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一部の山岳路線を除けば、中国の鉄道が電化されたのは比較的新しく、20年前には北京駅も上海駅にも架線は無く、ディーゼル機関車が牽引する列車が発着していました。そのためか、博物館に展示された電気機関車はわずか2両だけです。

韶山1型008号機 1968年 中国製

韶山1型008号機は1968年の中国製。シリコン整流器の交流電気機関車で軸配置はC-C。中国の代表的な電気機関車として、819両製造されました。

韶山1型008号機の運転台

韶山5型0001号機は1990年の中国製。わずか2両の製造にとどまりましたが、その技術は韶山8型に受け継がれて量産化されました。軸配置はB-B。

韶山5型0001号機 1990年 中国製

続いて、ディーゼル機関車です。

東風1型1301号機は1966年の中国製。ディーゼルエンジン駆動の直流発電機と直流モーターの組み合わせの幹線用電気式ディーゼル機関車で、706両が製造されています。建物の奥に押し込められていて、正面の写真がうまく撮れません。片運転台のため連結面は切り妻です。軸配置はC-C。

東風1型1301号機 1966年 中国製

 

東風1型1301号機の後部

中国国鉄を代表するディーゼル機関車といえば、東風4型です。旅客用、貨物用のほか数次にわたって改良が続けられ、長年にわたる製造で多くのバリエーションがあり、塗色も様々です。

東風4型0001号機 1973年 中国製

まずは、緑のオリジナルタイプの0001号機。説明板には交流発電機と直流モータの組み合わせを初めて採用した電気式ディーゼル機関車で、444両製造されたと書いてあります。東風4型シリーズの総数は5000両を超えるといわれているので、初期型のみの両数で改良型はこの数には含まれないのでしょう。軸配置はC-C。

東風4型0001号機の運転台

紺色の東風4型は4001号機。説明看板がないので詳細はわかりません。

東風4型4001号機 中国製

東風4型の改良型で、車体もモデルチェンジされた東風4D型は東風11型とともに現在も第一線に立つ機関車ですが、東風4Dを交流モーターにした西門子(シーメンス)との共同試作機が東風4DJです。量産には至らなかったのでしょうか。

東風4DJ型0001号機 2000年 中国製

東風5型の0007号機は1976年の中国製。入れ換え用の電気式ディーゼル機関車で、運転室の部分に“模範機車組”のエンブレムがついています。軸配置はC-C。

東風5型0007号機 1976年 中国製

東風7D型は、入れ換え用機関車を主体とした東風7型シリーズの中で唯一の本線用電気式ディーゼル機関車。北京の二七機関車車両工場製のため、正面には天安門のエンブレムがついています。1995年から1999年に山岳仕様の0001〜0150と寒冷地仕様の3001〜3064の214両が製造されました。博物館にはそれぞれのトップナンバーの0001号機と3001号機がいます。片運転台で軸配置はC-C。

東風7D型0001号機 中国製

 

東風7D型3001号機 中国製

東風7J型の0001号機は2003年の中国製。東風7型の多くは東風5型の改良版の入れ換え用の電気式ディーゼル機関車で、バリエーションが多く東風7J型もその一つです。仲間は全国で活躍しているのに、トップナンバーが製造から10年を経ずして博物館入りは何故?

東風7J型0001号機 2003年 中国製

東風8型の0001号機は、1984年の中国製。V型16気筒の大出力エンジンを搭載した貨物用電気式ディーゼル機関車で、従来機に比べ輸送力を28%アップしました。1984年から1997年に141両製造。軸配置はC-C。

東風8型0001号機 1984年 中国製

ND3型の0001号機は、1980年代半ばにルーマニアから輸入された電気式ディーゼル機関車。ヨーロッパ製なのに車体は入れ換え機に適したアメロコタイプ。軸配置はC-C。

ND3型0001号機 1980年代 ルーマニア製

NY5型の0003号機は、1967年西ドイツ製の液体式ディーゼル機関車で同型を4両輸入。大きな車体の上部が絞られており、同時期の中国製に比べると大出力でスマートなデザイン。軸配置はC-C。

NY5型0003号機 1967年 西ドイツ製

NY6型の0007号機は、1972年西ドイツ製の液体式ディーゼル機関車で同型を10両輸入。NY5型からエンジンが出力アップされており、エンジンメーカの異なるNY7型も20両あったのだとか。でも、博物館に保存されているもう1両も同じNY6型の0009号機。軸配置はC-C。

NY6型0007号機 1972年 西ドイツ製

 

NY6型0009号機 1972年 西ドイツ製

東方紅1型4290号機は、1971年中国製の幹線の旅客列車用ディーゼル機関車。中国初の量産型液体式ディーゼル機関車として1966から1973年までの間に106両が製造されました。同時期の東風1型と同様に片運転台です。軸配置はB-B。

東方紅1型4290号機 1971年 中国製

エンドキャブの東方紅2型0008号機は、1976年中国製の入れ換え用液体式ディーゼル機関車。電気式の東風5型や東風7型より小型。軸配置はB-B。

東方紅2型0008号機 1976年 中国製

東方紅3型0009号機は、1972年中国製の幹線の客貨両用のディーゼル機関車。東方紅1型の後継機で、電気式の東風4型と並行して量産された液体式ディーゼル機関車。軸配置はB-B。

東方紅3型0009号機 1972年 中国製

セミエンドキャブの東方紅5型0001号機は、1976年中国製の入れ換え用液体式ディーゼル機関車。東方紅2型と同時期の製造。軸配置はB-B。

東方紅5型0001号機 1976年 中国製

北京3型3003号機は、1975年中国製の幹線の旅客列車用の液体式ディーゼル機関車。正面には天安門のエンブレムを付けた北京の二七機関車工場製です。同じ液体式の東方紅3型や電気式の東風4型と並行して量産され、358両が製造されました。軸配置はB-B。

北京3型3003号機 1975年 中国製

 


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