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地下鉄でベルビュー宮殿へ

ドイツ5日目も、市外を含むCゾーンまでの1日乗車券を買って、朝からベルリン市内観光に出かけます。今日は、乗車前にホームの刻印機で日付と時刻の印字を忘れないように。U9系統のUバーンに、黒い顔をした新型車がきました。車内には、天井からモニターがぶら下がっています。

今日は忘れないよう乗車前に刻印 U9系統Uバーンの新型車
天井からモニターのぶら下がるUバーンの新型車 シュプレー川の遊覧船

まずは大統領官邸であるベルビュー宮殿に向かうため、ツォー駅でSバーンに乗り換えて一駅、宮殿の裏手に位置するベルビュー駅で下車。公園に沿ったシュプレー川沿いの道を通って宮殿の正面へ。

前日、バスの車内からみた戦勝記念柱ズイーゲス・ゾイレの立つロータリーは、宮殿からすぐ近く。黄金の天使像の足元にある展望台には、まだ人影は見られません。

大統領官邸ベルビュー宮殿 ズイーゲス・ゾイレ
黄金の天使像と足元の展望台 西ドイツ(左)と東ドイツ(右 アンペルマン)の歩行者信号機

 

Uバーンブランデンブルク門駅

ズイーゲス・ゾイレの足元からバスで、今日もブランデンブルク門へ。門の前、パリ広場にはブランデンブルク門周辺の歴史的な写真を展示するパネルがあり、ヒットラーの姿も。

今日もブランデンブルク門にきた パリ広場にあったブランデンブルク門周辺の歴史的な写真

パリ広場の下には、Uバーンのブランデンブルク門駅。ベルリン中央駅との間を結ぶU55系統は、中間駅が1駅だけ、他のUバーンとは独立した路線。電車はわずか2両の短い編成。

ブランデンブルク門駅の壁は、周辺の歴史的な写真を展示するギャラリーになっていて、戦災や壁が築かれてからの様子、西ベルリンを訪問したケネディー米大統領の姿も。

U55系統のブランデンブルク門駅 ホームの壁にブランデンブルク門周辺の歴史的写真
米国ケネディー大統領が西ベルリンを訪れた ブランデンブルク門周辺のベルリンの壁1961-1989

 

アンハルター駅跡とポツダム広場の監視塔

ブランデンブルク門駅から、地下を走るSバーンで2駅のアンハルターへ。地上に出ると、戦前はベルリンの中央駅的な位置づけだったアンハルター駅舎の、連合軍の爆撃から残った巨大な正面の壁だけが建っています。その後ろにあったはずの頭端式のホームと何本もの線路は跡形もなく、線路が延びていた先にはサッカーのコートができていて、遥か向こうの高架線を行く黄色いUバーンの姿も。

ベルリン・アンハルター駅の遺構 頭端式ホームのあとは何もない

Sバーンで1駅戻るとポツダム広場。広場から少し入ったエルナ・ベルガー通りに建つベルリンの壁の監視塔を見落としていたのに気付き、前日に続いての再訪です。四角いベルナウアー通りの監視塔と異なり、こちらは円い柱の上に立つ八角形のスマートな塔。やはり、屋上には探照灯を備えています。

ポツダム広場近くに残る緩衝地帯の監視塔 壁の遺構を巡るガイドツアー

かつて、この通りは緩衝地帯だったのでしょう。塔の下では、壁の遺構を巡るガイドツアーでしょうか、数人の客が女性ガイドの説明に聞き入っています。

ポツダム広場からU2系統のUバーンでクレイドスドレイエックへ。やってきたのは、真四角な車体の外板にコルゲートのある電車。窓ガラスの白い模様は、ベルリンのシンボルであるブランデンブルク門。DBやヨーロッパの他都市では、窓ガラスに傷を付けるいたずらが多発していますが、ベルリンのUバーンでは、はじめからガラスに模様を描くことで、その防止に役立っているのだとか。

U2号線の新型車 U2号線の旧型車
U2号線の車内 ベルリンUバーンの窓ガラスにはブランデンブルク門の模様
クライスドライエック付近の高架区間を行くU2系統 クライスドライエックで交差する高架区間を行くU1系統

電車はクライスドライエック駅の手前で地上に顔を出して高架線に駆け上り、この駅は2階のU2と3階のU1のUバーンがが交差しています。


ドイツ技術博物館

クライスドライエック駅で降りたのは、ドイツ技術博物館を訪ねるため。駅から徒歩で5分余り、U1の高架線の下をくぐると屋上にプロペラ機が吊されたガラス張りの博物館の新館が見えてきます。この飛行機はC-47。第二次世界大戦中には米軍や英国軍の輸送業務に携わり、戦後は1948年のソ連軍による西ベルリン封鎖時に100機以上を動員して10ヶ月にわたって行われた、西側陣営によるベルリン大空輸作戦の参加機です。

博物館の屋上にはC-47輸送機 機関庫を活用した鉄道車両の展示棟
ドイツの技術で最初に開発された蒸気機関車のレプリカ 縦型ボイラが室内に納まるB型蒸気機関車

技術博物館なので、鉄道や飛行機、船などの乗り物以外にもコンピューターや通信機器、紡績機械など何でもそろっていますが、先ほど駅舎正面の外壁だけを見てきたアンハルター駅の貨物駅の跡地を利用しているとかで、最も充実しているのは鉄道関係。大きな2個所の扇形庫を活用した展示館に、数多くの実物や模型がならび、庫外にはターンテーブルも残っています。

プロイセンS10型のカットモデル E型タンク機97型
ドイツを代表する旅客用01型 戦時型の貨物用52型

ドイツを代表する蒸気機関車や電気機関車、ディーゼル機関車からレールバスまで。丁寧に見ていると、時間がいくらあっても足りません。

シーメンスの1879年製電気機関車のレプリカ スイスのレーティッシュ鉄道の電気機関車
ナチスの鉤十字を付けたE19型電気機関車 西ドイツのディーゼル機関車V200型

第二次大戦中のナチスの鉤十字を付けた電気機関車や、ユダヤ人を強制収容所へ移送した貨車など、負の遺産も展示されているのがドイツらしいところ。

ICEの開発に向けた高速試験車 レールバスVT95型
ナチスがユダヤ人を収容所に送った貨車 U1系統に乗ってヴァルシャワ・シュトラッセへ

ドイツ技術博物館については、こちらで詳しくご紹介しています

クレイドスドレイエック駅に戻り、東に向かうU1に乗って終点のヴァルシャワ・シュトラッセへ。


 

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