“イタリア レオナルド ダ ヴィンチ記念国立科学技術博物館” |
イタリア第二の都市ミラノに“レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館”があります。最寄駅は、緑のラインカラーの地下鉄B線サンタンブロージョ駅。レオナルド・ダ・ヴィンチの描いた“最後の晩餐”のある、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会からも歩ける距離です。
▲ ミラノ地下鉄B線
博物館は1953年にレオナルド・ダ・ヴィンチの生誕500年を記念して創設されたもので、3つの建物から構成されています。入り口のある本館は、修道院として使われきた歴史的な二階建ての建物。その奥には、広い体育館のような鉄道館と、船と航空・軍事関連の展示館があります。
数多くの展示がありますが、google map のストリートビューで博物館内を歩き回ることができます。
2階の廊下へは、こちらから。 鉄道車両の展示館へは、ここから入ります。 船や航空機は、ここからどうぞ。
▲ レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館の正面入り口
入場券を買って中に入ると、巨大な機械が出迎えてくれます。
▲ 発電機でしょうか
二階に上がると最後の晩餐の絵が。レオナルド・ダ・ヴィンチがサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の食堂に描いたものとは、背景が違いますね。
▲ 最後の晩餐
絵に続く廊下には、レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチに基づいて作られ数多くの模型が並んでいます。やっぱり彼は天才ですね。
▲ レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチに基づく模型が並ぶ廊下
一昔前の全日空機の尾翼に描かれていた、有名なヘリコプターもあります。
▲ レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチに基づく模型
ミシンが並んでいます。日本のJUKIの製品も。
▲ ミシンの展示
テレビでは、SONYのトリニトロン管も。
▲ テレビもあります
マッキントッシュも、すでに博物館入り。
▲ 博物館入りしたコンピューター
楽器のコーナーもあります。
▲ ピアノや弦楽器
スポーツカーやクラシックカーも。
▲ スポーツカーやクラシックカーも
トラムの模型もあります。
▲ トラムの模型
宇宙のコーナーには、米国の宇宙船アポロ11号が地球に持ち帰った月の石。
▲ アポロ11号が持ち帰った月の石
もと修道院の回廊が取り囲む中庭を眺めてほっと一息。
▲ もと修道院の中庭もあります
別棟の体育館のような建物が鉄道車両の展示館。何故か19世紀の馬車があります。1885年製で、車輪から見て鉄道馬車ではないですね。
google map のストリートビューでは、ここから入ります。
▲ 鉄道車両の展示館
館内にずらりと並ぶ蒸気機関車や電気機関車。
▲ 鉄道車両展示館内の全景
まずは、19世紀後半の都市交通に活躍した馬車から。これは1885年製。
▲ 何故か馬車もあります