江ノ島電鉄

江ノ島電鉄の車両

江ノ島電鉄の想い出

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江ノ島電鉄800型 藤沢 '84.1

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横須賀線の鎌倉と、東海道本線の藤沢をむすぶ江ノ島電鉄。かつては、“江ノ電”の愛称で親しまれる2両編成の小さな電車が、軒先をかすめて、あるいは狭い道路の中央にひかれた単線の線路を走る姿が、古都鎌倉や江ノ島の海の風景にとけ込んでいたものです。

最近では、冷房付きの立派な電車になり、全て2車体連接車で揃ったようです。2編成を併結した編成も増えたようで、4両編成の電車が道路の中央を身をくねらせながら走る姿は魅力たっぷりです。

江ノ電の写真を探してみたのですが、出てきたのはここにある1枚だけ。800型は、江ノ電オリジナル車でもなければ、連接車でもありません。甲府駅前と郊外をむすんでいた山梨交通電車線の廃線で上田丸子電鉄に移り、丸子線の廃線で江ノ電に拾われた車両です。

玉電から来た同世代の600型とともに、連接車に改造されることなく、2両編成で使用されていました。前後の扉と中央の扉のドアの窓の大きさが異なるのは、江ノ電に来た後に中央扉を設けたことによります。江ノ電らしからぬ青と黄色の塗色は、映画に出演したときのものだとか。

そういえば、この写真を撮ったころの藤沢駅は、江ノ電百貨店の2階にありました。今も同じ場所ですが、小田旧百貨店に名を変えています。

 

2009/02記

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