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展示館の表に出ると、隣にこんな建物があります。前回の訪問時にも窓にカーテンが閉まっていましたが、それから4年が経過しても使われてる様子はありません。

 

 ▲ こちらの展示館らしき建物は未だに使われていないよう

その先にホームがあり、駅名は“年代”。東風4型ディーゼル機関車に連結した22系緑皮車の、年代物の列車が停車しています。客車を見に行こうとしたら、閉館時刻を過ぎたからか向こうから服務員がやってきて大声で追出しにかかります。

 

 ▲ 年代駅に停車する東風4型ディーゼル機関車と22系客車

東風4型の前には韶山3型電気機関車。服務員に追い立てられて次のオレンジ色のディーゼル機関車を撮り忘れましたが、車体形状の異なる水色も含め東風7型のようです。

 

 ▲ 韶山3型電気機関車

 

▲ 東風7型ディーゼル機関車 

隣には子供が遊べる広場。乗っているミニカーが汽車や高速列車の形をしています。

 

 ▲ ミニカーで子供が遊べる広場

後ろに並ぶ緑皮車は22型。1両は餐車(食堂車)で側面に“九江(贛州) 臨客 広州東 上海南”のシール式のサボを貼っています。ここに来る前は臨時列車で余生を送っていたのでしょう。昔は特快からローカル線まで中国のどこに行っても、いかにも共産圏という22型ばかりでしたが、すっかり見かけなくなりました。

 

▲ 2両の22型客車 

 

 ▲ 臨客のサボ

もう1両2段窓の22型は、表記は硬座車です。デッキに入ると、何故か布袋さんが鎮座しています。車内は2両とも座席を撤去してテーブルと椅子を並べ、食堂車になっていますが既に本日の営業は終了。

 

 ▲ 2段窓の22型硬座車

 

 ▲ デッキに入ると布袋さんが鎮座

 ▲ もと食堂車(左)と硬座車(右)の車内 座席を撤去してテーブルと椅子が並んでいる

その先の、貨車が置かれていいるところは屋根が整備されていました。

 

▲ この貨車は4年前もここにあったけど屋根ができている

さらに先には、新たに展示館に導入された車両に押し出されたのか、大物車や北京地下鉄2号線の電車が雨ざらしで、塗装に痛みも出ています。地下鉄車両の落書きは、中国で初めて見ました。ヨーロッパ人の仕業でしょうか。

 

 ▲ 大物車や地下鉄車両が展示館から追い出されている

 

▲ 車両への落書きは中国で初めて見た 

その他には、貨車やレールバスがつながれています。博物館への入場待ちか、単なる留置か。

 

 ▲ 留置中のレールバスや貨車

歩いて環行鉄道のバス停まで戻り、403系統始発の北京站東行きに乗ります。帰りは三元橋で降りずに終点の北京站東まで乗車。距離が10kmを越えるのか、一卡通による半額割引で1.5元でした。終点で降ろされるバス停は北京駅の手前。夕暮れにPM2.5が加わって、街が霞んでいます。

 

 ▲ 北京站東行きのバス

 

▲ 夕暮れの北京駅に着きました


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