定山渓鉄道

定山渓鉄道の車両

定山渓鉄道の想い出

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ディーゼルカー
0番線ホーム
'69.8 札幌駅

モハ1001

'69.8
電車+DC
定山渓付近
'69.8
定山渓車庫

'69.8

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定山渓鉄道は、千歳線の東札幌と札幌の奥座敷、定山渓温泉を結ぶ鉄道で、北海道の私鉄としては珍しく、旭川電気軌道とともに電化されていました。でも、当時は千歳線が未電化のため、札幌までの直通列車はディーゼルカーで運転されていました。

札幌駅の片隅にあった切り欠き式の0番線から発車した定山渓行きの1両のディーゼルカーは、途中駅の苗穂に停車した後、東札幌から定山渓鉄道線に入ります。豊平でディーゼルカーはエンジンを停止して、前に電車が連結されます。ここから終点の定山渓までは、豊平川に沿った路線を電車に牽かれてのぼって行きます。

札幌から定山渓まで、遠回りする鉄道では1時間10分程度要するのに比べ、バスは55分でこの間を結び、本数も比較になりません。札幌オリンピックのため真駒内まで地下鉄が整備されることになり、路盤の一部をそれに譲って、1970年頃に定山渓鉄道は消えていきました。

当時の車両は、前面は2枚窓、側面は国鉄のキハ22によく似た、マルーンに白帯の気動車が3両と、赤とクリームに塗り分けた電車が10両程度の小さな私鉄でした。レンズの前にひもを引っかけてしまった失敗写真に写ったモハ1001を見るとよくわかるように、定山渓鉄道の車両は右側に運転台がありました。島式ホームでタブレット交換を容易にするためでしょうか。

右側運転台が嫌われたのか、廃止後は正面2枚窓の電車MT2両1編成が十和田観光電鉄に、ED型の電気機関車が長野電鉄に引き取られただけで、立派なディーゼルカーの再就職先はありませんでした。

2000/09記

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