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カンチャナブリバスターミナル

バンコクに向けて発車して行く列車を見送っている間に、カンチャナブリ駅で下車した乗客はみんなどこかへいってしまいました。駅の外に出ても、タクシーはおろかトゥクトゥクやモーターサイもいません。午後は西側の歩道が日陰になるので、こちらを選んでバスターミナルまで歩くことに。途中で市内を走るバスを見かけますが、行き先もバス停の場所もよくわかりません。

暑い中を20分余り歩いてカンチャナブリバスターミナルにたどり着く直前に、バンコク行きらしきバスが出ていきます。1時間に3本ぐらいは運行しているようなので、まっいいか。110バーツでバンコクまでの切符を買った窓口で聞いた乗り場に行くと、外国人と見たのか事務机の椅子に座った中年の男性が英語で15分と言ってきます。

市内を走る中型バス バス窓のステンレスボデー
ソンテウからロットゥーまで各種バスが出入りする

ターミナルに出入りするバスやトラック改造のソンテウ、ワゴン車のロットゥーを見物して時間を潰します。冷房がないのか、スーパーハイデッカーでも側面窓が上昇式のバスや、側窓の上段がHゴム支持のバス窓で80年代のようなデザインでも切れ長のヘッドライト形状だけは新しそうなバスなど、ここにはアンバランスな面白い車両がゴロゴロ。大半がベンツのマークを、一部にトヨタや日野の新しいマークを付けていますが果たして本物でしょうか。

15分が経過してもバンコク行きは現れません。先ほどの男性があと10分と声をかけて来ます。10分が過ぎると今度はあと5分。やっと遅れていた便が到着し、折り返しのバンコク行きになります。他のバスとは一線を画す綺麗なクルマで、掃き溜めに鶴。私に声をかけてくれた男性は、バンコクまで乗務する交代の運転士でした。

冷房のよく効いたリクライニングシートの車内でほっと一息。でも、バンコク行きのバスが発車する時点で、カンチャナブリ駅で下車してから既に1時間以上が経過しています。乗り換えないでそのまま列車にした方がよかったかな。

トヨタとベンツのマークは本物? 暑くてやってられないのか昼寝中
やっとバンコク行きが入線 掃き溜めに鶴 車内も今朝のバスより綺麗で快適

カンチャナブリから2時間余りでバンコクの街が近づいてきます。タブレットの地図にGPSを重ねて見ていると、今朝乗ったバンコク南バスターミナルを通り過ぎて都心方面へ。何処まで行くんだろう思っていると、チャオプラヤー川に架かる橋の手前のバス停で停車し、ここで半数以上の乗客が下車。

でも、まだ車内に残っている客もいるので、橋を渡って都心方面に向かうことを期待してそのまま乗っていたら、ここでぐるっと方向転換して今来た道を戻ります。10分余り走って着いたところがバンコク郊外の南バスターミナル。しまった、さっきの場所で降りておくべきだった。


バンコク南バスターミナルから市内バスで都心へ

ガイドブックによると、中・長距離のバスが発着する南バスターミナルから都心へ向かう511系統の市バスがあるはず。でも、その乗り場が何処かわかりません。バスターミナルに併設のショッピングゾーンにある携帯電話ショップなら英語が通じるかと思い、店員の若い女性に聞いてみると質問内容は理解してくれたものの、彼女は市バスの乗り場を知らないようで、スマホでどこかにかけてそのまま私に手渡します。電話の相手は、バスターミナルの建物から外に出て右へ行ってどっちへ曲がりその先を……。複雑そうなので、またその付近まで行ってから尋ねることに。

電話で聞いた方向に行き、警察官を見つけて尋ねてみるが英語が全く通じない。メモ用紙を取り出し“Bus Stop 511”と書いて見せると理解してくれたようで、黙って指差しています。その先で、乗客を乗せていない回送中の市バスを見つけ、あとを付いていくと系統別にバスが待機しています。ここだ!

広いバスターミナル内でやっと見つけた市内路線の乗り場 新しい日野のマークを付けた511系統
市内に入ってきた BTSの線路の向こうにセントラルデパート

511系統は、新しい日野のマークを付けた冷房車のオレンジバス。前がよく見えるように運転士の後ろの席を確保。発車するとすぐに車掌が切符を売りに回ってきます。バンコクのバスは均一運賃と距離により運賃が異なる場合があり、冷房車は後者のようです。この場合、行き先を告げて買う必要があり、適当に行けるところまで行って降りるときに払うということができません。“チットロム”まで買おうとすると、車掌は“このバスは行かない”と言っているらしく切符を売ってくれない。運転士もバスを止めてドアを開け“降りろ”と言っているようです。

乗る系統を間違えたのか、夜になってとんでもないところへ連れて行かれても困るのでとりあえず降りて、バスをみるとやっぱり511と表示しています。降ろされた場所はまだバスターミナルの敷地内。もう一度始発のバス停まで戻り、20分ほど待って来た次の511系統に乗って車掌に“チットロム”と伝えると、やっぱり行かないと言っているらしい。地○の歩き方の路線図が間違っているのか、発音が悪くて通じないのか。今度は降ろされないように、それなら“BTS Station”と言ってみたが車掌に通じない。

