フンガーブルク駅の外に出ると視界が開けます。
フンガーブルク駅 |
眼下にイン川が流れ、河畔に広がる旧市街。背後にはインスブルクを取り囲む山々の姿。
フンガーブルクから見たイン川 |
イン川とインスブルック旧市街 |
広大な構内を持つインスブルック中央駅の後ろの丘には、インスブルックオリンピックでも使われたジャンプ台。
中央にインスブルックオリンピックのジャンプ台 |
インスブルック中央駅のアップ |
インスブルック中央駅を発車してザルツブルク・ウィーン方面に向かう、オーストリア国鉄ÖBBの列車がイン川にかかるアーチ橋を渡っていきます。
イン川を渡りザルツブルク・ウィーン方面に向かうオーストリア国鉄の列車 |
フンガーブルクから先は、ロープウェーのゼーグルべーバーンに乗り継いで上を目指します。
フンガーブルクとゼーグルーベを結ぶロープウェー |
ロープウエーのゼーグルーベバーンに乗り継ぐ |
ゼーグルーベバーンの車内から下を見ていると、標高1905mのゼーグルーべから自転車で下界を目指す人がいます。
ゼーグルーベから自転車で下っていく人 |
ゼーグルーべからロープウェーをさらにもう一本、ハーフェレカーバーンに乗り継いで到着したところが標高2334m、インスブルック市街地の北にそびえるノルトケッテ(北の鎖)連峰のハーフェレカー。
もう1本乗り継ぎハーフェレカーに到着 |
崖のそばに建つロープウエーのハーフェレカー駅 |
ロープウエー駅から山頂はすぐ目の前。森林限界を超え、周辺には荒涼とした風景が広がります。
森林限界を超えたのか荒涼とした風景 |
ハーフェレカーから遠くに望むオーストリアアルプスの山々 |
東にはオーストリアアルプスの山々。南にはインスブルック市外の向こうに、イタリアに続く谷筋が見渡せます。
インスブルックの街と南へイタリアに続く谷筋 |
ハーフェレカーから見下ろすインスブルック中央駅 |
再び、2本のロープウエーとケーブルカーのフンガーブルクバーンを乗り継ぎ、旧市街に降りてきました。北の嶺を見上げると、ゼーグルーベとハーフェレカーのロープウエー駅が小さく見えます。
旧市街から見たハーフェレカー(山上の白い点)とゼーグルーベ(左下の緑の惨状の白い点) |
ハーフェレカー(右上)とゼーグルーベ(左下)のズームアップ |
高さ51mの市の塔には31mのところに展望台があり、旧市街の展望が開けます。
旧市街の市の塔 |
眼下には、インスブルックのシンボル黄金の小屋根。
市の塔から見た黄金の小屋根 |
市の塔からノルトケッテの方向に、弧を描くフンガーブルクバーンの路線が見渡せます。
市の塔から見たフンガーブルクバーンの路線 |
フンガーブルクを発車して下るフンガーブルクバーン 下には古い石積みの橋 |
フンガーブルクから、水色の1号車が降りてきます。車体枠の傾斜とぶら下がった5つの客室の関係がよくわかります。下の石積みのアーチ橋は、先代のフンガーブルクバーンの線路跡。
急こう配を下るフンガーブルクバーン |
その先代のフンガーブルクバーンの車両が、インスブルックからオーストリア国鉄ÖBBでザルツブルク方面に20分程のイエンバッハ駅の構内に保存されています。線路の勾配にあわせた階段状の車体のケーブルカーでした。
イエンバッハ駅構内に置かれた旧フンガーブルクバーンのケーブルカー |
ケーブルカーのフンガーブルクバーンと2本のロープウエーを含めてノルトケッテバーンと称するそうです。運行日や時刻等は、公式ホームページへどうぞ。
山頂のハーフェレーカーまで行くなら、往復運賃+数ユーロの料金でインスブルックのほとんどの交通機関の運賃や博物館等の入場料が無料となるインスブルックカードが お勧めです。