伊東線/伊豆急行

伊東線/伊豆急行の列車

伊豆急行の切符

伊東線/伊豆急行の想い出

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100型
123号
'89.4
熱海

リゾート21
1次型
'86.2
熱海
リゾート21
1次型
'86.2 熱海

1000型
1502号
'88.2 伊東

リゾート21
の並び
'90.2 伊豆急下田
   

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伊豆急下田から東京山手線内行きの硬券

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熱海で東海道本線から分岐する国鉄伊東線の終点、伊東から風光明媚な海岸線に沿って伊豆半島東海岸を下田へ、伊豆急行が開通したのが1961年。以来、多くの列車は熱海−伊豆急下田間を通して運転され、国鉄車による東京から下田への急行“伊豆”や特急“あまぎ”、“踊り子”が下田に直通し、伊豆急車が熱海まで顔を出す運用が続けられています。

伊豆急が開業時に用意した、ハワイアンブルーのクモハ100やクモハ110、クハ150型などで構成する車両は、153系等の当時の国鉄急行列車に近い車内設備を持つ優秀な車両でした。

1970年代末に、この100系の車体を載せ替えるかたちで登場した1000型は、国鉄185系踊り子号なみの転換式クロスシートを備えています。伊豆急100系がくると、編成の中にグリーン車格下げ車両か、この1000型が入っていれば、選んで乗車したものです。

21世紀まであと15年となった1985年になると、先頭車に階段状の前方展望席を備え、中間車の座席の半分を海側に向けて配置した、2100型リゾート21が登場します。こんなデラックスな電車に普通乗車券のみで乗せるのは、伊豆急の運賃がグリーン車並みに高いからという、当時の会社の方の発言には納得。国鉄伊東線でリゾート21に乗車するのがおトクということでしょうか。

リゾート21登場から半年後に仕事で伊東まで行く機会があった時、時刻表にこの車両を使用する列車が明示されていたので、わざわざ時間調整して乗車しています。熱海の駅は雪が降り始めていました。そんな時期ですからリゾート21は空いていて、座席定員の前方展望席で、伊豆の雪景色を楽しむことができました。

同年夏の、伊豆急下田から東京山手線内行きの乗車券が見つかりました。まだ硬券が使われています。

その後もリゾート21は増備が続き、特急“リゾート踊り子”として東京駅まで乗り入れも果たしますが、近年の100型、1000型の全廃に続いて、21世紀になってまだ10年にもならないうちに一部編成の廃車も始まり、熱海の駅で見かける伊東線/伊豆急の列車は、いつも4扉の通勤型、ハワイアンブルーのステンレスカーです。

2009/10 記

 

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