その時、やりとりを聞いていた乗客の若い女性が英語で助け船を出してくれました。彼女もBTSに乗り換えるとのことで一緒に行くことにして、車掌から切符を買ってもらい、やれやれ。バンコクで発刊している旅行雑誌の編集の仕事をしているそうで、年明けに高山から富山方面に取材に行く予定だとか。雪があって寒いよ!とアドバイスしておきました。511系統が南バスターミナルを出た段階で、カンチャナブリからのバスを降りてから既に1時間以上が経過しています。

セントラルデパートの高級フードコート フードロフト タイカレーの店
タイカレー 通りの向こうにエラワン祠

BTSの高架線が見えてきたところで彼女についてバスを降り、ラーチャーテーウィ駅で乗り換え。ここまでは地○の歩き方に掲載の511系統の路線図は合っています。あとでネットで調べてみると、511系統には一般道経由と都心に入ってから高速道路を使うものがあり、前者は青い看板、後者は黄色の看板を掲げているのだそうで、写真のバスを見るとフロントガラスの奥に黄色の板が見えます。地○の歩き方には、チットロムを通らない高速道路経由の路線図は掲載されていません。

BTSをチットロム駅で下車して隣接のセントラルデパート内の高級フードコート、フードロフトへ。ここのタイカレーは、値段もそれなりながらお味もなかなか。

遅い夕食の後は近くのパワースポット、エラワン祠へ。訪問の4ヶ月余り前に爆破テロの現場となったことなどみんな忘れたかのように、お参りのタイ人から外国人観光客まで、夜遅くになっても大いに賑わっています。仏教国タイですが、ここはヒンドゥーの神様なんですね。

ヒンドゥーの神プラフマー お参りをする人
お供えのマリーゴールドの花 タイ舞踊も行われている

そろそろホテルに帰ろうかと思ってバス停に向かったものの、夜の10時を過ぎると運行が終わるのか、通りにバスの姿は1台もなくバス停にも待っている人がいない。時間通りには来ないにしても、系統毎の終バスの時刻ぐらいは明記してほしいものです。やむなくBTSとMRTを乗り継いでフアランポーンへ。

BTSとMRTで切符(ICカードとトークン)が別々なのは日本も同じとしても、高架のBTSをサラテーン駅で降りて地下のMRTシーロム駅への乗り換えが遠くて不便なも東京の地下鉄なみ。渋滞で多少時間がかかっても、バンコクで近距離は安くて乗り換えなしのバスですね。


バスに乗って王宮へ

タイ3日目は、午後の国際列車でマレーシアに向かいます。ホテルをチェックアウトして荷物を預け、発車時刻までの間、23年ぶりに王宮にでも行ってみようと、フアランポーン駅前からバスで向かいます。冷房のない赤バスが来た。地図アプリにGPSを重ねて見ていると、脇道に入ったり複雑なコースをたどりながら王宮へ。

地下鉄工事のフアランポーン駅前のオレンジミニバス 赤バスの車掌さん
王宮横のバス停でいすゞの赤バスと日野の赤バス
こんな黄バスの冷房車も 屋根上はCNGタンク? 王宮の入口の門

純白の壁で囲まれた王宮。門から中に入るとセキュリティーチェックを経てチケット売り場へ。衛兵の交代でしょうか、王宮の方から門をくぐって隊列の行進が現れます。

門をくぐって手荷物検査へ 芝生の向こうにワット・プラケオの写真スポット
王宮の方から門をくぐって行進がやってきた

 

ワット・プラケオ

ここには、王宮とタイ王室の守護寺でもあるエメラルド寺院、ワット・プラケオが隣接しています。外国人料金500バーツの高いチケットを買って、まずはワット・プラケオへ。タイ人は無料だそうで。

右膝を立てて座る仙人の像が出迎えてくれます。テラスの上には金の仏舎利塔と仏教経典を納めたプラ・モンドップが建ち、魔除けの鬼、ヤックが守っています。その横にあるのは、アンコールワットの模型。

最初に対面する仙人の像 金色の仏舎利塔と仏教経典を納めたプラ・モンドップ
アンコール・ワットのミニチュア 魔除けの鬼 ヤック

プラ・モンティアンタム堂は、経典を納めた仏教図書館。プラ・ウィハーン・ヨートは、インド神話の蛇神を祀っているのだとか。日本の仏教とはずいぶん違いがあるようで。

仏教経典を納めたプラ・モンティアンタム堂 インド神話の蛇神を祀るプラ・ウィハーン・ヨート
本堂と黄金に輝く2基の仏塔 本尊のエメラルド仏

本堂に入る行列に並びます。ここは靴を脱ぐので、持ってきた携帯用スリッパが役立ちます。両サイドに建つ金の仏塔を横に並んで交互に支えるのは悪魔と猿神。どっちも同じように見えるのですが。

本堂の中にはタイでもっとも重要な仏像である“エメラルド仏”が鎮座しています。実際にはエメラルドではなく翡翠でできているのだとか。本堂の内部は撮影禁止のため、この写真は外に出てから望遠で。

本堂の廊下 仏塔を支える悪魔と猿神
ヒンドゥーの半鳥人キンナラ 本堂と鐘楼

 


 

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