梅小路機関区

梅小路機関区の車両

梅小路機関区の想い出

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C5739の牽く山陰
本線敦賀・豊岡行
'68.7 丹波口

C575[梅]と
C57152[福]
'68.7 梅小路

C5789[梅]

'68.7 梅小路

C5715[梅]

'68.7 梅小路

C57190[梅]

'68.7 梅小路

         

4次型C57190
の足回り
'68.7 梅小路

C57127の牽く山陰
本線普通列車
'68.1 花園

C1196[梅]は
入れ換えに従事
'68.7 梅小路

48677[梅]の
後ろ姿
'68.7 梅小路
48677[梅]

'68.7 梅小路
         
28675[梅]

'68.7 梅小路
扇形庫とターン
テーブル上のキハ55
'68.7 梅小路

扇形庫に並んだ
保存機
'85.10 蒸気機関車館

扇形庫に並んだ
保存機
'85.10 蒸気機関車館

B20とC11

'85.10 蒸気機関車館

         

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京都駅を発車した東海道本線の電車の右側の車窓に、山陰本線の列車の左側の車窓に、扇形庫とその周辺で煙を上げて待機している蒸気機関車が見られるところ、それが梅小路機関区でした。

かつては、東海道本線や山陽本線の特急や急行を牽引する蒸気機関車が配置されていましたが、私が初めて梅小路を訪ねた1968年段階では、山陰本線の旅客列車を牽引する6両のC57と入れ換え用のC11が1両、それに大正生まれの老兵8620型が4両が位置されるだけになっていました。

梅小路の所属機以外にも、山陰本線の列車を牽引してくる福知山機関区や米子機関区の札をさしたD51やDD54、DF50なども、梅小路機関区に出入りしていました。この日の扇形庫は、キハ58が連結面を見せている他は空で、キハ55がターンテーブルに乗っていました。

梅小路機関区の8620型の運用はよくわかりませんが、東海道本線の膳所駅と江若鉄道の浜大津駅をむすぶ浜大津貨物線の貨物列車の牽引や、浜大津貨物駅での貨車の入れ替えに8620型蒸気機関車が従事していたので、梅小路のハチロクの仕事の一つだったのかと思います。

余談ですが、この国鉄浜大津貨物線を借用していたのが京阪電鉄石坂線で、線路の幅が異なるため複線の片側のみ標準軌と狭軌の3線式となっていて、京阪の電車を待たせて国鉄の貨物列車や国鉄膳所駅に乗り入れる江若鉄道の気動車が走っていました。

梅小路機関区に所属したC57は、C575、C5715、C5739、C5789、C57127、C57190の6両です。C575から127までは1次型、190号機はC59に似た戦後生まれの4次型のトップナンバーで、紀勢本線時代からの集煙装置を装備していましたが、後に取り外しています。

C575は正面のナンバープレートが型式入り、C5715が正面を除く両側面とテンダのナンバープレートが型式入りとなっていました。また、C575をはじめ、北陸本線から転入してきた機関車は、両側のデフレクタの上面と煙突をむすぶトンネルのつらら切りが残っていました。

梅小路のC57の担当していた運用は、京都−園部間の区間列車が主体で、午前と午後に各1往復のほか、夕刻京都発の下り通勤列車を牽引して園部で滞泊し、翌朝の上りの通勤列車で京都に戻る4往復で、うち1往復は休日運休のため、朝に機関車だけを梅小路に戻して、翌朝に備えて夕方園部に送り込むため、休日のみ本務機の前に回送機をつけたC57重連の旅客列車がありました。

長距離の運用としては、午後の敦賀(舞鶴線・小浜線経由)・豊岡(舞鶴線・宮津線経由)行きを綾部まで牽引し、綾部−福知山間は舞鶴線から来る福知山行きの回送前補機として、C57+C58の重連で福知山まで行っていました。福知山機関区で休憩の後、夕刻の福知山発の列車を牽引して京都に戻る運用でした。

丹波口駅から梅小路機関区に向かうとき、ちょうどC5739が敦賀・豊岡行きを牽引してきました。梅小路機関区には、C57127を除く所属機4両と、福知山の2次型C57152がいました。すでにDD54の量産機が登場して福知山機関区のC57の運用を置き換えていましたが、この日はピンチランナーで京都に出てきたのでしょう。C57127は午前の園部往復の運用に入っていたと思われますので、別の日の花園駅付近での写真を掲げておきます。

1971年4月の山陰本線京都口の無煙化で、貨物列車を牽引していたD51とともに梅小路のC57の運用は終わりました。全検切れのC5715と予備的な存在だったC57190は廃車となり、C575は豊岡を経て浜田に、他の3両は遠く宮崎へと転出していきました。

1972年には鉄道100年を記念して、当時の国鉄の蒸気機関車から代表的な機種を集め、動態保存を行う場所に梅小路機関区が選ばれ、梅小路蒸気機関車館として再出発したのは、皆さんご存知の通りです。

2006/01記

 

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