撮ってあげるからカメラを貸しなさい等々と言っているようですが、ドイツ語で話かけられても返答できず会話が続きません。椅子に座ったままで撮ってくれた、写真に写っている背景は空だけ。でも、ダンケと礼を言っておきます。

モーリツブルクでお城帰りの乗客が乗ってきて、車内は賑やかになります。

モーリツブルクに到着 オープンカーの乗客が増えた
E型機がバックで牽引 雨になったラーデボイル・オストに到着

終点近くなってから、先ほどまで晴れていた空が急に曇り、雨が落ちてきます。トラムとの乗換駅に停車中に急いで隣の客車に避難。でもドイツ人には、こんな中でもカッパを着込んで、平然とオープンカーに残る人もいます。

ラーデボイル・オストに到着すると、先頭のE型機は切り離されて機関庫の方に引き上げていきますが、最後部のメイヤー機は連結したまま。次のモーリツブルク行き区間列車はメイヤー機の単独牽引かもしれませんが、見届けることなくSバーンに乗り換え。

ラーデボイル・オスト駅のマイヤー式とSバーン DBのホームから見たメイヤー式

ラーデボイル・オストとラーデブルクの往復およびラーデブルクでの入れ替えの様子を、動画でご覧下さい。

レスニッツグルント鉄道ラーデボイル・オスト−ラーデブルクの蒸機列車


Sバーンでマイセンへ

この日は、ジャーマンレイルパスがまだ有効。Sバーンに乗り換え、磁器で有名なマイセンに向かいます。Sバーンにも1等室がありますが、1両の二階席の真ん中にガラスで仕切られた6席だけ。2等が通路を挟んで2人ずつに対して、1等は2人と1人になっていて、大きなテーブルを備えています。20分足らずでマイセンに到着。面白いなと思って、誰もいない1等室に入って写真を撮っていると、2等席には降りずに残っている人の姿が。

マイセン方面のSバーンが入線 Sバーンの二階席
中央に6席だけの1等室 マイセン・アルシュタット駅を発車するSバーン

エッ、ここが終点じゃないの!? と思って慌てて階段を下り、ドアのボタンを押してももう開かず、列車はゆっくりとホームを離れていきます。エルベ川の鉄橋を渡って、次の駅に停車。ホームの時刻表を見ると、戻りの列車は13分後。でも、タブレットのGooglemapとGPSで確認すると、この駅の方が旧市街に近いようです。駅の名前をよく見ると、マイセン・アルシュタット(旧市街)。

 

マイセン旧市街

ガイドブックにはマイセン駅で下車し、徒歩でエルベ川の橋を渡って旧市街に向かうように書いてありますが、一駅先まで乗った方が歩く距離は短くて済みます。ただ、マイセン・アルシュタット駅はホーム1本の無人駅で、初めてこの駅から乗ろうとすると、駅の入口を見るけるのが大変かも。

高台に建つアルブレヒト城 旧市街のマルクト広場
マイセンの磁器でできた鐘の鳴るフラウエン教会

高台に建つアルブレヒト城を見上げながら、市庁舎やフラウエン教会の建つマイセン旧市街のマルクト広場へ。運良くフラウエン教会の鐘がなり始めました。この鐘は金属ではなく、マイセンの磁器でできているのだとか。カンカンではなく、チンチンに近い音色です。

マイセン市庁舎 城に続くブルク通り

 

マイセンのアルブレヒト城

マルクト広場から賑やかなブルク通りの坂道を登って、丘の上に建つアルブレヒト城に向かいます。途中から近道の階段が見つけられずに、クルマの通れる道をぐるっと遠回りしてしまいました。トンネルになった入口の門をくぐると、2本の尖塔を持つゴシック様式の大聖堂がそびえています。

坂道を登り門のトンネルをくぐると 大聖堂
15世紀に建てられたアルブレヒト城

それに隣接するのが、15世紀に建てられたアルブレヒト城。18世紀のはじめから19世紀の半ばに町外れに移転するまで、この中に磁器の工房が置かれ、ヨーロッパの磁器の歴史はこの城から始まったのだとか。

 

エルベ川を見下ろすテラス

屋根裏部屋の明かり取りでしょうか、大聖堂の右側に建つ、屋根に眼のある建物の下をくぐるとエルベ川を見下ろすテラスに出ます。高い建物は教会の塔だけ。川の両岸に赤い屋根の連なる、いかにもヨーロッパという風景です。

大聖堂に向かって右側の建物を トンネルをくぐるとエルベ川の展望台へ
新婚さんかな 新郎は? 城からエルベ川の眺め
右の橋を渡り新市街を川沿いに行くとマイセン駅 さらに奥には鉄道の鉄橋も

 

マイセン・アルシュタット駅へ

城からの帰りは、近道の階段を見つけてブルク通りに降ります。ここにもまた眼のある家が。フラウエン教会の塔を目印にマルクト広場へ。マイセン磁器工場は少し離れたところにあり、見学時間ももう終わりなので省略。もと来た道をマイセン・アルシュタット駅に戻ります。

屋根に眼のある家が ブルク通りの向こうにフラウエン教会
マルクト広場にも屋根に眼のある家 マイセン・アルトシュタット駅隣接のショッピングセンター

Sバーンは30分間隔の運行。まだ時間があるので、隣接する大きなショッピングセンターのスーパーマーケットで、冷えたビールと土産のチョコレートと買い込んで、その裏にある駅へ。


 

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