札幌市電

札幌市電の車両

札幌市電の想い出

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大通り付近
連接車 A838
'69.8

札幌駅付近
A830型
'68.9
札幌駅西の陸橋
ディーゼルカー
D1042 '69.8
札幌駅前
600型
'69.8
札幌駅付近

'70.3
         

大通り付近
雪かき車
'70.3

西4丁目
240型
'85.7
すすきの
101
'85.7
車庫前
8501
'85.7
真駒内
地下鉄南北線
'74.7

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札幌冬季オリンピックの開催に合わせて地下鉄が整備されるまで、市内交通の主力は市電でした。札幌駅前に降り立つと、正面に曲面ガラス一枚窓の丸い車体のスマートな市電が出迎えてくれました。今では、西4丁目から教育大学を経てすすきのに戻る2番の系統のみになってしまいましたが、1970年頃は市内を縦横に走り、北へは札幌駅の西にある陸橋で函館本線を越え、北大のそばを通って新琴似駅まで、南へはすすきのから別れて定山渓鉄道の豊平駅前まで、東は苗穂駅前と丸井から先の一条橋へ、西は円山公園に通じていました。

ラッシュ時の輸送力を確保するために、MT編成の連結車(親子電車で閑散時はMだけ単独運転)の試みが行われ、次いで連接車が数多く増備されました。連接車には、A800〜A830型があり、大きな窓とスマートな車体のA820やA830型は、ヨーロッパに出しても決して負けない日本の路面電車の傑作だと思います。3人乗務から運転手と車掌1人ずつの2人乗務に切り替えたあとは、正面に「連結車」と書いた車両には車掌が乗っている後ろの車両の中央のドアから乗車し、乗車時に料金を払って前の車両から下車するシステムになっていたと思います。A830型の一部は、廃止後名鉄美濃町線に移籍して現存していますが、赤一色となったことで、札幌時代の端麗さは失われ、冷房化を兼ねた更新工事で側窓も小さくなってしまいました。

札幌市電の車両の特長に、路面ディーゼルカーがあります。鉄北線の末端区間が電化されていなかったため、丸い車体の電車にそっくりのD1000型〜D1030型と、A820型連接車によく似たD1040型ディーゼルカーが、電化区間の市の中心部まで直通運転していました。

冬季の積雪時には、雪かき車が出動します。1970年頃のササラ電車は、旧型の単車を改造した木造車がまだ活躍していました。

その後、全線電化が完成して、廃車の部品を流用してディーゼルカーを電車に改造したり、旧型車を2両固定連結にするなどの取り組みも見られましたが、地下鉄の延伸により順次路線の縮小が行われ、1985年に訪問した時には現在と同じ路線になっていました。ワンマンカーを表す白帯を追加した丸い330型や道産子の230〜250型、親子電車の生き残りの101号が出迎えてくれました。また、20年ぶりの新車8500型が登場して活気が戻りつつありました。

最後に1枚、登場時の地下鉄の車両をお目にかけます。当時としてはなかなかスマートな車両でしたが、市電より一足先に引退してしまいました。

2000/09記

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