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エントロンカメント駅

トマールから乗ったリスボンのサンタ・アポローニャ行き普通電車から、エントロンカメントで下車。鉄道博物館のホームページでは、火曜から土曜の14時から17時半となっているので、駅でリスボンに戻るICの乗車券を買い、駅前を散策して開館時間を待ちます。

エントロンカメント駅の普通電車 エントロンカメントの駅舎

エントロンカメントは、機関区や操車場も併設された首都リスボンと第二の都市ポルトを結ぶ幹線の中間駅ですが、駅舎は小さく、何本かあるホームの間はエレベータ付きの跨線橋の新設工事がおこなわれているものの、現状は線路を直接横断する踏切の構造で、乗降客は多くはないようです。

エントロンカメント駅前広場 右側で跨線橋が工事中
隣のホームへは線路を渡る 蒸気機関車時代の給水塔?

かつては蒸気機関車が使用していたであろう、鉄道博物館になったターンテーブルと扇形庫は駅の向こう側。特に、扇形庫は1時間ごとのガイドツアーでのみ訪れることができるようなことがホームページに記載されているので、開館の10分前には駅を横断する陸橋を越えて行ってみることに。

駅の東西をつなぐ陸橋 陸橋の上から見たエントロンカメント駅
シーメンスの5600型 ステンレス車体の客車

 


エントロンカメントの鉄道博物館

横断陸橋の上から駅の構内や扇形庫がよく見えますが、陸橋の途中から分かれて鉄道博物館に向かう通路の扉は閉じられ、鍵がかかっています。陸橋を渡り終えて地上に降りたところは、鉄道博物館の裏にある何本かの線路を越えたさらに先で、鉄道の敷地外に出てしまい博物館の入口はありません。

駅のホームから見た鉄道博物館の扇形庫 陸橋から鉄道博物館へ行ってみたが

陸橋の上から、扇形庫の横や裏の博物館の敷地内に留置されている車両がよく見えるので、写真を撮りながらもう一度駅の方に戻ります。でも入口がわからず、扇形庫へのガイドツアーの始まる時刻になったので焦ってきました。

鉄道博物館扇形庫の裏に展示?されている機関車や客車
鉄道博物館扇形この横に展示されている古典客車と凸型ディーゼル機関車

 

鉄道博物館の扇形庫

駅のホームから直接、強引に線路を横断して博物館のフェンスのところまで行ってみたら、入口と書いた看板を見つけました。でも、その横の扉には鍵がかかったまま。呼び鈴のボタンがあったので押してみたものの、返答はなし。えーっ、今日は休館?

そのとき、不審な二人連れが構内をウロウロしているのを見ていたのでしょう、駅員がやって来て言うには“博物館は工事のため休館中”だって。そんなこと、ホームページのどこにも書いてないよ! 更新が遅れていたのでしょう、9ヶ月後の2014年11月現在のホームページには、“一時休館”となっています。いつまで工事をやっているんだ。

鉄道博物館の入口と本館と思われる建物

駅員に、“この博物館のためにわざわざ日本から来たのに”と言ったら、気の毒に思ったのか“外から写真を撮ってもいいよ”と言って駅の方へ帰って行きました。フェンスの外って、車両が行き交う駅の構内なんだけど、日本のように人が立ち入ったら列車を止めるなどということはないんですね。

この扇形庫は新しいコンクリート製で煤による汚れもなく、蒸気機関車の煙を排出する煙突も立っていないことから、博物館に転用するときに建て替えたのでしょう。以下の10両の写真は、その中に保存展示されている車両ですが、ほとんどが真正面からの撮影になってしまい、機関車の詳細もわかりません。蒸気機関車の小さなナンバープレートが煙突に横向きで取り付けられているのが珍しいですね。

鉄道博物館の扇形庫内の展示車両

そのままフェンスに沿って回り込むと、扇形庫の裏から一部の展示車両が見える場所もあります。

ターンテーブルと扇形庫 裏から見た扇形庫

 

鉄道博物館の保存車両

扇形庫の他にも鉄道博物館の敷地内に車両がいるので、フェンスの上にカメラを突き出したり、金網の間からレンズをのぞかせて撮ってみました。

先ほど、陸橋の上から見ていたマッチ箱の古典客車と凸型ディーゼル機関車は、フェンスの近くにいます。さらに回り込むと、上から見えていたD型電気機関車がいますが、同じようなマッチ箱客車等がならぶ奥へは進めません。

古典客車と凸型ディーゼル機関車
D型電気機関車 モーターカー?と各種客車

鉄道博物館の裏は、貨車の並ぶ操車場につながる線路を入れ換え用のディーゼル機関車が行き交っているので、指さし確認しながら線路を横断してフェンスの中にいる車両の見物です。ステンレス車体の食堂車や、紺色の寝台車がいます。今では、スペインとの間の寝台列車はタルゴ客車だけですから、引退した車両でしょう。丸いクラシックな車体のディーゼルカーも。

ステンレス車体の食堂車 寝台車
ディーゼルカー 奥の方に客車が

鉄道博物館の正面に戻り、今度は表側から見えるところにいる車両の観察です。C-Cの軸配置でセミセンターキャブのF型ディーゼル機関車は電気式でしょうか。日本の国鉄型の雰囲気もあるD型電気機関車と、ロッド式のC型ディーゼル機関車が連結しています。

セミセンターキャブのF型ディーゼル機関車
D型電気機関車 ロッド式C型ディーゼル機関車

窓の配置が不規則な紺色の客車と、ドアが車体中央に1個所だけのステンレス製の客車は、いずれもイコライザー式の古そうな台車を履いています。その向こうに紺色の流線型のディーゼルカーと、グレーの古典的なD型電気機関車が、それぞれ車体の半分だけ見えています。外からうかがい知れる、鉄道博物館の敷地内の車両は以上です。

窓の配置が不規則な客車 ステンレス車体の客車 扉は車体中央
ステンレスと鋼製の客車 流線型のディーゼルカー
D型の電気機関車 鉄道博物館敷地内の建物が工事中

 


 

 

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